新着情報

「チャリダー★全日本選手権ロードレース2022」放送日のお知らせ

9月 7th, 2022

6月23日から6月26日に広島県三原市 広島県立中央森林公園にて開催されました「全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース/ 全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会/ 日本パラサイクリング選手権・ロード大会」の様子がNHK BS1にて放送されます。放送予定日が決定いたしましたのでお知らせいたします。

〈放送予定日〉
「チャリダー★全日本選手権ロードレース2022」
9/10(土)18:00~18:49(NHK BS1)

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UCI JUNIOR NATIONS CUP 2022TOUR DE DMZ レースレポート⑤

9月 5th, 2022

最終日となるstage5はINJEからGOSEONGまでの104.8kmで前日に続き雨の中のスタートとなる。コースプロフィールでは長く登っているようにみえるが集団で超えられるような高速の登り、その後の道のうねった長い下り区間、そして複数の小高い丘の一つに山岳賞が設定されている。通常であれば個人総合に関係のない逃げがいくか、集団でのスプリントの予想が立てられるが、今回はリーダーチームがステージレースの戦い方ではなく毎ステージがワンデイレースの戦い方のため、日本チームもこのステージ上位に入るために逃げに乗る動きのみを考える。スタート直前に岡崎一輝は体調不良でスタートできず、日本チームは3名でのレースとなった。スタートと同時に中山竜一が単独落車するが長い時間をかけて登り区間前に集団に追いつく。いくつかのアタックがあるがタイの選手が独走してレースは進む。下り区間では予想通り集団はいくつにも分断され、体調の良い柚木伸元が集団前方に位置する。その後の山岳ポイントでタイの選手は捕まり、柚木はペースの上がった集団から抜け出し3位で山岳ポイントを通過し、調子の良さを確認する。この段階で17名になった集団から次の登り区間でオランダのWILLEBRORD WIL VOORUIT(WWV)のエース2名が攻撃を仕掛けてくる。反応できたのは柚木だけで、そのまま3人でローテーションして14名の後続集団まで1分差まで広がる。ところが日本の選手を置いて2人で逃げたいWWVは柚木に交互に攻撃を仕掛けてくる。フィニッシュまで30㎞を残してここで2名から遅れると後方集団に戻らざるを得なくなる中で、柚木はことごとく攻撃をつぶす。激しい攻撃が10kmほど続いたが、WWVの2名はあきらめて3人でのローテーションに変わり事なきを得る。このアタック合戦で集団とのタイム差が縮まるどころか2分と広がり、今日の逃げ切りは確定する。連日のWWVの走りからいつ再び攻撃が始まるか緊張が続く中でフィニッシュを迎える。3名でのスプリント争いではHUISING Mennoが制して、柚木は2位となった。

来季ワールドツアーのサテライトチームで走る2名の攻撃を防ぎきった柚木はstage4から調子を上げて、この日ステージ優勝には届かなかったものの非常に印象的な走りをみせた。初日の結果でチームとしては個人総合を意識せずに走ったが、最終的には柚木が個人総合を7位まで上げて、渡辺一気も15位まで上げたので、ステージでの獲得ポイントも加えて今大会でネイションズポイントを32ポイント獲得した。

ジュニアナショナルチームとして2019年以来のネイションズカップ参加であり、1チームだけとびぬけて強いチームが参戦する中で、初日は日本のレースとの展開の違いに戸惑いをみせ動きが悪かった。ただstage2からstage5までは自ら動いて勝負していかなければレースに加われないと認識して、各選手がチームとしてまとまり連携をとりながら積極的に前に出てレースに参加する意思をみせ、ステージ優勝は遠かったものの各自の力を十分に出すことが出来た。今回は6名中3名がジュニア1年目の選手であり、この経験を来年のネイションズカップにも繋げていってもらいたい。

Stage5 結果
1 HUISING Menno (WWV)             2時間32分5秒
2柚木伸元                      同タイム
3 VAN DER MEULLEN Max(WWV)          同タイム
24渡辺一気                      1分45秒差
33 中山竜一                     11分50秒差
DNF岡崎一輝                     

個人総合順位 
1 VAN DER MEULLEN Max(WWV)          13時間00分23秒
2 HUISING Menno (WWV)              1分1秒差
3MAKOHON JACK (ONTO PB HINCAPIE)       13分34秒差
7柚木伸元                      18分20秒差
15渡辺一気                     21分52秒差
31中山竜一                     31分08秒差

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インカレ・ロードレースにおける落車事故について

9月 5th, 2022

9月4日(日)午前11時頃、鹿児島県内で開催されていた、2022年文部科学大臣杯第77回全日本大学対抗選選手権大会ロードレースにおいて、多数の選手が関係する落車が発生いたしました。

このうちの1名の選手の方が重症を負い、ドクターヘリによる救急搬送がなされ懸命な治療が行われましたが、同日深夜、残念ながらご逝去されました。

亡くなられた選手の方に対し、心よりご冥福をお祈りするとともに、ご遺族・関係者の方々に哀悼の意を表します。

本大会の共催である弊連盟としましては、本大会の開催にご協力頂いた皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします。

今後、競技の安全性につきまして更なる検討と改善を行いつつレースを実施していくことといたします。

 

2022年9月5日

公益財団法人日本自転車競技連盟

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【エントリー開始のお知らせ】 全日本自転車競技選手権大会(マウンテンバイク・ダウンヒル)

9月 2nd, 2022

下記の通り開催地および日程変更をお知らせ致しました、全日本自転車競技選手権大会(マウンテンバイク・ダウンヒル)につきまして、大会エントリーを開始致しましたのでお知らせ致します。

 

【変更後の大会情報】

開催日時:9月24日(土)-25日(日)
開催場所:群馬県嬬恋村 パルコール嬬恋リゾート(〒377-1611 群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣バラギ高原)

 

【大会エントリー】
受付期間:9月2日(金曜日) 20:00 〜 9月17日(土曜日) 23:59
申込みページはこちら

 

【大会要項】

 

 

大会まで短期間での募集となり申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

JKA補助事業
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全日本自転車競技選手権大会(マウンテンバイク・ダウンヒル)について(開催地変更)

9月 1st, 2022

全日本自転車競技選手権大会(マウンテンバイク・ダウンヒル)については

下記の通り開催地および日程を変更し開催することとなりましたのでお知らせいたします。

日時:9月24日(土)-25日(日)

場所:群馬県嬬恋村 パルコール嬬恋リゾート

〒377-1611 群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣バラギ高原

 

エントリーサイト等については準備でき次第ホームページに掲載させていただきます。

短期間での開催となり申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

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【お知らせ】パラサイクリング杉浦佳子選手 取材記録のテレビ放送予定

9月 1st, 2022

パラサイクリング杉浦佳子選手の取材記録を、あす9月2日(金)NHK「おはよう日本」6時台のスポーツコーナーで放送予定となっています。是非ご覧下さい。

※放送予定は変更になることもございます。

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【レポート】2022 UCI マウンテンバイク世界選手権

8月 31st, 2022

2022 MOUNTAIN BIKE WORLD CHAMPIONSHIPS
開催日程:2022年8月25日(木)~8月28日(日)
大会最終日となる8月28日はXCOのU23,エリートカテゴリーのレースが行われました。

日本からは女子U23に小林あか里が、男子エリートに北林力がエントリー。

57名がスタートする中、45番手のコールアップとなった小林は、スタート直後の上り坂での落車に巻き込まれてしまい大きく順位を落とします。
その後は、ペースを刻みながらレースを進め、最終周回に入ります。
結果はフルラップ完走の41位でレースを終えました。

今大会最終レースでもある96名出走の男子エリートの75番目でスタートラインに立ちます。

スタートラップは落ち着いた走りで、ポジションを10上げる好調ぶりを見せました。
しかしながら後半にかけて周りの選手のペースが上がっていきます。
結果は-2lap 75位となりました。

XCO 女子U23

1位 BURQUIER Line フランス 1:11:09

2位 PIETERSE Puck オランダ +0:43

3位 PEDERSEN Sofie デンマーク +0:59

41位 KOBAYASHI Akari 日本 +12:07

XCO 男子エリート

1位 SCHURTER Nino スイス 1:21:13

2位 VALERO SERRANO David スペイン +0:09

3位 BRAIDOT Luca イタリア +0:29

75位 KITABAYASHI Riki 日本 -2LAP

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【重要】【必須】日本スポーツマスターズ2022岩手大会 体温および体調のチェック期間について

8月 30th, 2022

日本スポーツマスターズ2022岩手大会では、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、選手・監督・競技役員・報道関係者など、会場に入場する全ての方を対象に、少なくとも会場入りの14日前から会場地出発14日後までの体温および体調をチェックすることとなっております。上記カレンダーは自転車競技日程の前後14日間の目安を示したものとなっております。

ご自身のご都合で会場入りおよび会場地出発が前後する場合にはその日程も考慮し、前後14日間の体温および体調チェックにご協力ください。こちらのページにて体調管理アプリ「GLOBAL SAFETY」のご登録・ご利用方法をご案内しております。ご確認ください。

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UCI JUNIOR NATIONS CUP 2022TOUR DE DMZ レースレポート④

8月 30th, 2022

Stage4はCheorwonからInjeまでの141.8kmの今大会最長コースで、山岳賞のかかった2つの登りだけではなく1㎞ほどの勾配のある登りが複数回現れる最難関コースで、個人総合で大きく遅れている日本チームはこの日もステージ上位を狙う。Stage2、stage3で決定的な逃げに力で乗った阿部源はこの日は体調不良で出走を見合わせた。

スタートと同時に中山竜一がアタックするが集団も逃さず、速いペースでレースはスタートする。7kmでJapan Cycling Academyから参加の関口拓真とオーストラリアのクラブチームの選手が逃げ始める。徐々にタイム差を広げ始め、山岳前に追走のカザフスタンやタイも追いつき4人で登り始める。3kmほどの登り区間に入るとWWVが一気に集団を抜け出し先行していた関口らも吸収して下り区間で先頭集団はWWV3名、関口、インドネシア、カザフスタンの6名となった。集団も遅くはないが先頭集団は皆で回り、フィニッシュまで100㎞を残して有力選手が多く含まれるこの逃げは決定的と思われた。先頭集団では短い登りでもペースを落とさず、60km地点で関口、インドネシア、カザフスタンが遅れ、先頭はWWVの3名となる。ところがWWVの選手が下り区間で落車して、先頭は1名となり、また短い丘の度にペースアップが起こり勢いを取り戻したメイン集団は人数を減らしながら先頭までの選手を吸収して17名の先頭集団となる。ここに日本チームは柚木伸元と渡辺一気が入る。その後落ち着いたペースで進む先頭集団からトンネルが続く100kmあたりで3名の選手が抜け出す。115km地点から3kmほどの登りがスタートするとWWVのオランダ選手が強烈にペースアップして集団が分断される。柚木はカザフスタンの選手と頂上を超え、その後再結成された5位争いの6名の集団でフィニッシュに向かう。優勝はラスト20kmを独走したHUISING Menno (WWV) で、柚木は5位争いのスプリントで先頭でフィニッシュし、この日も日本チームはネイションズポイントを獲得した。

明日の最終ステージでは登りがあるものの例年は集団でこなす。ただ今大会はオランダのWWVがレースをコントロールせずに集団を破壊する走りをみせているため、明日も選手は積極的な走りで常に前で動きステージ上位を狙う。

Stage4 結果
1 HUISING Menno (WWV)             3時間32分43秒
2 MAKOHON JACK (ONTO PB HINCAPIE)       16秒差
3 VAN DER MEULLEN Max(WWV)          同タイム
5柚木伸元 4分14秒差
15渡辺一気                      5分50秒差
32岡崎一輝                      11分33秒差
33 中山竜一                     11分50秒差

個人総合順位 stage4後
1 VAN DER MEULLEN Max(WWV)          10時間28分22秒
2 HUISING Menno (WWV)             1分7秒差
3MAKOHON JACK (ONTO PB HINCAPIE)       11分45秒差
11柚木伸元                     18分12秒差
15渡辺一気                     20分3秒差
33岡崎一輝                     28分15秒差
35中山竜一                     29分19秒差

                          JCF強化コーチ 柿木孝之

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UCI JUNIOR NATIONS CUP 2022TOUR DE DMZ レースレポート➂

8月 30th, 2022

Stage3はDMZゾーンのImjingak をスタートしてCheorwonに向かう平坦基調の108.9kmで争われた。集団スプリントの可能性も考えられるが、今回は参加チームの中で圧倒的な強さを持つオランダのWILLEBRORD WIL VOORUIT(WWV)が、リーダーチームでありながら昨日も攻撃的なレースを行ってきたため、この日も日本チームは逃げに入って上位を狙った。

スタートしてすぐに今大会の有力チームによる6名の逃げが出来、ここに日本チームからは岡崎一輝が入る。10㎞過ぎでさらに5名の追走が入り、ここに阿部選手が入り11名の先頭集団を形成する。15kmあたりですでに40秒以上のタイム差となりさらにタイム差が広がっていく。メイン集団内の渡辺一気はトラブルで2回自転車交換するものの集団復帰する。30㎞過ぎには2分以上のタイム差となる。WWVの選手が2名、オーストラリアのクラブチームが2名入った中で、阿部も岡崎も脚を使い過ぎないように他のチームと協力して淡々とペースで逃げる。50㎞過ぎからタイム差が縮まり始め、70km過ぎからは1分を切るタイム差となり、集団からも長い直線では視界に入る距離まで近づいてくる。先頭集団も小高い丘でグループが分裂し、岡崎はメイン集団に戻る。阿部を含む5名が先行した状況で、メイン集団からWWVのダブルエースのHUISING Menno、VANDER MULLEN Maxが2名で飛び出し、先頭集団に追いついてくる。そこからの攻防でVANDER MULLEN Maxが1名で抜け出し、阿部を含む3名となった先頭集団にタイム差をつけてそのまま独走で優勝した。1分25秒後の2位争いの3名でのスプリントで阿部が先頭でフィニッシュした。昨日はWWVの3名と一緒に逃げて登りで遅れ、さらにコースミスしたため結果を残せなかったが、この日も前半から逃げに乗り、勝負所を見極めながら力を使い2位を確保した。

明日は140kmの山岳コースで、大きな登りが2か所、それ以外の所も短く勾配のある登りが多く厳しいレースになることが予想される。日本チームは個人総合で大きく遅れているため、残り2ステージもステージ上位を狙っていく。

Stage3結果
1VAN DER MEULLEN Max(WWV)          2時間30分22秒
2阿部源                       1分25秒差 
3 HUISING Menno (WWV)              同タイム
8柚木伸元                      2分25秒差
42中山竜一                      2分57秒差
43渡辺一気                       同タイム
61岡崎一輝                       同タイム

個人総合順位 stage3後
1 VAN DER MEULLEN Max(WWV)            6時間55分27秒
2 HUISING Menno (WWV)              1分29秒差
3VAN DEN BERG Daan (WWV)             4分20秒差
17柚木伸元                     14分20秒差
19渡辺一気                     14分25秒差
32岡崎一輝                     16分54秒差
33阿部源                      17分8秒差
48中山竜一                     17分41秒差

                        JCF強化コーチ 柿木孝之

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