マウンテンバイク(MTB)種目 日本代表選手団は、4月21日(月)~28日(月)の期間、中国・貴州省遵義県で開催されている、アジア選手権大会への派遣を実施しています。
21日から現地入りし、コースチェックやコンディショニングを行ってきた日本チームは、本日4月23日、ダウンヒル(DHI)のタイムドセッションに挑みました。
現地は連日雨模様となっており、路面は非常に滑りやすく、コントロールと戦略が試される難しい状況が続いています。
明日はDHI決勝が行われ、日本チームが良い流れで今大会をスタートすることに期待です。
以下、タイムドセッションのリザルトと出場選手からのコメントをお届けします。
[タイムドセッションリザルト]
■男子エリート
3位 井本 はじめ (Santa Cruz)
13位 九島 勇気 (Santa Cruz)
■男子ジュニア
2位 幾田 悠雅 (輪娯館/vittoria)
■女子ジュニア
1位 原 つばさ (iRC/白馬マウンテンバイククラブ)
[出場選手コメント]
■井本はじめ
練習からハードなマットコンディションだったが、その中でも変わりゆくマットコンディションに対応しながら攻めていく加減がとても難しかった。
タイムドセッションではコースは少し乾きだしていたが、攻め過ぎて転倒してしまってはチームとしての参考タイムも分からなくなってしまうと思い、攻め過ぎずまとめて走る事を意識した。トップとのタイム差は少しあるものの、明日の決勝では詰めれる所が分かっているのでしっかり攻めてタイムを出して行きたい!
■九島勇気
練習からとても調子が良く、タイムドセッションの前半は上手く走れていたものの、中盤で転倒してしまったことでこのタイムドセッションでは自分がどれぐらいの位置にいるのか分からない結果となってしまったが、他の選手のタイムを見ると想定していたよりもみんな良いタイムを出しているので、明日の決勝は攻めて行きます。マットコンディションで変化が激しく難しいレースになると思うが、調子は良いので自分がやれる事をやって勝ちに繋げていきます!
■幾田優雅
限られた試走時間の中で、最初はコース攻略に苦戦したが全体を通じてまとめることができ、好感触を持ってタイムドセッションに挑む事ができた。しかしコース中盤で前走の選手に追いついてしまい、コース幅も狭く無理に抜けなかったので待つ事となり、その後走り出したがリズムが崩れてしまい転倒。まだラインの改善も余地があるのでしっかりラインを決めて明日の決勝に挑みます!
■原つばさ
マットコンディションで難しい路面だったが、練習でも本数を重ねる毎に好感触を得る事ができた。
タイムドセッションでは練習通り前半は良い感じで走れていたが、後半の苦手意識の強いセクションで上手く走る事が出来なかったので、そこでタイムロスをしてしまった。
ロスしてしまったセクションの原因は明確なので明日はそのセクションをしっかり攻略してタイムアップをしていきたい。
ゴール前のジャンプなどはレースでは綺麗に走る事が出来たので、明日の決勝に向けてポジティブな気持ちを持って挑んでいきます!
[決勝スタートタイム]
14:01 原 つばさ (iRC/白馬マウンテンバイククラブ)
14:30 幾田 悠雅 (輪娯館/vittoria)
15:20 九島 勇気 (Santa Cruz)
15:22 井本 はじめ (Santa Cruz)