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2019年BMXレースワールドカップ第4戦 大会レポート

5月 13th, 2019

前日の2019年UCIワールドカップシリーズ第3戦に続き、第4戦へ晴天の中開催され、男子は長迫吉拓が決勝へ進出、女子も3大会連続の準決勝進出となった。

男子エリート(ジュニア混走)
前日は1/16決勝で敗退となった日本チームであったが、長迫吉拓が順調に勝ち上がり、2013年以来5年ぶりに決勝進出した。
決勝は後方での展開となり、8位でゴールとなった。
準決勝を目標としていた日本チームにとっては、今シーズン第1戦での準々決勝進出に続いて、大きな1歩となった。
中井飛馬やジュニアの増田と橋本は、前日から順位を上げることができず、ちーむとしてもコンスタントな通過と、複数名の準決勝進出が今後の課題となる。

男子決勝映像

女子エリート(ジュニア混走)
前日の第3戦に続き、畠山紗英が準決勝へ進出。 決勝進出まであと1名のところもまで順位を上げるも、結果は5位、総合9位でゴールとなった。
今シーズン4戦中3戦にて日本人が準決勝へ駒を進め、コンスタントな通過が可能になってきた。
シーズン後半では決勝進出を目標としていきたい。

今シーズンから東京オリンピックへ向けた国内選考も兼ねていることから、これまで以上にプレッシャーのかかる大会となっているが、着実な勝ち上がりに集中し、来シーズンは男女共に複数回の決勝進出を目指していきたい。
次回第5−6戦大会は、フランス・パリにて6月に開催予定。

今大会も、国内から多大なる応援、サポートを頂き、ありがとうございました。

文:三瓶将廣(監督)

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2019年BMXレースワールドカップ第3戦 大会レポート

5月 12th, 2019

2週間前にイギリスにて、BMXレースの2019年UCIワールドカップシリーズが開幕。
第1-2戦イギリス大会終了後、第3-4戦の開催地であるオランダへ移動し、オランダオリンピックトレーニングセンター・パペンダル内の大会会場にて2週間の事前練習を行った。
各選手コースの攻略を含む最終調整を行い、本日の第3戦を迎えることができた。

男子エリート(ジュニア混走)
長迫吉拓、中井飛馬ともに予選を1ラウンド目にて通過するも、続く1/16決勝でのラインミスが響き1/8決勝へ通過はならなかった。
ジュニアの増田優一と橋本颯馬も健闘するも、ラストチャンスクオリファイ(敗者復活戦)を勝ちがることができなかった。しかし橋本は日本人全体で4位(9名中)のラップタイム出すなど、大会でのパフォーマンス発揮ではポジティブな面が見られた。

女子エリート(ジュニア混走)
第1戦にて転倒し思うように結果が出なかった畠山紗英が、予選から順調に勝ち上がり準決勝へ進出。
準決勝では通過圏内を争うも、2人届かず6位。 総合11位で終えた。
第2戦で日本人過去最高リザルトである9位に入った丹野は、1/8決勝にてコースアウトしてしまい駒を進めることができなかった
ジュニアは、今シーズンより初のワールドカップシリーズ参戦となる籔田寿衣が、予選、1/8決勝と勝ち上がり1/4決勝進出、総合22位のジュニアとしても1位タイの結果を残した。
同じくジュニアの早川優衣は、ラストチャンスクオリファイにてラインを塞がれてしまい、49位で第3戦を終えた。

明日は同会場にて開催される、ワールドカップシリーズ第4戦へ参戦。
大会の様子は下記より

youtube

文:三瓶将廣(監督)

<大会リザルト>
男子エリート
中井 ⾶⾺ 総合87位
⻑迫 吉拓 総合94位
増⽥ 優⼀ 総合120位
橋本 颯⾺ 総合123位

⼥⼦エリート
畠⼭ 紗英 総合11位
籔⽥ 寿⾐ 総合22位
丹野 夏波 総合38位
早川 優⾐ 総合49位

UCI BMXスーパークロスワールドカップ第3-4戦 派遣選手団
大会期間:2019年5月10日(金)~5月12日(日)
開催場所:オランダ・アーンヘム

<スタッフ>
監 督   三瓶 将廣 (連盟強化スタッフ)
コーチ   Joey Bradford (連盟⽀援スタッフ)
マッサー  ⽯⽥ 将之 (連盟強化スタッフ)
メカニック 三瓶 貴公 (連盟強化スタッフ)
スタッフ  宮﨑 ⼤地 (連盟強化スタッフ)

<選手>
男⼦エリート
中井 ⾶⾺ (新潟 ⽇本体育⼤学)
⻑迫 吉拓 (岡⼭)

⼥⼦エリート
畠⼭ 紗英 (神奈川 ⽇本体育⼤学)
丹野 夏波 (神奈川 早稲⽥⼤学)

男⼦ジュニア
増⽥ 優⼀ (⼤阪 ⼤阪偕星学園⾼等学校)
橋本 颯⾺ (茨城 常磐⼤学⾼等学校)

⼥⼦ジュニア
早川 優⾐ (岡⼭ 興譲⾼等学校)
籔⽥ 寿⾐ (⼤阪 ⼤阪偕星学園⾼等学校)

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〈MEDIA〉TV放送予定(トラック/小林優香,太田りゆ,鈴木奈央)TBS-炎の体育会TV

5月 10th, 2019

■ 炎の体育会TV★世界の金・銀・銅メダリスト大集結SP★
TBS系列 2019年5月11日(土) 18時55分~20時50分
https://www.tbs.co.jp/taiikukaitv/

~番組HPより~
“アスリート”vs“芸能人”の真剣勝負に加え、「集中力」、「バランス力」、「忍耐力」など、スポーツのあらゆる要素を取り入れた「ゲーム企画」が続々登場!

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Entre Brenne et Montmorillonnais(フランス)

5月 7th, 2019

5月5日Entre Brenne et Montmorillonnais UCI 1.2
場所:フランス・アンドル県、ヴィエンヌ県
距離:183.3㎞
参加国籍数:30ヵ国
参加チーム数:34チーム
参加者数:166人
日本代表チームメンバー
石上優大、大前翔、渡辺歩、松田祥位

レース結果
1 DAINESE Alberto(イタリアナショナルチーム) 4h08m38s
2 JERMAN Žiga(スロベニアナショナルチーム)+0s
3 WALLS Matthew(イギリスナショナルチーム)+0s
・・・石上優大、大前翔、渡辺歩、松田祥位は途中棄権

コメント
昨日のネイションズカップと同主催者開催の連戦となった183㎞のレース。各国ナショナルチームのメンバーを1名ずつ減らし、地域選抜チームに代わりUCIコンチネンタルチームとフランス国内ディヴィジョンチームを合わせ計34チーム166人が参加。スタートは低気温ながら雨は免れた。レースはアタックが続くが大きな集団で流れるように進み数名の先行を許しながら前半を消化。チームはここで疲労色が濃い松田を90㎞で棄権させた。直後密集度の限界が超えた集団は60名以上を巻き込む落車発生、渡辺、石上、大前も巻き込まれ転倒してしまう。渡辺は何とか自力で集団に復帰するも、機材ダメージを伴う大前と石上はスペアバイクで再スタートするが集団復帰が出来ず110㎞の補給地点でリタイヤとなった。レースはその後主力国の逃げができるものの最後は吸収され100名近い集団ゴールとなり昨日に続きイタリアナショナルチームの優勝となった。一部のメンバーは連戦と移動でリズムが乱れている。体力と集中力を回復させ今後の活動への準備を進めたい。
/浅田 顕

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Coupe du Japon びわ湖高島Stage XCO速報

5月 5th, 2019

Coupe du Japon びわ湖高島Stage XCO第2戦 クロスカントリーオリンピック競技が5月5日(日曜日)滋賀県高島市 朽木スキー場TIOGA MTBコースにて行われた。
主な競技結果は以下の通り

クロスカントリーオリンピック競技
男子エリート
1 前田 公平 弱虫ペダルサイクリングチーム 東京都 1:30:26.69
2 宮津 旭 PAXPROJECT 長野県 1:32:04.26
3 村上 功太郎 松山大学 愛媛県 1:34:26.14
女子エリート
1 橋口 陽子 AX MTB TEAM  神奈川県 1:11:13.38
2 平田 千枝 Club La.sista Offroad Team   奈良県 1:14:02.80
3 末政 実緒 ヨツバサイクル 兵庫県 1:15:21.71
男子ジュニア
1 山口 創平 ProRide 滋賀県 1:09:21.93
2 中島 渉 Limited Team 846/KURE/TRIGON 埼玉県 1:09:40.59
3 高本 亮太 Limited Team 846 東京都 1:11:56.62
男子マスターズ
1 岡本 紘幸 インパルス 愛知県 56:04.15
2 品川 真寛 MIYATA-MERIDA BIKING TEAM 神奈川県 56:10.18
3 青木 誠 AX MTB team 東京都 58:12.94
女子マスターズ
1 中川 左裕里 愛媛MTB 愛媛県 59:22.89
2 青木 寿美恵 AX MTB TEAM 東京都 -1Lap
男子ユース
1 副島 達海 Limited Team 846 大阪府 56:46.20
2 柚木 伸元 Pro Ride 三重県 58:18.36
3 高橋 翔 cycleclub3UP. 東京都 58:44:67
女子ユース
1 中島 瞳 Limited Team 846/KURE/TRIGON 埼玉県 53:17.29
2 太田 まどか Cyclone 神奈川県 1:09:24.88
男子アドバンス
1 原田 耕太 KYB Racing 岐阜県 59:04.18
2 柴田 宗幸 京都MTB朝ライド 京都府 59:33.36
3 詫間 啓耀 NESTO Factory Team 埼玉県 59:48.81
男子チャレンジ
1 澤渡 弘茂 神奈川工科大学 自転車部 神奈川県 33:53.11
2 長里 諭 自転車村R 愛知県 35:22.05
3 岡田 紀彦 minzuu bike 静岡県 36:09.81
女子チャレンジ
1 松井 真由子 TeamRueda/36隊 三重県 19:33.84

テクニカルデータ
コース長 フルコース 3.3km  最高地点 590m  標高差 91m

大会名:Coupe du Japon びわ湖高島Stage XCO
主催:NPO法人 IBO.Japan・滋賀県自転車競技連盟
開催日:2019/5/4-5
カテゴリー:MTB XCO
開催地: 滋賀県高島市 朽木スキー場TIOGA MTBコース


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ETOILE D’OR (フランス) U23ネイションズカップ第4戦

5月 5th, 2019

5月4日 ETOILE D’OR U23ネイションズカップ第4戦
場所:フランス・ヴィエンヌ県
距離:180㎞
参加国数:25ヵ国
参加者数:140人
日本代表チームメンバー
石上優大、石原悠希、大前翔、渡辺歩、松田祥位

レース結果
1KONYCHEV Alexander(イタリア) 4h14m45s
2KOOISTRA Marten(オランダ)+2s
3GAZZOLI Michele(イタリア)+2s
・・・26渡辺歩+15s
・・・92石原悠希+18m05s
石上優大、大前翔、松田祥位は途中棄権
完走92名/出走140名

コメント
U23ネイションズカップ第4戦はフランス開催。日本チームはアジア選手権から連戦の3名を含む5人で参加。松田と大前をエースにスタート。レースは比較的フラットコースをこれまでのネイションズカップと比べ緩めの展開で進む。しかし苦しんだのはスタート時15度あった気温が、冷たい雨が降り出し一気に6度まで下がり選手たちの身体を凍てつかせた。90㎞の外周を終えゴールの町の小周回に入ると寒さでリタイヤする選手が続出した。エースの松田、大前、そして骨折後の復帰戦となった石上も寒さでレースを降り、アシストとしてスタートしながらメイン集団に唯一残っていた渡辺歩が単独で上位を狙うが、ネイションズカップポイント圏内の15位以内には届かず26位の順位にとどまった。

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2019 アジア選手権 エリート女子、U23女子ロードレース

5月 4th, 2019

4月27日にエリート女子、U23女子のロードレースが行われた。タシケントの中心を1周半した後、そこからほぼ平坦のコースを走りラスト9kmが登りっぱなしの112.8kmのコースで、最後の登り区間で勝負が決まることが予想された。

日本チームはエリートには樫木祥子、牧瀬翼、金子広美、唐見実世子の4名が出走した。また同時スタートながら別レースというスタイルでU23女子も行なわれ、梶原悠未が1名のみで走る。この大会でのエリート女子優勝国にはUCIランキングでオリンピック枠が取れなかった場合には1枠与えられる。そのため優勝候補筆頭のオリンピック2大会連続のメダリストZABELINSKAYA Olgaを擁する地元ウズベキスタンが登り口まで集団コントロールすることが想定された。ZABELINSKAYAと日本の選手やほかの国の選手との力差は大きく、また展開で結果が左右するコースではないためより多くのUCIポイントを獲得できるよう一つでも上の順位に複数名入れることを狙った。
2つのカテゴリーが同時にレースを行なうということで、最大1チーム8名参加のチームもあり、通常のレースと異なり大人数のチームと少人数のチームでのレースとなった。
スタートしてすぐにカザフスタンと韓国が執拗にアタックをかけるが、カザフスタン以外は真剣に逃げる意思を感じず、どのアタックも10秒以上の差が広がらない。集団は予想通りウズベキスタンがコントロールして逃げをいかせない。日本チームは平坦区間で荒れた展開になる場合は梶原に平坦を任せる予定であったが力を使わずレースが進んでいく。レース中盤からはアタックするチームがベトナム、チャイニーズタイペイに変わるが、ウズベキスタンが余裕をもって30秒ほどの差でコントロールする。レースは予想通りラスト9kmの登りで決まることとなった。
登り区間は前半4kmほどの勾配がきつく、後半は勾配が緩くなる。登り始めてから500mもしないうちにZABELINSKAYAがペースを上げるとついていけたのは韓国のNAのみ。第2集団は中国2名、イランと樫木の4名となる。その後ろに牧瀬、唐見、金子、梶原らが他国のクライマーらと続く。先頭では2kmもいかないうちにZABELINSKAYAが独走を開始する。中盤までが勾配がきつく、向かい風、横風も強く吹いていたがZABELINSKAYAは一気にタイム差を40秒以上に広げる。樫木を含む4名の集団もばらばらとなり、そこからイランが抜け出し、樫木が単独の4番手で登る。後半勾配が緩くなるところでまた一つになる可能性もあったが、各選手ほぼ同じペースで登りそのままの着順でゴールすることとなった。アジア選手権は入賞選手にもポイントが高いため最後まで熾烈な着順争いが続き、エリート女子では牧瀬が6位、唐見が9位、金子が11位となった。
レース前の予想通り昨年のナショナル選手権後にロシアから国籍替えを行なったZABELINSKAYAが圧勝した。オーバーペースにならないように登った樫木はイランの選手と3位争いをしたが、きつい勾配で離された差を埋められなかったが4位に入った。

U23に出走した梶原は勾配のきつい登り区間で苦戦を予想していたが、素晴らしい登坂力を見せてエリート女子でも8位の順位でゴールしU23カテゴリーで優勝した。梶原はジュニアからロードトラックを含めて16個目のアジア選手権金メダル獲得となった。

エリート女子ロード
1 ZABELINSKAYA Olga(ウズベキスタン) 3時間 9分5秒
2 NA Ahreum (韓国) 47秒差
3 YLAZDANI Somayeh(イラン) 59秒差
4 樫木祥子(日本) 1分16秒差
6 牧瀬翼(日本) 1分43秒差
9 唐見実世子(日本) 2分1秒差
11  金子広美(日本)  2分25秒差

U23女子ロード
1 梶原悠未 (日本) 3時間11分6秒
2 NGUYEN Thi Thu Mai(ベトナム) 57秒差
3 SARKULOVA Alina(カザフスタン)  1分46秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

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2019Jシリーズトライアル(第1戦)結果

4月 30th, 2019
大会名:2019Jシリーズトライアル#01愛知大会
開催日:2019/04/28
開催地:妙楽寺トライアル場(愛知県豊田市花沢町上根引)
主催:JBTA日本自転車トライアル協会
主管:J愛知大会実行委員会
2019年のトライアル国内シリーズ戦は、2015年の大会以来久々となる愛知県豊田市の妙楽寺トライアル場で開幕。以降は6/23岐阜、7/14京都、9/15広島、10/6茨城と続き、年間5戦でシリーズウイナーが決定する。
今大会の上級カテゴリーでは、絶壁のような急斜面の登り下りなども設定され、トライアルのダイナミックさが観る側にも伝わる大会となった。また、全カテゴリーで大小様々な起伏のある斜面もセクションとして多く使われ、タイヤの繊細なグリップ感や不整地のスムーズな移動など、基本的な技量が問われる大会でもあった。
今年からJシリーズトライアルの全7カテゴリーのうち4カテゴリーを男女混走としたが、その4カテゴリー全てで女子選手が表彰台に上がる活躍をみせた。その中でも、プッシンで女子選手(5月の全日本トライアル選手権ではユースガールに出場予定)が見事に優勝したことは大きなエポックとなった。ほかにも、全カテゴリーとも僅差の戦いが多く、本部脇のモニターに逐次更新される暫定結果を、ゴール直後から祈るように見続ける選手が多かったことも印象的だった。
大会結果:
スーパーエリート (16歳以上 男子選抜)
1 寺井 一希 (チームハリケーン) 15pt
2 土屋 凌我 (無所属) 17pt
3 高橋 靖矢 (TEAM MITANI) 32pt

J-エリート (15歳以上 男子)
1 小椋 紘  (RED ZONE) 26pt
2 橋本 茂樹 (F.T.F) 49pt
3 白井 栄治 (無所属) 63pt

M-カデット (12-29歳 男子 , 15歳以上 女子選抜)
1 濱野 伊吹 (RED ZONE)男子 13pt
2 横田 宏太郎 (ワンダーエナジー)男子 19pt
3 横田 華奈 (ワンダーエナジー)女子 24pt

マスターズ (30歳以上 男子)
1 柳橋 岳人 (無所属) 4pt
2 寺曽 秀明 (TEAM TERASO) 11pt
3 今津 崇継 (無所属) 22pt

ベンジャミン (10-16歳 男子 , 12歳以上 女子)
1 森 蒼汰郎 (MYROAD NAKANO)男子 4pt
2 伊福 柾 (Team KT)男子 13pt
3 平野 明香有 (ワンダーエナジー)女子 15pt

プッシン (8-12歳 男子 , 8歳以上 女子)
1 人見 星衣來 (北関東バイクトライアル)女子 10pt
2 本田 空夢 (GREENCYCLE)男子 12pt
3 平野 竜清 (ワンダーエナジー)男子 13pt

チャレンジW (6-10歳 男子 , 6-16歳 女子)
1 岩村 昌幸 (無所属) 10pt
2 平野 実乃理 (ワンダーエナジー) 14pt
3 福田 栄人 (のどか) 21pt

リザルト
2019Jシリーズトライアル
http://jbta.jpn.org/event/2019/2019_js.htm

 
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2019 アジア選手権 ジュニア女子ロードレース

4月 29th, 2019

2019 アジア選手権 ジュニア女子ロードレース

4月26日午前にジュニア女子の個人ロードレースが行われた。コースはジュニア女子の個人タイムトライアルとほぼ同じ1周21.4kmの周回を3周する62.8kmで争われた。緩い500mほどの登り区間以外はほぼ平坦コースでスプリント勝負になることが予想された。日本チームからは岩元杏奈、内野艶和の2名が参加した。

たびたびカザフスタン、モンゴルが攻撃を仕掛けるがすぐに集団は繋がりレースは全体にスローペースで進む。途中先導車のコースミスもあり距離が伸びる形になるが、岩元、内野は落ち着いて走る。ラスト4kmの小高い丘から地元ウズベキスタンが独走して10秒ほどの差をつけるが集団もペースをあげラスト1kmでは集団は一つになる。岩元と内野は連携が上手くとれずバラバラでのスプリントとなり、香港のLEE Sze Wingが切れのあるスプリントで優勝した。2位に岩元、3位に内野が入った。優勝したLEE Sze Wingはスプリント力がある強い選手であるが、日本チームはゴール前の連携を2人で上手くとりながら位置取りしていれば勝つチャンスはあったので悔やまれる2位、3位となった。

ジュニア女子ロードレース
1 LEE Sze Wing(香港) 2時間12分1秒
2岩元杏奈(日本)同タイム
3内野艶和(日本)同タイム

JCF強化コーチ 柿木孝之

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2019 アジア選手権 ジュニア男子ロードレース

4月 29th, 2019

ジュニア男子のロードレースは女子と同じく1周21.4kmの周回を約5周する105.6kmで争われた。日本チームは津田悠義、山田拓海、寺田吉騎、川崎三織の4名で臨んだ。例年カザフスタンが複数名で攻撃をしかけてくるため日本もチームでまとまって戦うことが求められる。選手間での意思疎通をレース中にしっかりとることを確認してスタートした。
スタートと同時にアタック合戦となり地元ウズベキスタンの2名が逃げる。カザフスタンがそれに反応して日本も4名全員が集団前方でまとまり対応していく。ウズベキスタンの2名の逃げが捕まった後にウズベキスタン、UAE、フィリピンの逃げが決まり最大1分差となる。このあたりから大粒の雨が降り始め、風も強く吹きそうな気配で集団は落ち着かない状況となるが、カザフスタンが横風の区間でまとまり集団をコントロールする。日本チームも4人でまとまりカザフスタンのすぐ後ろにつける。45km地点で落車が起こるが日本選手は巻き込まれず、先頭3名との差を広げ過ぎないよう今度は日本チームがコントロールする。逃げていた3名を吸収した後に日本チームで攻撃をかけ続け、カザフスタンが後手を踏む展開となる。アタック合戦の中でタイ、寺田、ウズベキスタン2名の4名の逃げが決まる。集団はカザフスタンの追走を期待して動きが止まり一気にタイム差が広がる。焦ったカザフスタンはアタックで前を追いかける動きをするが日本も常に複数名入れて数的有利な状況を作り続ける。先頭集団で人数を増やすため、日本チームは第2集団を抑えず攻撃的な走りをして集団がばらばらとなっていく中、日本の3名は10名ほどに減った第2集団に残る。第2集団はカザフスタンが2名となり、先頭の4名を追いかけるのに大きな仕事をしなければならず、日本チームはラスト1周で非常に良い展開に持ち込む。体調不良で個人TTの出走をキャンセルした津田は献身的な走りを見せていたがここで遅れる。第2集団もアタックがかかり続け分裂と合体を繰り返しながら最終的には6名となり、そこには山田と川崎が残る。カザフスタンの2名が先頭4名を追い続け、タイム差が30秒となったラスト10kmで先頭集団でもアタックがかかりタイとウズベキスタンの2名が先行する。先頭では寺田が遅れたため、日本チームがカザフスタンとともに追走しないといけない展開となる。ラスト5kmで20秒差の中、緩い登り坂で川崎がアタックしカザフスタンやタイの選手を連れて追走をかける。しかしペースが上がらずそのまま先頭2名は逃げ切り、最後は1人で抜けだしたタイのSOSALAM Tullatornが優勝した。川崎は3位争いのスプリントで6位となった。

日本チームはこの日は終盤まで非常に良くまとまり全く後手を踏むことなく攻撃的な走りを見せたが、最終局面でより良い判断が出来ずに結果を得られなかった。先頭の4名に入った寺田は体力的にきつい状況ながら一番積極的にローテーションを回し続けてしまい、他の逃げ選手の脚を温存させてしまった。寺田が遅れた後、カザフスタンのみが牽く第2集団では日本チームも牽かないといけない中でその判断が出来なかった。寺田も遅れた後にすぐに集団を待たずに粘りつづけさらに消耗した。日本とカザフスタンでまとまって追わないといけない中で、さらに川崎がアタックをして日本の2選手が遅れてしまい追走もならなくなってしまった。

勝つために考えなければならない点は多くあったが、ただ戦う意思を強く持ちチームでまとまり非常に攻撃的にレースを作ったのは評価できる。良かった点、改善すべき点をしっかり認識してジュニアのうちに多くの失敗も経験しながら、勝つために必要な戦い方を身につけてもらいたい。

アジア選手権 ジュニア男子ロード
1 SOSALAM Tullatorn(タイ) 2時間31分6秒
2 RAKHIMBAEV Behzodbek(ウズベキスタン) 33秒差
3 SLAMZHANOV Orken(カザフスタン) 1分7秒差
6 川崎三織(日本) 同タイム
9 寺田吉騎(日本)2分21秒差
10山田拓海(日本)同タイム
13 津田悠義 5分17秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

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