男子ジュニアロードレース(119.3km/8周)
開催日:9月26日(金)
出走人数: 141名/71ヶ国
2025年9月21日から28日まで、アフリカ大陸で初めてとなるUCIロード世界選手権がルワンダ・キガリにて開催された。
標高の高いキガリを舞台とした周回コースは、急勾配の登坂区間と石畳を含むテクニカルなレイアウトで、体力だけでなく集団内の位置どりや耐久力が試される15.1kmの周回コース。
スタート直後から各国の有力選手が逃げを試みるも落ち着いたペースでレースは進む。
成田選手も落ち着いてメイン集団に位置取り、急勾配の Côte de Kigali Golf(0.8km/8.1%) では無理に動かず、終盤へ脚を温存。
中盤以降、石畳区間を含む Côte de Kimihurura(1.3km/6.3%) で集団が分断される場面もあったが、粘り強くメイン集団に留まった。
レース終盤、先頭集団からイギリスのハドソン選手がロングアタックを決め、そのまま独走勝利。
一方、成田選手は現地到着後から特有の排気ガスや砂埃により体調が万全ではなく、本来の力を発揮できず途中リタイアとなった。
環境適応の重要性を身をもって学んだことは、今後の大きな糧となるだろう。
これまで欧州のレースで結果を残しており、国際舞台で戦える力を証明している。来年からはU23カテゴリーに挑戦するが、その経験と実力を生かし、さらなる飛躍が期待される。
リザルト(男子ジュニア)
1位 HUDSON Harry (イギリス) 2:55:19
2位 BLANC Johan (フランス) +0:16s
3位 JACKOWIAK Jan (ポーランド) +0:16s
DNF 成田 光志
男子U23ロードレース(164.6km/11周)
開催日:9月26日(金)
出走人数: 118名/56ヶ国
レースは序盤から各国が積極的に仕掛け、集団は常にハイペースで進む。
その後、優勝候補を率いるベルギーチームがハイペースで集団をコントロール。 橋川選手は冷静に集団内でポジションをキープし、石畳でも余裕を持って走り続ける。
しかし、レース距離も残り半分を過ぎたところでベルギーが強烈なペースを図り、そこから有力国がアタックを繰り返し、メイン集団は崩壊し、橋川選手は第3集団での走行を強いられる。
10名強の集団でレースを続けるも、残り3周を残してオーバータイムによりリタイアとなった。
先頭集団では終盤に絞られた精鋭集団からさらに抜け出したイタリアのロレンツォ・フィン選手が残り6kmで鋭いアタックを仕掛け、そのまま独走で優勝。
優勝候補の一人とされていたフィン選手は昨年のジュニア世界選手権に続き、U23での世界選手権優勝という偉業を達成。
橋川は石畳区間を冷静にこなし、ポジション取りや走りの安定感では成長を感じさせる内容だった。
一方で、急勾配の坂でのダメージの蓄積により先頭争いからは脱落してしまった。
来年からはエリートカテゴリーでの戦いが始まるが、この経験を糧にさらなる登坂力の強化を課題とし、一段上のレベルでの走りを期待したい。
リザルト(男子U23)
1位 FINN Lorenzo (イタリア) 3:57:27
2位 HUBER Jan(スイス) +0:31s
3位 SCHRETTL Marco (オーストリア) +1:13s
DNF 橋川 丈
初のアフリカ開催という特別な舞台で、日本代表は環境適応や登坂力の壁に直面し、結果は悔しいものとなった。しかし同時に、世界のトップが勝利をつかむ過程を間近で体感し、次世代の選手たちが世界基準に近づくために必要な課題を鮮明にする大会となった。 成田選手は来季からのU23、橋川選手はエリートへのステップアップと、次のカテゴリーで大きな飛躍が期待される。今回の経験は決して後退ではなく、むしろ日本代表が次のステージへ進むための確かな一歩である。私たちはこの挑戦を力に変え、さらなる進化を遂げていきたい。
大会情報:
・大会名:2025 UCI Road World Championships
・開催期間:2025年09月20日~28日
・開催場所:ルワンダ・キガリ
2.派遣メンバー
(スタッフ) 5名
清水 裕輔 (JCFロード強化コーチ)
小橋 勇利 (JCFロード強化コーチ)
市川 貴大 (メカニック)
野村 智美 (マッサー)
内田 彰子 (医師)
(選手・男子) 3名
留目 夕陽 (EF Education-Easy Post)
橋川 丈 (AISAN RACING TEAM)
成田 光志 (石川高等学校)





















































