Tour of Thailand 第2ステージ
第2ステージは66kmと短いが40km過ぎに1.5kmの10%以上の勾配の登りがあり、またラスト15kmをきってからはアップダウンが続くため総合上位を狙う選手らも登りで仕掛けてくると思われた。
スタートして最初の平坦区間では単発的なアタックしかなく個人総合リーダーを擁するベトナムが緩くコントロールする形で登り口までほぼ集団で入る。登りに入るとHitec Productsチームがまとまって前で固まりペースを作る。ここで集団は小さくなり金子、福田とHitecのMiriam BjornsrudとタイのSupuksorn Nuntanaの4名が抜け出して最大50秒のタイム差をつける。登りで分断していた集団も下りと平坦区間で再びまとまり、20名弱の第2集団となり4名とのタイム差を縮めてくる。ラスト10kmのアップダウン区間で先頭4名も吸収され、その後もアタックが続くが4名を残している日本チームはしっかり対応する。最後は20名ほどでの集団スプリントとなり、個人総合リーダーのNguyen Thi Thatが昨日に続き優勝した。
最終ステージとなる第3ステージは非常に厳しい登りが3つ待ち受けており、日本チームは攻撃をかけて金子、福田の2名で個人総合を狙う。(JCF強化コーチ 柿木孝之)
第2ステージ 結果
1 Nguyen Thi That(ベトナム) 2時間41分41秒
2 Nuntana Supuksorn(タイ) 同タイム
3 Meng Zhaojuan(香港) 同タイム
6 福田咲絵 同タイム
11 金子広美 同タイム
18 樫木祥子 同タイム
19 合田祐美子 同タイム
36 吉川美穂 4分16秒
第2ステージ後の個人総合順位
1 Nguyen Thi That(ベトナム) 2時間41分41秒
2 Meng Zhaojuan(香港) 同タイム
3 Nuntana Supuksorn(タイ) 同タイム
10 金子広美 同タイム
15 福田咲絵 同タイム
19 樫木祥子 同タイム
21 合田祐美子 同タイム
30 吉川美穂 4分37秒差