富士山ステージは他力には頼れず、個人の登坂力が試されるステージで個人総合成績に最重要なステージ。個人総合成績の上昇を狙う山本はペース配分に課題が残ったもののステージ23位の成績で個人総合成績を18位へ上昇させた。吉岡、新城、孫崎、草場も個々のペースでレースを走り切り翌日の修善寺ステージに向けてコンディションを維持ている。
優勝は昨年からの連覇のプジョル(チーム右京)、日本勢では昨日4位の西薗良太(ブリヂストン・アンカー)が15位、17位には雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)、18位にはこれまで総合リーダーをアシストしつつ実力を見せてきた中根英登(NIPPOヴィーニファンティーニ)が入った。また日本人選手の個人総合成績では西薗の12位に留まっている。(浅田 顕)
5月26日 第6ステージ(富士山ステージ)11.4㎞
レース結果
1 オスカル・プジョル・ムニョス(スペイン/チーム右京)38m50s
2 ハミッド・ポルハーシェミー(イラン/タブリーズ・シャハルダリチーム)+1m22s
3 ネイサン・アール(オーストラリア/チーム右京)+1m58s
…23山本大喜+7m00s、33吉岡直哉+8m33s、41新城雄大+10m07s、62孫崎大樹+12m35s、68草場啓吾+14m11s
個人総合成績
1 オスカル・プジョル・ムニョス(スペイン/チーム右京)13h10m38s
…18山本大喜+7m19s