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2025/02/18

Asian Road Cycling Championships 2025 女子ジュニア ロードレース レポート

大会名: Asian Road Cycling Championships 2025
開催場所:タイ・ピチット
開催日:2025年2月14日
カテゴリー:Women’s Junior
コース:10.7km x 6 laps = 64.2km
天候:晴れ
風:2m 南東
出走人数:34名(完走33名)
リザルト:
1位 BURENKOVA Angelina(KAZ)
2位 CHU, Chih I(TPE)
3位 SYAFIAH, Syahla (INA)
14位 白井 (+0:00)
17位 筒井 (+0:00)

しばらくここ数年JAPANチームとして派遣が出来ていなかった女子ジュニアカテゴリー。
久々の参戦で選手・スタッフ共に手探り状態であったが、選手が経験を積み、次のレースに繋げ活かす意味でも非常に大切なレース。
まずはレースの流れと集団の動きに慣れることと出来れば積極的な展開に乗っていき抜け出しを図ること。
もしも最後にスプリントの展開になった場合はそれぞれの力で出来るだけ前に位置取り、少しでも前でゴールスプリントを始めることを目標にスタートした。

スタート直後は数々のアタックが繰り広げられ、とても期待できるレース展開だったものの、あっという間の半周でレースが沈静化しスローダウン。
硬直状態から散発的なアタックがあるがこれでは集団はすぐに飲み込んでしまうため、

中々展開が広がらない。女子ジュニア全体のレースレベルがあまり高くないのか、1ついい動きがあってもその後が続かず、再度硬直状態に戻るという展開が繰り返された。
白井、筒井ともに拍子抜けし惑った末には、自ら動いて逃げを作ろうとする非常にいい動きをトライしたが、他の選手がローテーションに加わろうとしないため逃げが決まらない。

結局大集団のまま、最終ラップへ。
最後は思う様にいかなかったという2人は表彰台の選手との力の差を感じる形で14位と17位でゴールした。初めての海外ロードレースということから考えると最善を尽くした結果であったと評価している。

白井、筒井ともに悔しさはあったものの、海外でのレースそのものは楽しめたようで、次回はもっと上手く走れる様に強くなりたいと意気込んでいた。

結果には繋げられなかったが大きな収穫のあるレースであったと考えている。
今後この経験を持ち帰り、地域の仲間や、同じナショナルチームのメンバーへ伝え、国内のレースシーンをガラッと変えるようなインパクトのある走りを期待したい。