Trofeo Karlsberg Stage1
6月17日から19日までTTを含めて4つのステージで争われるジュニアネイションズカップTrofeo Karlsbergがスタートし、日本からは重満丈、成海大聖、奥村十夢、渡邉歩、日野竜嘉の5選手が出走した。
第1ステージは今大会で一番厳しいコース設定となっており、登り区間は長くても1.5kmほどではあるがどれも勾配がきつく、途中2周回する14kmの周回コースでは20%近い勾配の石畳区間もある。
前半は優勝候補筆頭のMCNULTY Brandonを擁するアメリカが雨で濡れた路面での危険回避でコントロールしてレースは進む。最初の山岳賞を前にアメリカとスロベニア、イギリスの3名が抜け出し、そこから2つ目の勾配のきつい山岳ポイント前にMCNULTYが単独で先頭グループに合流して強力な4名がレースをリードする。山岳ポイント後のアップダウン、平坦区間で先頭の4名を追いかけてペースが大きく上がり、日本チームでメイン集団に残れたのは渡邉のみとなる。その後もアメリカが攻撃し続けるがゴールまでに全て吸収されて一つとなり、各チーム列車を作っての集団スプリントとなった。単騎で位置取りをした渡邉はそこで脚を使いスプリントに絡めずゴールした。(JCF強化コーチ 柿木孝之)
第1ステージ順位 結果
1 TIJSSEN Gerben (ベルギー)2時間19分56秒
2 STOCEK Matus (スロヴァキア)同タイム
3 HORVAT Ziga(スロベニア)同タイム
38 渡邉歩 4秒差
75 日野竜嘉8分59秒差
76 奥村十夢 同タイム
84 重満丈15分30秒差
89 成海大聖 19分42秒差