トレーニングキャンプも最終日を迎えた。昨日はベロドロームで全日本実業団大会が開催されているため、午前中にウエイトトレーニング、午後からは1kmサーキットで2時間汗を流した。ウエイトトレーニングは個々の目的に応じて自らメニューを考え、実施した。
最終日はアジア選手権および入れ替え対象選手を選考するため、日本CSCの協力を得て、1/1000電子計時測定を行ない、キャンプ期間内の走力を総合的に判断した。「ゆとり世代」の選手達に競争原理を求めることは、厳しい一面は見られるが競技スポーツの宿命であると考える。本日は試合出場想定から逆算して、最高のコンディションに仕上げていく。さらに限られた与えられた条件下で決められた日時にパフォーマンスを発揮するといった目的も含まている。キャンプ中、選手たちは日ごとに競技力向上が見られた。強化指定に選考された選手は、同会場で12月19日~23日予定で開催される。(JCF強化委員 ジュニア強化育成部会長 折本裕樹)