TOUR DE L’ESPOIR 第5ステージYAOUNDE – YAOUNDE 69.3㎞
ステージ結果
1 MUGISHA Moise(ルワンダ)1h57m29s
2 MONTENEGRO Santiago(エクアドル)+2m01s
3 松田祥位+2m05s
…13大前翔+2m26s、36石原悠希、37蠣崎優仁、38渡辺歩+11m08s
冨尾大地は体調不良の為未出走
完走62人/出走84人
最終個人総合成績
1 DEBESAY Yakob(エリトリア)8h37m13s
2 MEBRAHTOM Natnael(エリトリア)+50s
3 MONTENEGRO Santiago(エクアドル)+1’31”
…7松田祥位+2m24s、21大前翔+10m44s、32蠣崎優仁+20m03s 41渡辺歩+26m08s、53石原悠希+40m07s
コメント
最終ステージは日本CSC5㎞サーキットを悪路にしたような厳しい周回コース。チームは松田の個人総合上昇を目標にスタート。レースは序盤からアタック合戦でペースが上がり集団も一気に40人程度に絞られチームからは松田と大前が残り、時折激しくなる展開に耐えながら終盤のアタックポイントを待つ。中盤に単独で飛び出した昨年の同ステージ覇者のMUGISHA(ルアンダ)に対し、メイングループはステージ優勝を容認しエリトリアチームを中心にコントロールされながら進み最終回へ入る。ラスト5㎞の登りで個人総合上位のエクアドル、エチオピア、松田がグループから抜け出しそのまま逃げ切り、松田は最終ステージを3位でゴールし個人総合も7位まで上昇させた。今回、UCIネイションズカップポイントを15点獲得し8月のU23版ツール・ド・フランス「ツール・ド・ラヴニール」への選出に向けて好スタートを切った。更にはUCI世界ランキングポイントも23点獲得し世界選手権U23参加枠獲得にも前進した。個人的にもこれまで15年以上アフリカ遠征を避けてきたが、今後アフリカでの世界選手権の開催計画が進んでいる事や、ネイションズポイント獲得の為、連盟関係者に理解いただいての実現となった。体調を崩したり病気にかかるリスクがあるため、候補選手には予め親族や関係者に相談の上、出場意志を聞いての選手選出となった。11月からの諸準備にご協力いただいた関係者の皆様、また今回現地帯同いただいたスタッフ、ドクターのご理解とご協力にも深く感謝申し上げます。浅田 顕