MTBアジア選手権大会 現地レポート:DHI決勝、日本代表が大健闘!
中国・貴州省遵義県で開催中の2025年MTBアジア選手権大会。
日本代表選手団は、本日4月24日、ダウンヒル(DHI)の決勝レースに臨みました。
レース前夜には雨が降り、難しい路面状況が予想される中、選手たちはそれぞれの持ち味を活かし、持てる力を出し切ってレースに挑みました。
その結果、ジュニア男子では幾田悠雅選手が優勝を果たし、ジュニア女子では原つばさ選手が準優勝。
また、エリート男子では九島勇気選手が準優勝と、出場した各カテゴリーで表彰台に立つ快挙を達成しました。
井本はじめ選手も力強い走りを見せましたが、途中転倒もあり惜しくも5位という結果となりました。
[DHI決勝リザルト]
[出場選手コメント]
井本はじめ
レース前夜に雨が降りましたが、決勝レース時は朝の試走時よりもコースが乾いてると予想していました。決勝はコース後半までは順調に走行していたものの、コース終盤でトラクションを失ってコースアウト。5位でレースを終えました。
調子は良かったので結果を出すことができなくて悔しいですが、またトレーニングを重ねて、次の機会に頑張りたいと思います。
九島勇気
昨日のタイムセッションで転倒して脛を縫う怪我をしてしまいましたが、そこから気持ちを切り替え、決勝本番で良いタイムを出すということに集中しました。路面コンディションの変化が激しく、とても難しいレースでしたが、限界まで攻める事ができ、今の自分ができる良い走りができたと思います。結果はトップと1秒差の2位となってしまいとても悔しいですが、次のアジア選手権ではチャンピオンを取れるように頑張ります。
幾田悠雅
結果は目標としていたジュニアチャンピオンを獲得する事ができて嬉しいです!ただ、気持ちが前に行き過ぎてしまい、オーバースピードになるセクションが多く、ミスもありました。走りとしては悔しさが残るので、今後は限界まで攻めた走りをした時のマネジメント力を高めていけるよう、練習の時から走りの質を高めていきたいです。来年はエリートクラスに上がる年なので、エリートクラスでも良い結果を残せるように取り組んでいきます!
原つばさ
昨日のタイムセッションでは上手くまとめることができたので良い感覚を持って決勝に挑むことができましたが、決勝では昨日上手く走れていたセクションでもミスしてしまい、悔しい走りになりました。
昨日はトップタイムを出せていただけに悔しい結果ですが、表彰台に上がるという目標は達成できたので、次に向けて今回の経験を自信に繋げていきます!
ダウンヒル種目が終了し、続いてはクロスカントリー種目のレースが開催されます。
4月25日は下記のメンバーが出走となります。
女子U23(現地時間10:30スタート)
日吉 愛華(Team まるいち/中京大学)
男子U23(現地時間14:30スタート)
副島 達海(TRK Works/大阪産業大学)
高橋 翔(SPEED of sound/日本体育大学)
男子ジュニア(現地時間14:34スタート)
野嵜 然新(桐光学園高等学校/RACING TORQUE/ボンシャンスACA)
中仙道 侑毅(FUKAYA RACING/春日部共栄高等学校)
[スタートリスト]
引き続き、現地で戦う日本代表選手たちへの温かいご声援をよろしくお願いいたします!