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2022/03/24

ロードU23男子春期欧州遠征 レースレポート③

日程:3月20日(日)
大会:GP NATIONAL DE CINTEGABELLE
レースカテゴリー:140km FFCエリートクラス
場所:フランス・オートガロンヌ県
エントリー数:127人
参加国籍数:9ヵ国

選手

大仲凛功(松山学院高校)
香山飛龍(弱虫ペダルサイクリングチーム)
西本健三郎(EQADS)
山下虎ノ亮(榛生昇陽高校)
山田拓海(早稲田大学/EQADS)

レース結果

1. NARBONNE ZUCCARELLI Axel (フランス/AVC AIX EN PROVENCE)3h39m39s
2. BEZZA Quentin(フランス/CHARVIEU CHAVAGNEUX)+35s
3. LEMOINE Gaëtan フランス/MONTAUBAN CYCLISME)+35s
…37山田拓海+7m50s、56香山飛龍、57西本健三郎、59山下虎ノ亮は完走、大仲凜功は途中棄権 完走62人/エントリー127人

浅田顕監督コメント

1週間のトレーニングでコンディションを整えてのレース参加。風速10m/sを超える強風が吹きさらすアップダウンの細道が続く周回コースでレースが行われた。チームの課題はチームでの位置取りと、後方で風にさらされぬように出来るだけ先行グループに乗る事とした。しかしレースは10人以上の大人数を揃えるチームらによるペースアップや落車による分断で山田と香山以外はメイン集団から序盤に脱落してしまう。中盤には好位置につけた香山も位置取りに苦戦し遅れ始めた。残った山田は7人の先行グループを追う追走を試みるが僅かに力及ばず分断した後方グループに取り残され37位でのゴールとなった。このような強風のレースを初めて経験した選手にとっては衝撃的で心身ともに辛い一日であったが、経験と技術アップの土台として次回に繋げて欲しい。

各選手コメント

香山飛龍(弱虫ペダルサイクリングチーム)
今日はとにかく前に位置取らなければならなかった。追走に乗る事も心掛けたが成功しなかった。チームとしての人数の差も不利でだったと感じた。

山田拓海(早稲田大学/EQADS)
いつも前半から動き過ぎて肝心なポイントを逃しており、風のレースも得意ではないので今日はおとなしく集団で位置取り最後まで残る事を心掛けた。先頭グループに対する追走にも乗ることを考えたが少し勇気が足りなかった。

西本健三郎(EQADS)
スタートで後ろに並んでしまった事が最大の失敗だった。最初の登りで前方へあがる為に力を使いオールアウトしてしまった。先週に比べ体調も回復しているので練習して次のレースに備えたい。

大仲凛功(松山学院高校)
今日は前方を走り落車を避けるように気を付けて臨んだが、コーナーで膨らんできた選手に引っかかり落車してしまった。後方スタートとなって焦っていたこともあったかも知れない。落車で負傷した指が痛みだしたため途中リタイヤした。

山下虎ノ亮(榛生昇陽高校)
走る前から風が強い事はわかっていたが、後方にいてしまい落車の分断で千切れグループで集団を追う事になってしまった。しかしローテーションがうまく回らず差は広がってしまい遅れた集団でレースを終えた。風の動きに慣れていないのでもっと技術を向上させたい。