VINI FANTINI – NIPPO – DE ROSAのメンバーとしてプロのレースを転戦していた黒枝士揮と石橋学も、6日に南仏の合宿所に合流し、U23代表選手達はネイションズカップに向けて最終調整に入りました。ここ数日はスプリントフォーメーションやチームローテーショントレーニングなどでチームワークを高め、12日の初戦に向けて10日にベルギーへ北上します。今年は3月の合宿から順調にトレーニングとローカルレースを予定通りに消化し、全員が良い状態になってきました。世界選手権を頂点とした代表チームの活動の中で、ネイションズカップでは各レースで常に10位以内入賞を目標に走り、ネイションズポイントを獲得し世界選手権出場枠の確保を目指します。そしてトップ20か国に入ることで8月末に行われるU23版ツール・ド・フランスといわれる”ツール・ド・ラヴニール”にも選出されます。アジアツアーに属する日本は、U23選手もアジアサーキットでUCIポイントを獲得することが大変重要ですが、目に見える成長を遂げるべくU23選手にとり、一番厳しい欧州レースを主軸に活動してゆくことが世界に通用すべく優秀なエリート選手輩出に繋がると考えています。どうぞ今後の活動にご注目ください。(フランスより、浅田 顕)