2025/01/28

【レースレポート】UCI WorldCup Maasmechelen

世界選手権前哨戦として、世界選手権1週間前にワールドカップの2連戦を計画した。

雨が続き、コースはマッド。ただ、砂の粒子の荒い水気の多い泥。
更に泥内に石も点在しており、ナショナルチーム内でもタイヤをパンクさせる選手がいた。
レースになると、コース幅が狭く抜きどころの少ないコース、
更に両カテゴリー共に90人近い出走でスタートは混乱を極めたが、各選手大きなトラブルなく序盤を終えた。
各選手の走りはその結果以上のものがあり、世界選手権での好走が期待できるものとなった。

・女子エリート(+U23,ジュニア混合)
 渡部 54位 +9:14
 石川 71位 -2Laps
 日吉 74位 -2Laps
 女子は渡部が54位、中盤から順位を下げていくレースだったが、世界選手権に向けて
 パフォーマンスが大きく向上しているのがよくわかった。
 石川は1周目がとても良い位置で終えていたが、オーバーペースにより失速し、71位。
 日吉は序盤から大きく遅れてしまうレース展開だったが、バイクと身体を壊さずに無事にレースを終えたことが第一に良かった。

・男子エリート(+U23混合)
 副島 66位 -3Laps
 織田 70位 -4Laps
 柚木 71位 ー4Laps
 男子は織田、柚木がレースの流れに乗り、それぞれ40位前後、50位前後と素晴らしい走りをしていたが、
 両名共に変速機周りのトラブルで70位、71位に終わってしまい、惜しいレースとなった。
 副島はトラブルなく66位で終えたが、彼のパフォーマンスを発揮するにはヨーロッパのレースへの順応力が課題とみえる。

2025 UCI シクロクロス世界選手権大会 派遣選手団