UCIチームに所属する選手以外で構成されたナショナルチームとして出場できる一番低いカテゴリーのレース。
フランスとトップアマチュアカテゴリーの出場はあるものの優勝が狙えるレース。5.7㎞のアップダウンサーキットを16周する日本人向きのコースといえる。チームはとにかく序盤の先行グループに乗り遅れないように動く。
中盤まで走った時点で10名の先頭グループには吉岡が残るが、更にそこから先行する3名のグループに乗れず、ゴールは4位以下のスプリントとなった。しかし吉岡はラスト1㎞でパンク、スプリントには加われず10位でのゴールとなった。黒枝は後続グループから何度も飛び出しを図るが、後続グループのトップ、11位でのゴールとなった。今回の遠征では19日間で5レースを走ったが、日本から遠征した選手たちは欧州でのU23カテゴリーで自分の位置や課題が見えた。欧州から参加した選手は力を発揮すべく走りで、特にイタリアのレースでは実力が計れたと感じる。もともと世界戦準備に予定したレースではあったが、本戦出場を逃した現在、他国より先に来年の準備を進めるチャンスだ。(浅田 顕)
大会名:GP MASDUPUY
クラス:フランス自転車競技連盟 1.12.7クラス
日 時:2013年8月19日
場 所:フランス/コレーズ県
距 離:91.2㎞
参加者:
黒枝士揮、広瀬樹、吉岡直哉、寺崎武郎 内野直也
成 績:
1位 Laurent LEVEQUE(フランス/VC La Souterraine)
…10位 吉岡直哉、11位 黒枝士揮
…広瀬樹は完走、…寺郫武郎、内野直也は途中棄権