4月のネイションズカップの2戦目はフランス開催のLA COTE PICARDE。平坦のラインと18㎞の登りを含む周回を2周してゴールする。チームは小石と面手で10位入賞を狙う。日本人にとっては脚質の相性の良いコースではあるが、例年惜しいところで入賞を逃している。朝から晴天で風もほとんどなく気温が上昇してゆく。レースはハイスピードでスタートするが重要な逃げは決まらない中、面手が単独落車でリタイヤとなる。その後、緩んだすきに飛び出したアイルランドの1名に対し集団は緩いペースで進み150名近くで周回までたどり着く。
ペースアップに備え清水、内野らが小石を前方へ上げながら最終回の登りへ。ペースアップで一時は集団がバラけ小石は先頭20名程に残るが、集団は再び緩み60名程のゴールスプリントとなる。ゴールでは残った小橋を小石が引き上げスプリントに入るが、横並びのスプリントでの落車に巻き込まれチャンスを逃した。大集団ゴールスプリントを制したのはイタリア名門アマチュアチーム〝コルパック″に所属するCONSONNI、2位には先日のツール・ド・フランドル・エスポワールでも10位に入ったイギリスのDOULLが入った。(浅田 顕)
大会名:LA COTE PICARDE 180㎞
クラス:UCI 1.2 Ncup
期 間:4月15日
場 所:フランス・ピカルディー地方
参加者:面手利輝、清水太己、小石祐馬、岡篤志、小橋勇利、内野直也
成 績
1 CONSONNI Simone(イタリア)4h28m35s
2 DOULL Owain (イギリス)+0s
3 HOELGAARD Daniel (ノルウェー)+0s
…55小石祐馬+24s、92小橋勇利(ゴール前300m落車)+0s、115内野直也+7m39s、122岡篤志+10m39s
面手利輝、清水太己は途中棄権