「第30回 全日本自転車競技選手権大会 シクロクロス」が栃木県宇都宮市・道の駅うつのみやろまんちっく村にて12月13日~15日の日程で開催。
競技初日となる12月14日はエキシビションレースのエンデューロに引き続きマスターズのレースが行われ各年代別のチャンピオンが誕生した。
●男子マスターズ60+
序盤に増田 謙一 (SHIDO -WORKS)がリードしかけたが林間セクションのミスにより振り出しに戻り数名の先頭グループができた。
そこから増田と佐藤 稔 (スワコレーシングチーム)が抜け出しトップを入れ替わりながらレースが進むがやがて佐藤がリードを奪い、追い縋る増田から逃げ切り2大会ぶりにチャンピオンに返り咲いた。
3位には久馬 逸志 (今日も押しまs)が入った。
●女子マスターズ
スタートループで30秒の時差でスタートした男子マスターズ60+に追いついて男子選手を捌きながらのレースとなった。
伊藤 あすみ (マッディわかやま)、渡辺 佳織 (AXIS)が若干リード、それを西山 みゆき (―)が追う形となった。
終盤伊藤が渡辺からリードを奪い、そのままフィニッシュ。
2位には渡辺、3位に西山が入った。
●男子マスターズ50-59
84名とこの日1番のエントリーがあったこのカテゴリ。
4年連続で制している大原 満が不在の中、生田目 修 (イナーメ信濃山形&大幸ハーネス)、筧 五郎 (56)がレースをリードするが、3周目に生田目がメカトラブルで遅れる。
筧が第25回大会でMM40でチャンピオン位なって以来、年代別のチャンピオンとなった。
2位には生田目、3位には杉原 貴弘 (チーム バケラッタ)が入った。
●マスターズ35-39
数名の先頭パックでレースが進む中、佐野 千尋 (イナーメ信濃山形)がリードを奪い、そのまま先頭を譲ることなくフィニッシュ。
2位には佐川 祐太 (SNEL)、3位には岡本 紘幸 (NESTO FACTORY RACING)が入った。
●男子マスターズ40-49
数名の先頭パックから年代を跨いで4年連続チャンピオンの村田 憲治 (岩井商会レーシング)がリードし、それを斉藤 和哉 (シルクロード)を追う展開。
斉藤が3秒ほどまで詰め寄るが林間セクションに向かう3段坂を乗車でクリアできずに差が広がる。
平坦区間で再び差が詰まるが冷静に差を見極めた村田が通算5度目の年代別チャンピオンとなった。
2位には斉藤、3位には藤田 耕志 (TEAM RINGOROAD)が入った。
各カテゴリのリザルトは下記の通り。
男子マスターズ60+ (0.7km+2.7km×4Laps=11.5km)
1位:佐藤 稔 (スワコレーシングチーム) 31:26.401
2位:増田 謙一 (SHIDO -WORKS) +1.570
3位:久馬 逸志 (今日も押しまs) +11.037
女子マスターズ (0.7km+2.7km×4Laps=11.5km)
1位:伊藤 あすみ (マッディわかやま) 33:30.387
2位:渡辺 佳織 (AXIS) +7.717
3位:西山 みゆき (―) +58.282
男子マスターズ50-59 (0.7km+2.7km×4Laps=11.5km)
1位:筧 五郎 (56) 28:57.969
2位:生田目 修 (イナーメ信濃山形&大幸ハーネス) +18.938
3位:杉原 貴弘 (チーム バケラッタ) +1:01.198
男子マスターズ35-39 (0.7km+2.7km×6Laps=16.9km)
1位:佐野 千尋 (イナーメ信濃山形) 42:11.216
2位:佐川 祐太 (SNEL) +36.408
3位:岡本 紘幸 (NESTO FACTORY RACING) +1:20.410
男子マスターズ40-49 (0.7km+2.7km×6Laps=16.9km)
1位:村田 憲治 (岩井商会レーシング) 43:25.828
2位:斉藤 和哉 (シルクロード) +0.808
3位:藤田 耕志 (TEAM RINGOROAD) +18.043
詳細リザルトについてはコミュニケを参照してください。
【JCFシクロクロスシリーズ第8戦】第30回 全日本自転車競技選手権大会 シクロクロス