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2014/03/24

RONDE ET LES BOUCLES GERSOISES<レポート>

レース概要
フランス南西部ジェール県のAUCH(オーシュ)周辺の丘陵地帯を大きく1周する125㎞のラインレースで終盤にかけて1~2㎞の吹きさらしの登りが連発する。スタートはプロを目指すトップカテゴリーからジュニアまで約130人がエントリー。中5日のトレーニング&調整からの今大会、チームは今日も前半から逃げに乗る動きを展開しキツイレースで最後の勝負どころまで残ることを課題とした。

成 績
1 CAZAUX Pierre GSC BLAGNAC VELO SPORT 31 3h03m39s
2 NUNS Thibault C.O. COURONNAIS +11s
3 DELPECH Jean Luc ENTENTE SUD GASCOGNE +1m42s
…12岡篤志+3m08s …15位面手利輝+3m29s 
…23清水太己、24横山航太、30内野直也、39広瀬 樹 43徳田鍛造 +7m37s

解説&監督コメント
レースは冷たい雨と風の影響で序盤から逃げを作る動きが活発で、125㎞という距離からは予想できない力勝負の消耗戦になった。天気が悪い事から早々と少数になりたがった主力選手がスタートから激しいアタックをし7名の先頭グループが出来る。チームの積極的に反応した結果、岡が先頭グループに入る。横風が強く、集団もペースを落とさずタイム差は広がらぬ中、面手を含む7名の追走グループが先頭を追う。2つのグループが合流する瞬間、先頭から2名がアタックし、エースを行かせた最有力チームの3名のアシストが追走グループを完全にコントロールし2人の逃げ切りを決定づけた。差が確実になってからは3位狙いの猛攻が開始され、それまでの展開と天候で消耗していた岡、面手は3位勝負からも外れてゴールとなった。後続の徳田、清水、内野、広瀬、横山の5名は7分遅れのメイン集団でのゴールとなった。優勝はCAZAUX Pierre(ピエール・カゾー)グランツールも経験した元プロ選手、2位はNUNS Thibault(ティボー・ナンス)、今回は出身クラブでの個人参加だが、普段は第1ディヴィジョンアマチームに所属し、先週のフランスカップ(年間シリーズ戦)で3位に入賞している19歳。そして3位は昨年までプロコンチネンタルチーム、ブルターニュで長年走っていたDELPECH Jean-Luc(ジャンリュック・デルペシュ)と上位には実力者が密集している。岡と面手が最後の勝負に加われなかったのは残念だが、選手個々の動きや展開力は上がってきている。(現地より/浅田 顕)

大会名 RONDE ET LES BOUCLES GERSOISES
クラス フランス自転車競技連盟公認地方大会 全カテゴリー
日 時 2014年3月22日(土)
場 所 フランス・ジェール県
全日本U23ナショナルチーム参加選手
徳田鍛造(鹿屋体育大学)広瀬樹(中央大学)、横山航太(篠ノ井高校)、清水太己(EQA U23)、面手利輝(EQA U23)、内野直也(EQA U23)、岡篤志(EQA U23)以上7名
*本カテゴリーレースでは各選手、所属クラブジャージで参加。