Windham Mountain Resort PRO GRT/XCT 2017 (UCI Cat. HC)
先週のカナダケベック州モンサンタンから陸路800キロの移動を行い、アメリカニューヨーク州ウィンダムへ7日に移動。
翌日8日からトレーニングを、ロードとコースを使ってしっかりと行いレース日を迎えた。
レース当日予報では終日雷雨であったが、いい具合に予報は外れて終日快晴の中レースは行われた。
今回のレースはUCIジュニアシリーズXCOでもあり、カテゴリーはHCとW杯に次ぐグレードであり、各自UCIポイントの獲得を目標にトレーニングに励んだ。
レースは男子U23に平林安里と上野蓮、男子ジュニアに北林力と小林勇輝、女子ジュニアに川口うららと山田夕貴がエントリーした。
男子U23と男子ジュニアはスタートループ(以下SL)+4周。女子ジュニアはSL+3周でレースは行われた。
U23はSLで平林が先頭に出て1周目は2位に5秒程度差を付ける場面もあったが、先週からの風で思うようなトレーニングが十分でなく2周目に失速して15位程度を一時走行したが、3周目後半からペースを取り戻し10位でゴール。上野はスタート位置が後方であったが、ペースの速い集団後方で粘り続け15位。
男子ジュニアは北林がスタートループから1位を争う形でレースを展開したが2周目で後退してしまい、6位でフィニッシュ。小林はスタート位置が悪く、集団後方のスタートから上がれず24位。
女子ジュニアは、全体の人数が少なくエリート、U23、ジュニアと同時スタートとなった。川口はエリート選手の2位集団後方でレースを展開しジュニアでぶっちぎりでゴールし優勝。山田はスタートで出遅れる形となり苦しい展開で終始レースを行ったが、粘った走りを見せ5位でゴールした。
今回の遠征の目的であるUCIポイントをそれぞれ平林10ポイント、上野1ポイント、北林35ポイント、川口90ポイント、山田40ポイント獲得することができた。また川口は総合という成績はないが、女子エリート約3分差の10位でゴール(エリート女子4周中、ジュニア女子3周フィニッシュでのカウント)を出来たことは、将来に向けてとても有意義なレースとなった。
今回の遠征で本場のコースや海外レースサーキットを同年代の選手と競えたことはとても有意義な時間であり、今後の成長に向けて得るものが多かった遠征となった。
ご声援ありがとうございました。(鈴木雷太)