公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)は、2021年1月11日から2022年3月31日まで、今後約1年間のトレーニングおよびデータ分析プラットフォームとして、Today’s Plan社のサポートを受けることとなりました。
Today’s Planは世界中の自転車競技者やコーチなどに愛用されており、遠隔でのトレーニングも可能にさせるプラットフォーム及びデータ分析ツールです。
このToday’s Planとのサプライヤー契約により、トラック競技の強化指定選手やHPCJC(ハイ・パフォーマンス・センター・オブ・ジャパン・サイクリング)は、世界をリードするデータ分析ツールにアクセスし選手のポテンシャルを最大限に引き出すことを目指します。
「We are excited to be partnering with JCF and helping their athletes hit their performance goals. This will be an ever evolving partnership that we look forward to making the most of with athletes and staff in JCF”. 」
Today’s plan代表 ベンジー・マーシャルより
Today’s Planの使用により、主に下記の4つの利点を最大限に活用していきたいと考えています。
- 構造化されたトレーニング、目的別のトレーニング内容とそれらの分析データが集約され、遠隔からも全ての人がアクセスできる。これによりコーチは選手に効果的で効率的なトレーニングを提供・管理することが可能となる。
- 各選手を効率的に管理するためのツールをコーチに提供することで、コーチが選手の日々の情報に基づいた判断・決定を実施可能にする。
(例えば、プラットフォーム内でトレーニング計画を各選手へ配布し、コーチから選手へのトレーニングに関する注意事項の伝達だけでなく、トレーニング後にはコメントの他にコンディション(疲労感、身体の痛み、モチベーションなど)を選手が主観的指標で記録できるため、選手に関する情報に基づいた様々な判断や決定をコーチが効率的に行えるようになります。)
- 自転車のトレーニングに必要不可欠なパワーメーター、心拍数モニター、その他のセンサーテクノロジーなどの一般的なトレーニングツールを選手とコーチの両方が最大限に活用できる。
- 新しいセンサーテクノロジーを活用する、すなわち新しいデータストリームを取り込み、それらを有意義な分析方法で提示するメカニズムが提供される。
(例えば、アスリートのウェルネスデータをキャプチャし、これをパフォーマンスデータと関連付けることができます。)
JCF並びにHPCJCは、2021年の東京オリンピックはもちろん、2024年のパリで開催されるオリンピックをも見据えて、今後も様々な角度からトラック競技のナショナルチームを更に強化していきます。