新着情報

【大会レポート】ツール・ド・ラヴニール プロローグ

8月 25th, 2025

■大会レポート

プロローグ
開催日:8月23日(土)
コース:ティーニュ〜ティーニュ1800 3km(個人タイムトライアル)
出走人数:158名/27ヶ国

今年で61回目の開催を迎えた「ツール・ド・ラヴニール」。夏のフランスを舞台にした“U23版ツール・ド・フランス”として、世界のロードレースシーンに定着しており、これまで多くのチャンピオンたちがこの大会を足がかりに、グランツールで活躍するトップ選手へと大きく飛躍してきた。

近年はプロ入りする選手の低年齢化が進み、すでに世界のトップレースで活躍する選手も多く出場している。その影響でレースの難易度は年々上がり、プロ顔負けの厳しい戦いが繰り広げられているが、「ラヴニール(=未来)」という大会名が示すように、この大会には各国から“明日のチャンピオン”を目指す若手選手たちが集まり、U23世代にとって唯一無二の特別な大会となる。

日本チームは昨年の出場を見送ったため、今回は1年ぶりの参戦となった。現在、日本自転車競技界では若手強化戦略の推進により、U23だけでなくU19の段階から海外で経験を積む選手が増えており、こうした背景からも、近年で最も「脚の揃った」選手の招集が実現した。また、選手だけでなく、若手ながら欧州での経験が豊富なスタッフ陣も加わり、次世代の日本自転車競技界を担うチームとして、アルプス越えの山岳ステージを含む7日間の過酷なレースに挑む。

本大会は、19歳から22歳までが出場できるU23限定のステージレース。出場経験があるのは、U23最終年となる橋川丈と、3年目の鎌田晃輝の2名。両者は2023年の初出場時の悔しさを糧に、大きく飛躍を遂げ、チームの中核を担う存在としてこの大会に帰ってきた。

残る4名は今回が初出場。夏季休暇などを活用してフランスを拠点に活動してきた渡辺一気と林原聖真、そしてU23初年度ながら、U19時代から欧州レースで経験を積んできた岩村元嗣と望月蓮。いずれもフレッシュながら確かな自信と実力を備えており、これまでの日本チームが成し得ていない“何か”を期待させる布陣となった。

チームは大会数日前から、プロローグが行われるフレンチアルプスのスキーリゾート・ティーニュ(標高2,100m)に滞在。高地順応を含めた調整を行ってきたが、6選手はそれ以前からヨーロッパ各地で準備を進めてきた。そして大会初日となる8月23日、全長約3kmで標高差およそ250mを一気に駆け上がる個人タイムトライアルに挑んだ。

チーム内でトップタイムをマークしたのは、U23タイムトライアル日本チャンピオンの橋川丈。続いて渡辺一気、鎌田晃輝、望月蓮が、ほぼ同タイムでフィニッシュした。しかし、トップの橋川でさえ158選手中100位という結果だった。

レースが行われたのは標高1800mの高地。しかも、日本人選手が苦手とされる「パワーで押し切るタイプ」の短距離登坂タイムトライアルという、特殊な条件下での戦い。それでも選手たちは、走り終えて、それぞれに悪くない手応えを感じていた。だからこそ、その順位は、言葉を失うような厳しい結果となった。

「昨年ラヴニールに出場しなかったため、日本人選手の“世界における現在地”が見えにくい。初日のTTを走れば、それがわかるだろう」と語っていたのは中根英登コーチ。清水裕輔監督とともに、選手たちが想定どおりのパフォーマンスを発揮し、目標に近いタイムでゴールできたことは確認できた。しかしそれでも、プロローグの結果は監督、コーチにとっても衝撃的だった。

■中根コーチ コメント
「体格やパワー、レースの数やレベルの差だけでなく、近年ではUCIワールドチームが育成チームを持つのが当たり前になってきている。この大会に出場している多くの選手が、そうした育成チームに所属しており、ワールドチームと同じノウハウで若手の育成が行われていることが大きなアドバンテージになり、今日のようなレースでは、国内を拠点とする選手たちとの間に大きな差が出るのではないかと思う」

とはいえ、明日からは通常のロードレースステージが始まる。清水監督は「今日の結果に落胆する必要はない」と語り、まずは各選手が現時点で持てる力をしっかりと発揮できたことを前向きに捉え、明日以降のステージに期待を寄せる。中根コーチも「今回の日本チームには力のある選手が揃っており、今後も彼らが本領を発揮できるよう、引き続きサポートしていきたい」と意気込みを語った。

選手たちも前を向く。橋川は「今日のステージには反省点もありますが、次に向けて調子が上がってきている感覚があります。チームみんなで力を合わせて頑張りたいと思います」と話す。

7日間にわたるレースは、まだ始まったばかり。日本チームの挑戦はこれからだ。

 

■リザルト:
1位 SEIXAS Paul(フランス)7’19″14
2位 FINN Lorenzo Mark(イタリア) 7’19″84
3位 SCHRETTL Marco(オーストリア)7’26″78
100位 橋川丈 8’40″92
101位 渡辺一気 8’41″08
102位 鎌田晃輝 8’42″03
105位 望月蓮 8’45″24
118位 林原聖真 8’52″07
127位 岩村元嗣 9’04″00

 

■派遣情報大会名:2025 Tour de l’Avenir
カテゴリー:UCI U23ネーションズカップ
開催期間:2025年8月23日(土)~29日(金)
開催地:フランス・オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地方(Auvergne-Rhône-Alpes)
遠征特別協賛:Team NIPPO(株式会社NIPPO)、弱虫ペダル

8月23日(土)プロローグ ティーニュ〜ティーニュ1800 3km(ITT)
8月24日(日)第1ステージ アオスト〜サン=ガルミエ 188.6km
8月25日(月)第2ステージ サン=シンフォリアン=シュル=コワーズ〜ヴィトリー=アン=シャロレ 136.7km
8月26日(火)第3ステージ エタン=シュル=アルー〜シャティオン=シュル=シャラロンヌ 158.6km
8月27日(水)第4ステージ モンタニャ〜ヴァル・シュラン 110.2km
8月28日(木)第5ステージ サン=ジェルヴェ・モンブラン〜ティーニュ2100 121km
8月29日(金)第6Aステージ ラ・ロジエール〜ラ・ロジエール 41.6km
         第6Bステージ モンヴァルザン〜ラ・ロジエール 10.3km(ITT)
総走行距離 770km

■ 派遣選手
・鎌田 晃輝(大阪・JCL TEAM UKYO/日本大学)※U23ロードレース アジアチャンピオン
・渡辺 一気(北海道・京都産業大学)
・林原 聖真(鳥取・明治大学/群馬グリフィン)
・橋川 丈(福島・愛三工業レーシング)※U23タイムトライアル 日本チャンピオン
・岩村 元嗣(大阪・早稲田大学)
・望月 蓮(山梨・Team Buffaz Gestion de Patrimoine)

■ 派遣スタッフ
・清水 裕輔 監督
・中根 英登 コーチ
・市川 貴大 メカニック
・酒井 駿  メカニック
・西幹 祐太 マッサー
・坂本 拓也 マッサー

 

写真:Sonoko Tanaka

 

Categories: 新着情報 Tags:

【重要】2025四日市サイクル・スポーツ・フェスティバル

8月 20th, 2025

【重要】2025四日市サイクル・スポーツ・フェスティバル

エントリー開始時間変更のお知らせ

平素より本大会にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
標記の件につきまして、エントリー開始時間を下記のとおり変更いたしましたのでお知らせいたします。

<変更内容>

・当初予定:2025年8月20日(水) 14時00分開始
・変更後 :2025年8月20日(水) 17時00分開始

エントリーURL
https://entry.jcf-system.jp/entry/tournament_select.html

参加を予定されている皆さまにはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
引き続き、多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

大会に関するお問い合わせ先
四日市サイクル・スポーツ・フェスティバル実行委員会事務局
TEL:059-354-8482
FAX:059-354-8483

Categories: 新着情報 Tags:

【エントリー開始について】第42回全日本自転車競技選手権 BMXレーシング

8月 18th, 2025

表記大会のエントリーを開始致しました。

下記大会要項をご確認の上、大会エントリーサイトよりお申し込み下さい。

 

【大会エントリー】

受付期間:8月18日(月曜日)18:30 〜 9月7日(日曜日)23:59

申込みページはこちら

※本大会参加にはJCF選手登録が必要となります。 登録完了に要する時間は、所属先都道府県自転車競技連盟により異なりますので、3営業日以上余裕を持った登録申込をお願い致します。
登録ページはこちら

【大会要項】

 

JCFシクロクロスシリーズ 開催場の決定について

8月 6th, 2025
2025-2026シーズン JCFシクロクロスシリーズの開催場が決定いたしました。
10月 土浦ステージから 2月 シクロクロス東京までの全12戦+全日本選手権(第9戦と第10戦の間で開催)の計13戦がJCF公認大会として実施されます。

詳細はPDFにてご確認ください。
沢山の選手のご参加、またファンの皆様の来場をお待ちしております。

Categories: 新着情報 Tags:

令和7年度 第2級公認審判員講習会開催予定について(お知らせ)

8月 5th, 2025

令和7年度第2級公認審判員講習会について加盟団体へヒアリングしたところ別表のとおり開催予定をしております。

※各講習会の実施要項は確定次第本連盟WEB及び加盟団体WEB等にてお知らせします。

2025/07/01付ニュース 【第2級公認審判員講習会受講及び開催予定の方へ】を合わせてご覧ください。
https://jcf.or.jp/news-80366/

Categories: 新着情報 Tags: , , , , , , ,

UCI Trials World Cup R2 結果

8月 4th, 2025

大会名:2025 UCI Trials World Cup R2-Krynica
開催日:2025年8月1日(金)~3日(日)
開催地:クリニツァ=ズドルイ(ポーランド)

ポーランドのクリニツァで開催されたUCI Trials ワールドカップ第2戦。女子エリートには第1戦のスイス大会に続いて市川琉那が出場し、14位という結果を残した。
市川琉那はそのままヨーロッパに残り、9/12-14にフランスで開催されるWorld Cup R3-Cordonにもエントリーを予定している。なお、ワールドカップランキング(Standings:全3戦中2戦まで)では9位という好位置につけている。

女子エリート結果
14位 市川 琉那




女子エリートリザルト(1/2決勝・決勝)

ワールドカップランキング(全3戦のうち2戦まで)

 

最終日には5セクション1ラップの決勝が行なわれ、UCI公式YouTubeによるライブ配信もされた。終了後も配信済み動画として公開されているのでご覧いただきたい。(各決勝とも2分×6名×5セクションで約1時間)

UCI公式YouTube動画

女子エリート決勝

男子エリート20決勝

男子エリート26決勝


2025 UCI Trials World Cup 大会情報:

https://www.uci.org/competition-hub/2025-uci-trials-world-cup/3TXN59280n7n6KMivG0B9t?tab=overview

詳細情報(R2 RACE HUB):
https://www.uci.org/race-hub/2025-uci-trials-world-cup-krynica-zdroj-pol/2k7YxHKJETs65ruzeupLwI

会場の様子

Categories: 新着情報 Tags:

JOC ジュニアオリンピックカップ/2025全国ユース選抜マウンテンバイク大会 速報

8月 4th, 2025

JOC ジュニアオリンピックカップ/2025全国ユース選抜マウンテンバイク大会が8月2日(土)~ 3日(日)に、長野県北安曇郡白馬村 白馬クロスカントリー競技場 スノーハープにて行われた。
主な競技結果は以下の通り。

競技:クロスカントリー・オリンピック

男子ジュニア (2.3kmx5Lap)
1 中仙道 侑毅 FUKAYA RACING 埼玉県 36:51.85
2 幾田 悠雅  輪娯館/vittoria   栃木県 37:34.76
3 工藤 遙真  NESTO FACTORY RACING 北海道 38:17.68

女子ジュニア (2.3kmx4Lap)
1 原 つばさ iRC/Hakuba Hospitality Group 長野県 44:40.22

男子ユースU17 (2.3kmx3Lap)
1 北津留 新羽 Q-MAX     福岡県 21:20.93
2 郷津 輝   Dream Seeker Jr. Racing Team 東京都 22:06.75
3 横田 壮一郎 Fine Nova LAB 茨城県 22:34.84

女子ユースU17 (2.3kmx3Lap)
1 小林 碧  AX MTB team  茨城県 27:58.80
2 神武 奏帆 チーム輪工房    埼玉県 29:05.13
3 原 みらい 白馬マウンテンバイククラブ 長野県 29:49.11

男子ユースU15 (2.3kmx2Lap)
1 浦瀧 桜雅 TEAM BG8   北海道 15:52.81
2 村上 蕾夢 村上兄弟    宮城県 15:53.92
3 角田 直央 Fine Nova LAB 千葉県 16:06.03

女子ユースU15 (2.3kmx2Lap)
1 奧山 真彩 横浜本牧レーシング   神奈川県 18:29.59
2 綱嶋 勇音 ボンシャンス      長野県 19:52.85

3 平川 凜  白馬マウンテンバイククラブ 長野県 19:58.97

男子小学6年生 (1.6kmx3Lap)
1 大石 理人      滋賀県 6:49.81
2 村上 鳳冴 村上兄弟 宮城県 17:06.39
3 藤本 蒼平 K-SPEED 兵庫県 17:35.84

女子小学6年生 (1.6kmx3Lap)
1 飯島 花怜 とちぎJr.MTBレーシング/泉崎第二小学校 福島県 17:57.70
2 今泉 日葵 Q-SHU UNION 佐賀県 19:31.70
3 浦瀧 桃杏 TEAM BG8   北海道 20:01.69

男子小学5年生 (1.6kmx3Lap)
1 平川 怜  白馬マウンテンバイククラブ 長野県 17:54.66
2 平 六之助  イオンバイクJr. レーシング 千葉県 19:02.81
3 綱嶋 一信  ボンシャンス      長野県 19:03.41

女子小学5年生 (1.6kmx3Lap)
1 佐野 真麻 ORCA CYCLING TEAM 愛知県 19:06.83
2 中川 朋珈            京都府 21:02.28
3 岡田 明子 TCKR        愛知県 22:04.62

男子小学4年生 (1.6kmx2Lap)
1 大野 嶺  morinekiよろづやレーシング/斑鳩東小学校 奈良県 13:04.85
2 山瀬 喜生 TEAM BG8      北海道 13:18.46
3 山本 悠晴 Bike is life.      福岡県 13:18.55

女子小学4年生 (1.6kmx2Lap)
1 田中 花穂  FLAT OUT    神奈川県 16:43.88
2 星野 紗里  白馬マウンテンバイククラブ 長野県 17:26.64
3 杉本 佳那恵 イオンバイクJr.レーシング  千葉県 18:21.85

男子小学3年生 (1.4kmx2Lap)
1 石井 寿弥 sonic-racing   岡山県 11:30.42
2 石田 隼斗 TCKR      愛知県 12:02.37
3 木曽 太智 まちさがROCKETS/相模原市立当麻田小学校 神奈川県 12:08.36

女子小学3年生 (1.4kmx2Lap)
1 稲葉 桃子 MERIDA Kids Club 静岡県 12:46.71
2 渡邊 絢心 白馬マウンテンバイククラブ 長野県 12:58.39
3 小島 真音 FU-JIN RACING  京都府 13:17.65

男子小学2年生 (1.4kmx1Lap)
1 園部 暖 ナカザワジム/秋川マウンテンバイクスクール 東京都 5:57.86
2 杉村 桜希          神奈川県 6:26.31
3 金子 蓮 Limited Team 846 大阪府 6:30.84

女子小学2年生 (1.4kmx1Lap)
1 八坂 愛菜  THRAPPY 愛知県 7:05.31
2 吉川 実紅  八幡浜MTB/東温MTB 愛媛県 7:33.43
3 野見山 藍衣 TEAM BG8 北海道 17:53.53

男子小学1年生 (1.4kmx1Lap)
1 杉山 立夏 とちぎJr.MTBレーシング 栃木県 6:47.27
2 小島 蒼偉 FU-JIN RACING 京都府 8:07.37
3 内 佑太           東京都 8:08.05

キッズA 男子 (0.5kmx2Lap)
1 内山 裕仁       埼玉県 3:45.70
2 馬場 傑  フラムルージュ  神奈川県 3:54.41
3 高嶌 優希 Go Riders 長野県 4:04.99

キッズA 女子 (0.5kmx2Lap)
1 石井 紬  戸塚こばと幼稚園       神奈川県 4:14.89
2 福田 雪花 秋川マウンテンバイクスクール/Kei’s power 埼玉県 5:36.35
3 杉村 陽禾                 神奈川県 25:36.87

キッズB 男女 – 補助輪あり/ランニングバイク - (0.45kmx1Lap)

1 高嶌 優希  Go Riders   長野県 11:42.54
2 菅原 隼乃介 横浜本牧レーシング 神奈川県 11:43.33
3 古市 緒真  キッズうえだみなみ 長野県 12:00.04

ダディ (2.3kmx4Lap)
1 北津留 翼 Q-MAX 福岡県 31:02.35
2 小澤 航       埼玉県 34:56.71
3 上野 亮 SOHAYA RACING 愛媛県 36:52.59

マム (2.3kmx3Lap)
1 北津留 千尋 Q-MAX 福岡県 29:57.76
2 阪本 実樹 ProRide 岐阜県 32:19.31
3 石田 依里 TCKR 愛知県 39:02.78

テクニカルデータ
コース長
ジュニア・ユース 2.3km、小学4~6年生 1.6km、小学1~3年生 1.4km
キッズA(補助輪なし)500m、キッズB(補助輪あり)450m
最高地点 800m スタート標高 769m 最低地点 769m 標高差 31m

■主催:全国ユース選抜マウンテンバイク大会実行委員会(白馬村教育委員会、公益財団法人日本自転車競技連盟、白馬さのさか観光協会、一般社団法人MTBリーグ)
■後援:白馬村、長野県、長野県教育委員会、公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人JKA、白馬村観光局、一般財団法人日本自転車普及協会、一般財団法人自転車産業振興協会、一般社団法人自転車協会
■協力:長野県自転車競技連盟、白馬スキークラブ、株式会社ダイナコ
■協賛:JA全農長野、シマノセールス株式会社、株式会社オージーケーカブト、株式会社Champion System Japan、AEON BIKE、IRC 井上ゴム工業、NESTO、P&P COMPONENTS、有限会社 ブイ・ティー・ジェイ(VittoriaTires)、GIANT、ザ・ビック白馬店、オーブス、ハピアA・コープ白馬店、スパイシー、フルマークス、BikeShop CLAMP、リズムジャパン、BMC、YAMANEKO BIKE、スペシャライズドジャパン、アウトドアスポーツ 846、TOPEAK、TIOGA、FINISH LINE
■計測:ワキタソフト

Categories: 新着情報 Tags:

シクリスムエコー2025夏号発刊

8月 1st, 2025

シクリスムエコー No.236号の公開

日本自転車競技連盟の広報誌「Cyclism echo (シクリスムエコー)」No.236号を公開いたしました。
デジタルブックは下記URLよりご覧いただけます。

URL:https://jcf.or.jp/cyclismecho/

[巻頭特集]
CYCLING AWARDS 2024
受賞選手を一挙紹介
スクラッチ世界王者 窪木一茂インタビュー

[第2特集]
世界が慕う国際コミセール
林辰夫氏インタビュー

[第3特集]
サイクルロードレース入門

Categories: 新着情報 Tags: , , , , , , ,

2025 年 JOC ジュニアオリンピックカップ自転車競技大会  レポート

7月 30th, 2025
7月20日(日)から21日(月)の2日間、宮城県大和町・宮城県自転車競技場にて2025年JOCジュニアオリンピックカップを開催。
最高気温が35℃を超える中での開催となり、大会2日目に開催した男子U17ポイントレースでは先日発表した熱中症対策ガイドラインに則り距離短縮での実施とした。

大会1日目

大会1日目である7月20日(日)は3km個人パーシュート(男女U17、男子U15)、2km個人パーシュート(女子U15)、ケイリン(男女U17)を実施。
 
2km個人パーシュート(女子U15)決勝では徳永穂乃花(山口県ジュニアサイクルスポーツクラブ)が2分52秒943で優勝。
3km個人パーシュート(男子U15)決勝では入田将義(シエルブルーエスポワール)が昨年の優勝タイムを上回る3分52秒046の好記録で優勝。
今年から距離が2kmから3kmへ変更となった3km個人パーシュート(女子U17)決勝では昨年同種目女子U15で優勝している黒田菫(愛媛県自転車競技連盟ジュニアクラブ)が大会新記録となる4分22秒580で優勝、
3km個人パーシュート(男子U17)決勝では予選でトップタイムを出した落合隼(静岡北高校)と同2番手タイムを出した戸倉誠大(宇陀高校)の対戦となり、落合が予選よりも早い3分34秒796のタイムで戸倉に先着し、優勝を決めた。
 
ケイリン(女子U17)決勝は出場者5名による一発決勝でのレースとなり、最終周回に入る直前に単独で飛び出した井上咲季(松山聖陵高校)が、最後追い込んできた田中美月(宮崎農業高校)を僅差で振り切り、1着入線、優勝。2着には追い込んだ田中が入線し、冨田愛琉(松山学院高等学校)が3着入線となった。
 
ケイリン(男子U17)決勝は各ラウンドを勝ち上がった6名の選手でのレースとなり、最終周回に入る直前に単独で飛び出した正木颯人(九州学院)がそのまま独走で1着入線、優勝。2着争いは3名横一線での争いとなり、三好莱仁(高松工芸高校)が2着、山本修斗(アトラップレーヴレーシング)が3着入線となった。
 
【リザルト】
2km個人パーシュート(女子U15)
1位:徳永穂乃花(山口県ジュニアサイクルスポーツクラブ) 2分52秒943
2位:清野心花 2分54秒459
3位:河村彩花(宮崎ジュニアサイクルクラブ) 2分56秒163
 
3km個人パーシュート(男子U15)
1位:入田将義(シエルブルーエスポワール) 3分52秒046
2位:濱野 駿(セービング・山口自転車競技連盟) 3分59秒806
3位:加栗航太(広島城北中学校) 4分0秒186
 
3km個人パーシュート(女子U17)
1位:黒田 菫(愛媛県自転車競技連盟ジュニアクラブ) 4分22秒580 ※大会新記録
2位:増村虹那(福岡県自転車競技連盟) 4分30秒856 ※大会新記録
 
3km個人パーシュート(男子U17)
1位:落合 隼(静岡北高校) 3分34秒796
2位:戸倉誠大(宇陀高校) 3分41秒993
3位:永井 裕(岐阜第一高校) 3分43秒001
 
ケイリン(女子U17)
1位:井上咲季(松山聖陵高校)
2位:田中美月(宮崎農業高校)
3位:冨田愛琉(松山学院高等学校)
 
ケイリン(男子U17)
1位:正木颯人(九州学院高校)
2位:三好莱仁(高松工芸高校)
3位:山本修斗(アウトラップレーヴレーシング)

大会2日目

大会2日目である7月21日(月)は1kmタイムトライアル(男女U17、男子U15)、500mタイムトライアル(女子U15)、スプリント(男女U17)、ポイントレース(男子U17)を実施。
 
今年から距離が500mから1kmへ変更となった1kmタイムトライアル(女子U17)決勝は、高橋倖芽(大曲農業高校)が大会新記録となる1分19秒699で優勝となった。
1kmタイムトライアル(男子U17)決勝では大渕要(岐阜第一高校)が出場選手唯一10秒を切る1分9秒843で優勝。
500mタイムトライアル(女子U15)決勝では河村彩花(宮崎ジュニアサイクルクラブ)が自身が記録した昨年の優勝タイムを上回る40秒454で優勝。
1kmタイムトライアル(男子U15)決勝では西村太一(SUPER STAR NEXT)が1分14秒210で優勝。
 
スプリント(女子U17)決勝は、予選でトップタイムを出した冨田愛琉(松山学院高等学校)と、同2番手タイムを出した西村たま子(岐阜第一高校)の対戦となり、西村が2本先取、ストレート勝ちで優勝を決めた。
スプリント(男子U17)決勝は、予選で唯一10秒台となる10秒797を出し決勝まで勝ち上がってきた入田翔(南大隅高校)と、中学3年生ながら11秒0台となる11秒036と予選2番手のタイムを出し決勝まで勝ち上がってきた山本修斗(アトラップレーヴレーシング)の対戦となり、入田が2本先取、ストレート勝ちで優勝を決めた。
 
ポイントレース(男子U17)決勝は、当初は48周回16kmで開催予定だったが、予想最高気温が35℃を超える見込みとなったため、先日発表した熱中症ガイドラインに則り、30周回10kmに距離を短縮しての開催となった。
18名の選手が出走し、佐野凌麻(岐阜第一高校)や、昨日の個人パーシュートで優勝している落合、同準優勝の戸倉が積極的にポイントを獲得。優勝は3名に絞られた状況で迎えた最終ポイント周回であるフィニッシュ直前、ポイント周回を知らせる鐘が鳴る中、佐野がホームストレートで飛び出すとそのままの勢いで最終フィニッシュ1着を獲得、逆転で佐野が優勝を決めた。
 
【リザルト】
2km個人パーシュート(女子U15)
1位:徳永穂乃花(山口県ジュニアサイクルスポーツクラブ) 2分52秒943
2位:清野心花 2分54秒459
3位:河村彩花(宮崎ジュニアサイクルクラブ) 2分56秒163
 
3km個人パーシュート(男子U15)
1位:入田将義(シエルブルーエスポワール) 3分52秒046
2位:濱野 駿(セービング・山口自転車競技連盟) 3分59秒806
3位:加栗航太(広島城北中学校) 4分0秒186
 
3km個人パーシュート(女子U17)
1位:黒田 菫(愛媛県自転車競技連盟ジュニアクラブ) 4分22秒580 ※大会新記録
2位:増村虹那(福岡県自転車競技連盟) 4分30秒856 ※大会新記録
 
3km個人パーシュート(男子U17)
1位:落合 隼(静岡北高校) 3分34秒796
2位:戸倉誠大(宇陀高校) 3分41秒993
3位:永井 裕(岐阜第一高校) 3分43秒001
 
ケイリン(女子U17)
1位:井上咲季(松山聖陵高校)
2位:田中美月(宮崎農業高校)
3位:冨田愛琉(松山学院高等学校)
 
ケイリン(男子U17)
1位:正木颯人(九州学院高校)
2位:三好莱仁(高松工芸高校)
3位:山本修斗(アウトラップレーヴレーシング)
 
1kmタイムトライアル(女子U17)
1位:高橋倖芽(大曲農業高校) 1分19秒699 ※大会新記録
2位:井上咲季(松山聖陵高校) 1分20秒684 ※大会新記録
3位:黒田 菫(愛媛県自転車競技連盟ジュニアクラブ) 1分20秒761 ※大会新記録
 
1kmタイムトライアル(男子U17)
1位:大渕 要(岐阜第一高校) 1分9秒843
2位:福井 慎(瀬田工業高校) 1分10秒322
3位:杉山陽翔(伊豆総合高校) 1分10秒700
 
500mタイムトライアル(女子U15)
1位:河村彩花(宮崎ジュニアサイクルクラブ) 40秒454
2位:徳永穂乃花(山口県ジュニアサイクルスポーツクラブ) 41秒979
3位:宮谷治音 42秒850
 
1kmタイムトライアル(男子U15)
1位:西村太一(SUPER STAR NEXT) 1分14秒210
2位:入田将義(シエルブルーエスポワール) 1分14秒532
3位:濱野 駿(セービング・山口県自転車競技連盟) 1分15秒556
 
スプリント(女子U17)
1位:西村たま子(岐阜第一高校)
2位:冨田愛琉(松山学院高等学校)
3位:笹岡保歩(SUPER STAR GIRL)
 
スプリント(男子U17)
1位:入田 翔(南大隅高校)
2位:山本修斗(アウトラップレーヴレーシング)
3位:前川櫂里(九州学院高校)
 
ポイントレース(男子U17)
1位:佐野凌麻(岐阜第一高校) 21ポイント
2位:戸倉誠大(宇陀高校) 19ポイント
3位:落合 隼(静岡北高校) 12ポイント

 

Categories: 新着情報 Tags:

U23日本代表チーム「ツール・ド・ラヴニール2025」出場のお知らせ

7月 29th, 2025

ツール・ド・ラヴニール主催者から正式な招待を受け、欧州で活動を積むU23選手を中心に、世界最高峰のU23ステージレースへ参戦します。
本大会は、将来プロやエリートカテゴリーで活躍する選手の登竜門であり、日本としても長期的な強化戦略の中核と捉えています。
さらに今季より、ジュニア・ユース世代の育成にも重点を置き、彼らが将来このような舞台を目指せるよう、段階的な育成体制の整備を進めています。
この取り組みを通じて、日本の若手ロード選手が世界で戦うための道筋をつくっていきます。
また、今大会参戦にあたり、連盟スポンサー各社さまをはじめ、各補助助成事業に加え、以下皆様のサポートを受けて参戦いたします。

Team NIPPO(株式会社NIPPO)
弱虫ペダル

 

・大会情報
大会名:2025 Tour de l’Avenir
開催期間:2025年08月23日~29日
開催場所:フランス・オーベルニュ=ローヌ=アルプ地方(Auvergne-Rhône-Alpes)

・派遣メンバー
【スタッフ】 6 名
清水 裕輔 監督
中根 英登 コーチ
市川 貴大 メカニック
酒井 駿  メカニック
西幹 祐太 マッサー
坂本 拓也 マッサー

【選手】 6 名
鎌田 晃輝 (大阪・JCL TEAM UKYO/日本大学)
渡辺 一気 (北海道・京都産業大学)
林原 聖真 (鳥取・明治大学/群馬グリフィン)
橋川 丈  (福島・愛三工業レーシング)
岩村 元嗣 (大阪・早稲田大学)
望月 蓮  (山梨・Team Buffaz Gestion de patrimoine-Lyon Sprint Evolution)

Categories: 新着情報 Tags: