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2017/07/07

Tour de Feminin第1ステージ<レポート>

7月6日から9日までTTを含む5ステージで争われるUCI2.1Tour de Feminin がスタートした。コースは全ステージを通して長い登り区間はないが路面の重いアップダウンが続く設定で、日本チームは金子広美、梶原悠未、古山稀絵、樫木祥子、福田咲絵、吉川美穂の6選手で臨む。
第1ステージは119kmの激しいアップダウンコースで平坦区間はほとんどない。スタート15kmあたりからの3kmの登りがこの日一番厳しく、後半15kmほどの2kmの登り区間を集団でクリア出来たらスプリントに加わることができる。
集団では単発のアタックはあるが大きな逃げは出来ない。中盤まではUHC United Health Care がレースを作る形で進み、スプリントポイントや賞金のかかったポイントを逃さない。70km過ぎでUHCのタイムトライアル、ステージレースを得意とするWinder Ruthがアタックをかけるとタイム差が広がりラスト15kmの登り区間までに1分差をつける。この段階でメイン集団には金子、梶原のみになり、1名の逃げ以外は集団でゴールを迎える。梶原は100名近い集団で単騎スプリントできるほど脚を残せずスプリント勝負に絡めなかった。金子はゴールが近くなってからトラブルに遭い最後はタイム差をつけられてしまった。レースは40km以上単独で逃げたUHC United Health CareのWinder Ruthがチーム力とともに個の力も見せつけて優勝した。(JCF強化コーチ 柿木孝之)

Stage1
1 Winder Ruth (UHC United Health Care) 3時間9分55秒
2 Kessler Nina (Mix YRDP Mix Team )  1分15秒差
3 Wilkos Katarzyna (Max Mat Atom Deweloper) 同タイム
74 梶原悠未 同タイム
96 金子広美 1分37秒差
108 福田咲絵 14分59秒差
142 古山稀絵 23分36秒差
144 樫木祥子 同タイム
164 吉川美穂 27分20秒差