Stage4
Stage4はMalarticの街をスタートして1周20kmの周回を2周しMalarticの街に戻る52.8kmのコースで争われた。距離が短くアメリカが総合上位を独占しているためコントロールすることが予想され、日本チームは集団ゴールに集中して臨む。
この日1度だけあるスプリントポイントを日野は2位通過したもののポイント賞争いをしているカナダのPICKRELL Rileyに先着されポイントで逆転される。ただここで稼いだボーナスタイムで個人総合を7位まで上げる。
レース全体をアメリカがコントロールして進む。日本チームは集団前方でまとまり、横風区間で集団が分断されても前をキープする。アメリカ、フランスが列車を組む中、日本チームも列車を作りスプリントに備える。小笠原がラスト800mから奇襲で飛び出す。ラスト300mまで粘るが、個人総合リーダーのSHEEHAN Rileyが小笠原を抜きそのまま先行する。日野はスプリント中に隣の選手と接触しスピードが落ちてしまいもがききれず4位となり、最後に伸びた福田が3位に入った。個人総合リーダーのSHEEHAN Rileyがそのままスプリントを制した。
カナダのエーススプリンターPICKRELL Rileyが強力で日野はポイントジャージを奪われてしまったが、日本チームはステージ優勝、そして日野のポイントジャージ獲得、ボーナスタイムによる日野の個人総合のさらなるジャンプアップを優先してチームで戦う。
Stage4順位
1 SHEEHAN Riley(アメリカ) 1時間5分48秒差
2 PICKRELL Riley (カナダナショナルチーム)
3 福田圭晃 同タイム
4 日野泰静 同タイム
39 小笠原匠海 同タイム
40 小野寺慶 同タイム
117 山本哲央 18秒差
Stage4個人総合順位
1 SHEEHAN Riley (アメリカ) 6時間51分2秒
2 BOOTS Kendrick (アメリカ) 11秒差
3 GARRISON Michael(アメリカ) 11秒差
7 日野泰静 40秒差
25 小笠原匠海 1分18秒差
27 福田圭晃 1分20秒差
35 小野寺慶 1分43秒差
12 6山本哲央 21分43秒差
JCF強化コーチ 柿木孝之