世界選手権前哨戦として、世界選手権1週間前にワールドカップの2連戦を計画した。
雨が続き、コースはマッド。ただ、砂の粒子の荒い水気の多い泥。
更に泥内に石も点在しており、ナショナルチーム内でもタイヤをパンクさせる選手がいた。
レースになると、コース幅が狭く抜きどころの少ないコース、
更に両カテゴリー共に90人近い出走でスタートは混乱を極めたが、各選手大きなトラブルなく序盤を終えた。
各選手の走りはその結果以上のものがあり、世界選手権での好走が期待できるものとなった。
・女子エリート(+U23,ジュニア混合)
渡部 54位 +9:14
石川 71位 -2Laps
日吉 74位 -2Laps
女子は渡部が54位、中盤から順位を下げていくレースだったが、世界選手権に向けて
パフォーマンスが大きく向上しているのがよくわかった。
石川は1周目がとても良い位置で終えていたが、オーバーペースにより失速し、71位。
日吉は序盤から大きく遅れてしまうレース展開だったが、バイクと身体を壊さずに無事にレースを終えたことが第一に良かった。
・男子エリート(+U23混合)
副島 66位 -3Laps
織田 70位 -4Laps
柚木 71位 ー4Laps
男子は織田、柚木がレースの流れに乗り、それぞれ40位前後、50位前後と素晴らしい走りをしていたが、
両名共に変速機周りのトラブルで70位、71位に終わってしまい、惜しいレースとなった。
副島はトラブルなく66位で終えたが、彼のパフォーマンスを発揮するにはヨーロッパのレースへの順応力が課題とみえる。