2013/08/13

U23 GRAN PREMIO PASTA ZARA レポート

PASTA ZARAUCI公認のU23カテゴリーレース、日本チームが世界選手権ロードU23出場のためのポイント獲得の最後のチャンス。イタリアトップクラブチームとオーストラリア、カザフスタン、ロシア、スロベニアのナショナルチームとU23で構成されるコンチネンタルチーム等、約180人が出走。コースは序盤の平坦周回コースと中盤から後半への山岳コース、最後はスタート地点の平坦へ戻る。レースレベルは予測がつくもののチームはポイント獲得を目標にスタートした。レース序盤から寺崎、西村が落車、集団へ復帰するがダメージは残る。山岳区間序盤では多くの脱落選手が出る中、日本チームはメイングループで最初の難関をクリア。しかしアップダウンの連続とテクニカルな難コースに広瀬が落車、続いて中盤から一人ずつ遅れ始める。終盤になると西村、秋丸、寺崎、内野がそれまでの逃げグループを吸収したメイングループに残るが、最後の峠で内野と寺﨑が遅れ、残った秋丸と西村は下りと平坦区間で分裂したグループでそれぞれゴールとなった。4月のGP LIBERAZIONEに引き続き、イタリアU23カテゴリーの質の高さと競争の激しさを実感した。今年参戦を開始したU23ネイションズカップをはじめ、このレベルで通用しなければ世界戦に選ばれても通用しないことは明確。課題は大きいが挑戦する価値はより大きい。(浅田 顕)

レース結果
1位 Andrea ZORDAN (ITA/ZALF-EUROMOBIL)
・・・28位 秋丸湧哉+56s、43位西村大輝+3m48s
・・・寺崎武郎、内野直也、吉岡直哉、広瀬樹、黒枝士揮、徳田鍛造は途中棄権

レース名 GRAN PREMIO PASTA ZARA
クラス  UCI 1.2U
距 離  178.4㎞
期 間  2013年8月11日
場 所  イタリア・トレビーゾ県
参加者  秋丸湧哉、黒枝士揮、寺崎武郎、内野直也、西村大輝、広瀬 樹、徳田鍛造、吉岡直哉