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2024/10/20

【シクロクロス】2024 UCI Cyclo-Cross Training Camp 参加総評

10月6日(日)よりスイス・エーグルで行われた『UCIシクロクロストレーニングキャンプ』。
今年6月、このキャンプの実施のお知らせと「日本からもU17~ジュニア世代の選手を参加させることが出来ますよ」との派遣伺いの連絡が、UCIの担当者よりJCFシクロクロスナショナルチームの竹之内監督の元に入ってきました。
それから7月、8月と派遣に関する人選、また経費の確保をシクロクロス部会、またJCF事務局と考え、9月中頃にどうにか最終的な派遣の決定をすることが出来ました。
その中の一つに、竹之内監督の帯同、それもキャンプ中のコーチングスタッフに竹之内監督が入るという、私たちとしては嬉しい誤算が一つありました。
当初、竹之内監督の方ではこのキャンプに関して「視察」「帯同」の意味合いでUCI側と調整をしていたのですが、UCIの方からの連絡には「竹之内さんはコーチとして受け入れさせていただきます」との返答・・・。
竹之内監督自身は当初、この返答に戸惑いは有ったものの、私達シクロクロス部会としては「この機会に是非、コーチとしての経験値を増やしてきてください。この返答を受け入れる形で行って来てください!」との後押しも行い、コーチとして参加いただく事といたしました。
※竹之内監督のレポートではこの部分をぼんやり濁していますが、今回は視察・帯同ではなくコーチとしての参加です!

今回は移動日を含めると約10日間のキャンプ。
選手・監督(今回はコーチ)には実日だけでも約1週間の日程で、しっかりと自転車漬け、シクロクロス漬けの日々を送っていただきました。
レポート詳細は竹之内監督からのレポートにあった通りで、本当に内容の濃い、実の有るキャンプ参加となったのではと思っています。

ここで1点、本キャンプの最終日に行われたトレーニングレースの結果も、竹之内監督の講評を交えて追加でお伝えいたします。
※情報収集が上手くいかず、報告内容の進行が前後しているところが有りますことお詫びいたします。

<田島綾人選手>
ジュニア男子4位(エリートと同時出走50分)
竹之内監督講評:田島選手は頭で考えてからカラダが動くタイプで、最初のうちは環境の変化やレースに対して素早い対応が出来ず、強いモチベーションが上手く保てなかったのですが、今回のキャンプ後半では少しずつ修正が出来てきました。今後の成長が本当に楽しみです。

<石川七海選手>
女子2位(エリート混走35分)
竹之内監督講評:石川選手は特に技術吸収が早く、試走で伝えた内容をすぐ実践で修正しており、他選手より劣っている技術を体力でカバーする走りを見せました。技術力の方も少しずつ向上しています。石川選手においても今後の成長が楽しみです。

以上、見れば見るほど、聞けば聞くほどに、今回のトレーニングキャンプ参加で得られたものは本当に大きく、各選手個人としてはもちろんですが、私達シクロクロス部会、そして日本のシクロクロス全体においても本当に有意義なキャンプとなりました。
今回、スポーツ振興くじ(toto)の助成を使わせていただくことも出来、関係する皆様、またJCF事務局のご配慮にも本当に感謝しております。
選手の世界的な活躍に向け、シクロクロス全体としてこれからも頑張っていきたいと思っております。
引き続き、シクロクロスの応援の方、宜しくお願いいたします。

JCFシクロクロス部会
部会長 飯田 太文





【2024 UCI Cyclo-Cross Training Camp】
◆派遣概要<https://jcf.or.jp/news-77924/?category=cyclocross>
◆参加レポート1<https://jcf.or.jp/news-78016/?category=cyclocross>
◆参加レポート2<https://jcf.or.jp/news-78043/?category=cyclocross>
◆参加レポート3<https://jcf.or.jp/news-78124/?category=cyclocross>