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2020/07/30

「2020-2021 シクロクロスシーズンに向けて」シクロクロス小委員会委員長メッセージ

昨シーズンの終盤から新型コロナウィルス感染症拡大にともなう社会情勢変化により、シクロクロスも大きく影響を受けています。
そのような中、主催者様はじめ多くの方々のご尽力により、シーズン開幕を迎えようとしています。改めて感謝するとともに改めてお礼を申し上げる次第です。

シクロクロス小委員会委員長に就任し2シーズン目を迎えようとしていますが、一人でも多くの選手が海外で通用するようなレベルになって将来的にはメダルを目指して戦いたいと考えています。

今まで国内のシクロクロス・シーンではシクロクロスの競技の部分が他種目と比べても競技色を強く感じられませんでしたが、海外ではシクロクロスのトップ選手がロードでもトップとして通用しており、シクロクロスのポテンシャルがこれまで以上に注目されています。

今後はシクロクロスを通じて、選手を取り巻く環境を整備していき、今できることから取り組んでいきたいと思っていますが、このあたりは連盟内でも他種目たとえばロードやマウンテンバイクなどとも将来的に連携をしてゆき強化を図りたいと思います。まず今年は強化指定選手を選定し国内キャンプなどを開催し強化に一層力を注ぎたいと考えています。また、現在はコロナ禍ではありますが将来に向けて海外トレーニングキャンプの道も模索します。

私は世界の進化についていかなければチャンピオンスポーツとしての意味はない、そう考えます。
私自身の現役時の経験も活かし、少しでも一緒に世界へチャレンジしていきたいと思っています。
強化指定選手になった選手はもちろんですが、それ以外の選ばれなかった選手にもチャンスはあります。
みんなで切磋琢磨してレベルを上げていければと思っています。

また、代表監督に就任して過去2回の世界選手権では代表選手の同一周回完走者は増えていますから、将来的にはメダルに手が届くところに持ってゆく事は不可能ではないと考えています。

私もですが連盟はじめすべての関係者、そしてもちろん選手にも頑張っていただき、一緒に突き進んでいきましょう。

 

2020年7月30日
公益財団法人日本自転車競技連盟
シクロクロス小委員会委員長 三船雅彦