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2026/02/09

【大会レポート Day4】2026年ロードアジア選手権 サウジアラビア大会

レースレポート|Day 4
ロードレース 女子エリート

2026年2月8日、サウジアラビア・Aljaldahにてアジアロード選手権 女子エリートロードレースが開催されました。限られた人数での参戦ながら、日本チームは積極的なレース展開を見せ、UCIポイントを獲得しました。


 

日付:2026年2月8日
開催地:サウジアラビア・Aljaldah
天候:晴れ~薄曇り
気温:約26℃
風:風速 約2.8m/s
種目:女子エリート ロードレース
距離:109.2km(15.6km × 7周)
日本代表:小林あか里、渡部春雅


レース結果

  • 1位:ZHANG(中国) 2:45:12
  • 2位:KOZIEVA(ウズベキスタン) +0s
  • 3位:SHIN(韓国) +0s
  • 6位:小林あか里(日本) +2s
  • 17位:渡部春雅(日本) +37s

レースレポート

アジア選手権ロードレース初日は女子エリート種目が行われました。日本チームは、個人タイムトライアルに続いて出場した小林あか里と、シクロクロス世界選手権代表遠征から合流した渡部春雅の2名体制での参戦となりました。

限られた人数の中、小林は得意とする横風区間での積極的な動きや逃げへの対応を担い、渡部はメイン集団でのフォローを行いながら、最終的にスプリント勝負となった場合には渡部での勝負も視野に入れてレースをスタートしました。

当日はここ数日と比べ風が弱く、横風による決定的な分断は起きにくい状況となり、レース展開そのものが勝負を分ける一日となりました。

1周目から風を利用したアタックが断続的にかかり、小林、渡部ともに逃げの動きに反応。2周目には少人数の逃げに対する追走の動きに小林が反応し、12名の有力選手による先頭集団に加わることに成功しました。その後は小林が先頭集団、渡部がメイン集団という明確な役割分担でレースが進みました。

メイン集団では、ミックスドリレー女子区間でトップタイムを記録し逆転優勝を果たした香港チームが中心となって追走を開始。登り区間でタイム差は縮まるものの、平坦区間で再び広がり、30秒から1分差のまま周回を重ねていきました。

先頭12名では、逃げ切りを狙うカザフスタン、ウズベキスタン勢、そして小林が中心となってペースを作る一方、中国や韓国はスプリント勝負を狙う展開となり、決定的な差をつけることが難しい状況が続きました。

残り1周、登り区間で小林が力強いアタックを敢行。インドネシアの選手とともに一時抜け出す場面を作りましたが、逃げ切りを狙う各国が反応し先頭は再び合流。勝負は少人数での最終局面へと持ち込まれました。

フィニッシュは約1kmの登り基調スプリントとなり、中国のZHANGが優勝。小林は終盤まで積極的な攻撃を続けた影響もありながら6位でフィニッシュし、惜しくも表彰台には届きませんでした。

一方、メイン集団に残った渡部も終盤に単独で抜け出し先頭集団に迫る積極的な動きを見せるなど健闘。最終的にはメイン集団7番手となる17位でレースを終えました。

2名という厳しい参戦状況の中でも、日本チームは積極的なレース展開を遂行し、最後まで攻撃的な走りを貫きました。UCIポイント100点を獲得するとともに、今後につながる大きな手応えを感じさせるレースとなりました。

 

 

Photo : Asian Cycling Confederation