最終日は1周9.9㎞を10周するフラットな周回コース。レース最後はゴールスプリント勝負になる前提で、チームは逃げの展開に乗り99㎞の間での運動量を上げる事を課題としスタートした。序盤からチームは積極的に動くが、先行グループ形成が成功したのは佐野と松田を含む6名。ほぼ全員が牽引に加わる高速先行グループはやがて佐野、松田含む3名に絞られ終盤まで持ちこたえた。ゴール手前5㎞集団は一つになり、今度は集団で待機していた石上、草場が岡本を引き上げスプリントに加わるが力及ばず11位でのゴールとなった。4日間を通じて2日には小野寺の残念な落車もあったが、各選手は毎ステージの課題に取り組んだ結果、尻上がり調子にレースを終えた。続くアジア選手権、またはシーズンインに向けての準備が整った。(浅田 顕)
第4ステージ 99.1㎞ 平坦周回コースステージ
ステージ成績
1 MARECZKO Jakub (イタリア/Wilier Triestina – Selle Italia) 2h06m45s
2 COQUARD Bryan (フランス/Vital Concept)+0s
3 KRUOPIS Aidis (リトアニア/Veranda`s Willems – Crelan)+0s
…11岡本隼、27石上優大+0s、33草場啓吾+18s、80佐野淳哉、82松田祥位+20s
101人完走/101人出走
個人総合成績
1 MORENO BAZAN Javier(スペイン/Delko Marseille Provence Ktm)8h52m32s
2 LEBAS Thomas(フランス/Kinan Cycling Team)+3s
3 MIHAYLOV Nikolay(ブルガリア/ Delko Marseille Provence Ktm)+15s
…28岡本隼+2m51s、37石上優大+3m14s、40佐野淳哉+3m36s、41松田祥位+3m49s、63草場啓吾+7m42s