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2015/03/23

U23 ベルギー遠征 67e Ronde van Oud Vossemee

13位争いの集団を牽引する秋田。欧州経験は少ないがレース展開に加わっている。オランダで行われるネイションズカップに備え、強風、高強度のレースを経験すべくオランダに遠征に行った。このレースにおいてもナショナルチームジャージの着用が認められていなかったので各所属ジャージを着用しての出走となった。
1周1.5kmを50周。短い周回の中で「狭いコーナー」「堤防の上の強風横風区間(約400m)」など難しいコース設定であった。裏を返せば前で展開している選手は楽に集団を抜け出すチャンスもある。
とにかく一度後ろに下がると、コーナーの立ち上がり、横風区間などで余計に体力を消耗するので前に上がるのが困難となり、前で展開していく事を課題とし、状況によっては集団の先頭で先頭交代に加わる事の方が「楽になる」ので積極的に前方で戦う事を指示した。
スタートして10分程度は集団のペースは比較的スローに進み、この間日本人選手は前方で展開する事が出来たが、その後一気にペースが上がり内野が集団後方に追いやられ、遅れてしまう。
その後もハイペースでレースは進み30分後には徳田優、小橋が遅れる。
この時点で集団に残っている選手は60名程度に減っている。
さらにこの集団も2つにわれ、前方の集団には岡、秋田、面手、清水が残り、広瀬 樹、徳田鍛造は後続の集団に取り残される。
スタート後約50分で前方の集団からは6名が集団を抜け出し、追撃で6名が抜け出す。
後続の集団では岡、面手、清水らが積極的に集団前方で展開するがその差はつまらなかった。その後、清水がチェンが切れるアクシデントでリタイヤ。
逃げている選手の中から数名が遅れ7位争いの集団スプリントでは岡が9位に入賞した。
明日(22日)はベルギーでレース。高い密度での集団の中での位置取りを学ぶには繰り返しレース経験を積むしかない。(橋川 健)

67e Ronde van Oud Vossemeer
3月21日
国 オランダ クリテリウム  距離1.6km×50周
出走 約90名
1位 Tom Vermeer  1h59m01s
2位 Johan Berk +10s
3位 Tom Goovaerts 同上
9位 岡  篤志 +1m07s
25位 秋田 琢磨 +1m35s
35位 面手 利輝 -5周
DNF 清水 太己 ※メカトラブル
DNF 徳田 鍛造(CCT p/b Champion System)
DNF 広瀬  樹
DNF 小橋 勇利
DNF 徳田  優(CCT p/b Champion System)
DNF 内野 直也