砂漠の平坦コースでは風によるレース展開を警戒してスタート。序盤のアタック合戦から先行を許された5名が1分~2分のリードでレースが進む中、集団落車に小野寺が乗り上げ負傷、スペアバイクに乗り換えレースに復帰する。メイン集団は先行グループとの距離を測りながらリーダーチームを中心に一定ペースを作り、本格的なペースアップが無いまま思惑通りゴール前約7㎞で先行選手を吸収しゴールスプリントとなる。
勝ったのは圧倒的なスプリント力を持つイタリア人スプリンターのMARECZKO、2位にフランス人スプリンターのCOQUARDが入った。日本人ではKINAN CYCLING TEAMから参加の雨乞が7位、中島が9位でゴール、ジャパンナショナルチームは落車で負傷した小野寺を含む全員メイングループでのゴールとなった。明日の第3ステージも風を警戒しながら後半に登場するキツイ登りでの勝負どころに耐えコンディションを上げて行きたい。(浅田 顕)
第2ステージ 151.56km フラットステージ
レース結果
1 MARECZKO Jakub (イタリア/Wilier Triestina – Selle Italia)3h32m33s
2 COQUARD Bryan(フランス/ Vital Concept)+0s
3 SALEH Mohd Harrif (マレーシア/Terengganu Cycling Team)
…18岡本隼、23草場啓吾+4s、51石上優大、53佐野淳哉、68松田祥位+5s、100小野寺玲+27s 完走105人/出走108人