2024年ツール・ド・ラヴニールへの派遣に関しましては、JCFロード部会において慎重に検討を行った結果、女子のみの派遣とすることを決定いたしました。
これまで代表チームを派遣して参りましたが、本年は派遣を見送るとしたポイントは以下の通りです。
U23は既にプロ選手が所属するカテゴリとなっており、育成のためのカテゴリではなくなっている。この状況に対応するためには、U23では一定レベル以上に達している必要があります。この方針はパスウェイ(ロード強化指定選手ページに記載)においても確認済みです。
U23の中でもトップレースの1つであるツール・ド・ラヴニールはプロへの登竜門として非常に高いレベルのレースであり、代表チームとして選手に経験を積んでもらうという意味では、他に相応しいレースがあると判断しました。
育成に関しては、改めてジュニアカテゴリーからしっかりと行う必要があります。
代表派遣予算を効果的に活用する観点からは、過去の経緯に捉われることなく派遣レースの選定を行うべきです。これらを総合的に評価し、上記の判断を行いました。また、U23の代表派遣レースに関しては確定次第発表する予定です。
この判断が将来の日本代表選手の競技力向上に貢献することを期待しております。
日本自転車競技連盟ロード部会長 安原