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2018/05/27

UCI JUNIOR NATIONS CUP Tour du Pays de Vaud 2018

Stage3-1

Stage3-1は当日朝にコースが突然変更になりスタート直後の3.4kmの登りに続き、10km過ぎから8kmほどの勾配の緩い登りが加わることになった。さらにコース中間には4.4kmの登りも控え、コースプロフィールからは分からないアップダウンも多く78.7kmと距離は短いながらも激しいレースになることが予想された。

スタートして2kmのスピードの出る広い平坦区間で大落車が発生して30人ほどが巻き込まれる。日本チームも数名巻き込まれ日野が腰を強打してそのままリタイアを余儀なくされる。落車の状況によりレースはニュートラル措置がとられ、中村も代車に乗りかえてスタートする。

最初の山岳で3名が抜け出し、そこからは個人総合リーダーを擁するデンマークがコントロールして集団は進む。40km過ぎからの4.4kmの登り区間で集団は完全にバラバラになり、その中で小野寺が20人以下となった先頭集団に入りレースを進める。その後、香山らも合流しメイングループは再び50人ほどになる。そこからは細かな動きはあるが、アタックは決まらず最後は緩い登りでのスプリントとなりフランスのPAGE Hugoが制した。香山と小野寺は連携が取れず香山の28位にとどまった。

Stage3-1

1 PAGE Hugo(フランス) 2時間8分8秒
2 STRELKOV Nikita(ロシア)同タイム
3 MAAS Edo(オランダ)同タイム
28香山飛龍  同タイム
36小野寺慶 10秒差
66道見優太 6分20秒差
93宇佐美颯基  20分25秒差
DNF中村龍吉
DNF日野凌羽

Stage3-2

午後の10.2kmのTTはコースプロフィールでは平坦基調の単調なコースに見えたが、アップダウンが多く、道の狭い区間もありテクニカルコーナーも2つある。優勝は前評判通りデンマークのSKJELMOSE JENSEN Mattiasが10.2kmを12分22秒で走り抜け2位に21秒差、3位に30秒差をつけ圧倒的な走りを見せた。日本チームは香山の1分42秒差の56位が最高位であった。

最終ステージとなるstage4は山岳ポイント自体は厳しくないが、スタートからアップダウンがラスト20kmまで続く。好調の小野寺、香山でステージ上位を狙う。

Stage3-2    10.2km TT

1SKJELMOSE JENSEN Mattias(デンマーク) 12分22秒 AV49.4km/h
2LEVY William Blume(デンマーク) 22秒差
3AASHEIM Ludwig (ノルウェー)30秒差
54香山飛龍 1分42秒差
64小野寺慶1分54秒差
85道見優太 2分34秒差
88宇佐美颯基  2分45秒差

Stage3個人総合成績

1SKJELMOSE JENSEN Mattias(デンマーク) 5時間18分11秒差
2LEVY William Blume(デンマーク) 18秒差
3AASHEIM Ludwig (ノルウェー)37秒差
38小野寺慶5分01秒差
60道見優太 11分51秒差
63香山飛龍 15分22秒差
83宇佐美颯基  33分50秒差

JCF強化コーチ柿木孝之