2014/08/12

U23欧州遠征レースレポート

選手紹介U23欧州遠征レースレポート
イタリア北東部、トレヴィーゾ件で開催されたU23限定のUCIレース。プロ入りを目指すイタリア国内強豪選手を中心に、国外からはオーストラリア、ロシア、カザフスタン、スロベニア、ドイツのナショナルチーム、近隣国のコンチネンタルチームの参加により競われた。コースはスタートの町POGGIANAの平坦周回区間と中盤以降の登り周回区間を走り最後はPOGGIANAに戻りゴールとなる178.4㎞。ジャパンチームは昨年に引き続いての参加で黒枝と徳田が2回目の挑戦となる。

レース名 Gran Premio Sportivi di Poggiana -Trofeo Bonin Costruzioni-Gran Premio Pasta Zara
開催地 イタリア・トレヴィーゾ県
クラス UCI 1.2U
期 間 2014年8月10日
参加者 黒枝士揮(VINI FANTINI-NIPPO-DE ROSA)小石祐馬(VINI FANTINI-NIPPO-DE ROSA)、石橋学(鹿屋体育大学)、 徳田鍛造(鹿屋体育大学)、山本隼(中央大学)、徳田優(鹿屋体育大学)、
成 績
1 Robert Power (オーストラリアナショナルチーム) 4h18m16s
2 Andrea Toniatti (イタリア/Zalf-Euromobil) +1m25s
3 Luca Chirico (イタリア/MG.Kvis-Trevigiani)+1m25s
…58徳田優+10m42s、74山本隼+10m42s、75徳田優+10m42s、小石祐馬+10m50s
…黒枝士揮、石橋学は途中棄権

レース解説・監督コメント
レース前半区間は平坦周回コースでスプリント賞争いで始まり、約50㎞から登り厳しい周回コースに入る。登りが始まると早い段階でアタックが始まり小グループがしばらく先行するが、集団も反応し1度振出に戻る。しかし休む間もなくアタックが始まり、先頭は10名、20名、30名と人数を増やしてゆく。ジャパンチームは小石と徳田優が前方に位置するもののアタックに乗れず、勝負のかかったグループを見送り山本、徳田鍛造とともに10分遅れの大集団ゴールとなった。黒枝と石橋は調子がすぐれず登り区間で途中リタイヤとなった。レースは脱落しないことが重要ではなく、前に飛び出す走りをしなければ勝負には乗れなない。勝ったのはU23カテゴリー1年生のロバート・パワー(オーストラリアナショナルチーム)。地元強豪チームZALFの5名が送り込まれた先頭グループから単独で飛び出し大差をつけてのゴールだった。(浅田 顕)