2016/05/23

U23レースレポート

5月22日 第4ステージ 157.8㎞
最終ステージはツールドフランスでもお馴染みの峠を2つ越える山岳コース。前日の真夏日とは天候が変わり、冷たい風雨が選手を苦しめた。レースは平坦区間で形成された8名の逃げグループを集団が1分前後で追走し山岳に入る。麓でのゲリラ豪雨で一気に体が冷やされ、個人総合18位の雨澤も早い段階で脱落してしまう。リーダー欠いた秋田、津村はその後自分たちのゴールを目指し、寒さに消耗し大きく遅れながらもレースを走り切った。
ステージ優勝は途中から独走で後続を引き離したTeam WigginsのDAVIS。個人総合ではLOTO SOUDAL U23のLAMBRECHTが最後まで首位を守った。日本チームとしては最終ステージの予想を超える悪天候により好調の雨澤を上位に残すことが出来なかったが、10日後に控えるネイションズカップに向けて再調整し好成績を狙いたい。(浅田 顕)

ステージ成績
1 DAVIES Scott(イギリス/Team Wiggins)4h11m06s
2 REYES Aldemar (コロンビア/MANZANA POSTOBON)+1m35s
3 SCHULTZ Nicholas (オーストラリア/SEG RACING ACADEMY)) +1m40s
…59秋田拓磨+31m47s、63津村翔平+37m36s
…雨澤毅明は途中棄権

最終個人総合成績
1 LAMBRECHT Bjorg(ベルギー/LOTO SOUDAL U23)16h06m01s
2 LE TURNIER Mathias(フランス/OCEAN TOP16)+8s
3 VINCENT Léo (フランスナショナルチーム) +17s
…54秋田拓磨+1h09m01s、62津村翔平+1h23m40s