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2022/03/16

ロードU23男子春期欧州遠征 レースレポート②

日程:3月12日(土)
大会:Le Poinçonnet-Panazol Limoges Métropole
レースカテゴリー:160km FFCエリートクラス
場所:フランス・アンドル県及びオートヴィエンヌ県
エントリー数:168人
参加国籍数:13ヵ国

選手
大仲凛功(松山学院高校)
川崎三織(EQADS)
山下虎ノ亮(榛生昇陽高校)
山田拓海(早稲田大学/EQADS)

レース結果
1.RETAILLEAU Valentin(フランス/AG2R CITROËN U23 TEAM)3h58m00s
2.VAN NIEKERK Morne(南アフリカ/SAINT MICHEL–AUBER 93)
3.VADIC Baptiste(フランス/VENDEE U PAYS DE LA LOIRE)
…58川崎三織、72大仲凜功、90山田拓海、山下虎ノ亮は途中棄権 完走107人/エントリー168人

浅田顕監督コメント
前週にフランス国内オールカテゴリーレースを経験し、いよいよフランス国内トップカテゴリーレースへの挑戦となった。今回のコースは大規模なラインレースで前半は直線的なフラット基調、中盤から後半にかけては徐々に起伏が増し力勝負となる全長160㎞。日本チームとしては格上のフランスクラブチームたちに対し、全員で位置取りを繰り返しながら難関にたどり着くこと、天気も悪いので展開によっては逃げに乗ることも視野にスタートした。

レース前半は11名の先行グループが形成されるが主力チームが残るメイン集団は落ち着いてレースを進める。チームは序盤に集団の密集度に慣れない大仲と山下が落車し機材交換ののち再スタートし集団に復帰する場面もあった。大仲は代車で走り続けられた一方、山下は落車負傷の影響で途中棄権となった。山田は前半からよく動き一時は逃げグループに参加するが勝負が始まる110㎞過ぎの山岳ポイントまでは川崎と連携しながら集団に残った。難関となる山岳ポイントでは主力メンバーのペースアップで逃げグループを吸収しながらグループを30名以下に小さく絞った。チームからは唯一川崎が先頭グループで頂上をクリアしたが、その後の下り基調のペースアップで離れてしまい後続集団でゴールを目指すことになった。次いで大仲、山田も悪天候と厳しいコースに消耗しつつも最後まで走り切った。

次週も同クラスのレースが続くので身体を整え直し順位を向上させてゆきたい。

各選手コメント

川崎三織(EQADS)
前半はあまり動かず最重要な2つ目の山岳ポイントに備えた。難関の入り口では後方から入ったが山田と連携し登り頂上では前方に残ることが出来た。しかし更に力勝負が続いた下り区間で出来たギャップを力不足で埋める事が出来ず悔しい思いをした。良い感触があるので次勝負したい。

山田拓海(早稲田大学/EQADS)
雨予報に装備を整えてレースでは常に展開に参加できる位置で走った。しかし重要な山岳ポイントでは位置を落としてしまい勝負に絡むことが出来なかった。今日はチームメンバーを確認し合える位置に居られたことが良かった点であった。

大仲凛功(松山学院高校)

重要な登り区間に気をつける事と、レース中はチームで纏まることを意識してスタートした。登り区間では代車という事もあり遅れてしまったが、落車めげずに最後まで走る気持ちがあった。怪我も大丈夫なので次のレースで頑張りたい。

山下虎ノ亮(榛生昇陽高校)
レース序盤から4人で固まりたかったが落車してしまい胸部を痛めてしまい力強く踏み込むことが出来なかった。怪我を直し体調を整えて次のレースでは位置取りを上達させレースの前方を走りたい。