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2018/09/05

UCI JUNIOR NATIONS CUP 2018 Tour de DMZ stage5

Stage5

最終ステージとなるstage5は30km地点にKOMの登りがあるが集団が分断されるような勾配と距離ではなく、またそこからゴールまでは下りと平坦コースのため、日本チームは馬越の個人総合5位を守りながら、ゴールスプリントで日野、福田によるステージ優勝を狙った。

スタートからアタックが続くが、危険な逃げには常に日本チームで対応していく。KOM手前で香山が落車をするが下りと平坦で15kmかけて集団復帰する。レース後半はどのチームも動かず集団スプリントの展開となる。カザフスタンのコントロールから小野寺、馬越、福田、日野の列車でラスト2kmを通過し、小野寺がラスト1kmまでの緩い登りを牽引したあと馬越が緩い下りを牽き続け福田、日野に託す。ゴールはstage2を制したオランダのRUSDUCK Nathanが制し、福田が2位、日野が3位となった。

馬越は個人総合順位で同タイムに4人がいる混戦の中で、ゴール前で福田と日野を強力に牽引した後に落車してしまい同タイムゴール扱いながら個人総合順位を1つ落として6位となった。

今回の韓国ネイションズカップは平坦コースが3ステージと登りコースが2ステージある中で、ステージ優勝こそならなかったが5日間全体としてチームとして良い動きをみせ、選手はチームで勝つためにまとまって動くことの重要性、そして有効性を理解できた。次のジュニア遠征はオーストリアでの世界選手権となるが、今回の遠征で課題となった登坂が厳しいコースとなる。世界選手権までの3週間で今のコンディションをさらに上げて上位を狙う。

Stage5 結果
1 RUSDUCK Nathan(オランダ Willebrord Will Vooruit)1時間45分06秒
2福田圭晃(日本) 同タイム
3日野泰静(日本) 同タイム
21小野寺慶(日本)同タイム
51香山飛龍(日本) 同タイム
54 湯浅博貴(日本) 同タイム
76馬越裕之 同タイム

Stage5 個人総合成績
1 BRUSSENSKIY Gleb (カザフスタン)11時間22分49秒
2 PRONSKIY Daniil (カザフスタン)8秒差
3FEDOROV Yevgeniy(カザフスタン) 37秒差
6馬越裕之(日本) 1分24秒差
10小野寺慶(日本)2分8秒差
22湯浅博貴(日本) 5分9秒差
29福田圭晃(日本)8分34秒差
31日野泰静(日本)8分38秒差
40香山飛龍(日本)8分46秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之