STAN OCKERS CLASSIC BORSBEEK
5月21日
開催地 ベルギー アントワープ地方
156km
1 JACOBS PIETER (BEL)
2 LAMB ROSS (GBR)
3 DE BOES TIMMY (BEL)
77 橋本 英也 +1’53”
78 沢田 桂太郎 同上
DNF一丸 尚伍
DNF近谷 涼
DNF 今村 俊介
コースは平坦の12kmのコースを13周。ゴール前は横風の影響を受けるような約1kmの長い直線区間がある。またゴール前3kmほどに100m程度ではあるが石畳区間がある。部分的に道幅の狭い区間はあるが、全体的には集団で流れるコースだった。
スタート直後からアタックが繰り返され日本チームもその動きに反応した。約30kmを過ぎた頃に橋本がアタック。追撃したベルギー人選手に今村が反応し、他の選手は踏むのを止めてしまったが、今村はそのままペースを落とさずに走り続け集団を引き離し独走した。
今村のアタックに集団から3名が加わり4名のエスケープグループが形成され、集団を1分前後リードした。後続の集団ではコントロールするチームが存在せずに常にアタックが繰り返された。追走の動きで近谷が3名で集団を抜け出し、先頭グループの4名に今村、追走の3名に近谷、メイン集団に橋本、沢田、一丸と絶好の体制となった。
50kmを過ぎ集団のペースが上がり近谷のグループを吸収、そして60km過ぎには今村のグループも吸収されレースは振り出しに戻った。
100km過ぎに11名が先行し、1分53秒を先行し逃げ切った。後続の集団は約70名による12位争いのスプリントとなったが、橋本と沢田はリスクを避ける判断からスプリントには参加せずに集団後方でフィニッシュした。
トラックナショナルチームによる欧州ロードレース活動により25日間で10レースを走った。この1ヶ月で選手達は大きな身体的なパフォーマンス及びテクニックの向上が見られ、それはレースの内容、成績となって表れていた。
今年のトラックシーズンの活躍を期待したい。