本日デンマークのボーゲンセで行われるシクロクロス世界選手権の UCI Youtubeライブスケジュールをお知らせします。 日本からも熱い応援をよろしくお願いします!( いずれも日本時間)
2/2(土)
19:00 – Men Juniors (男子ジュニア)
VIDEO
▼ 出場選手
小島 大輝(SNEL CYCLOCROSS TEAM)
柳澤 創(Team CHAINRING)
鈴木 来人(伊那北高校/ボンシャンス)
21:00 – Men Under 23 (男子U23)
VIDEO
▼ 出場選手
村上 功太郎(松山工業高校)
織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)
江越 海玖也(弱虫ペダルサイクリングチーム)
23:00 – Women Elite (女子エリート)
VIDEO
▼ 出場選手
今井 美穂(CO2 BICYCLE)
参考:Kerry Werner (USA) のコース試走動画
VIDEO
大阪府自転車競技連盟では、3級公認審判員講習会を3月3日に開 催致します。
詳しくは大阪府自転車競技連盟サイトhttp://osaka-cf.com/2019jcfcom/ より要項をご覧下さい。
1.内容
JCF公認3級審判員の講習および検定
2.開催日時
3月3日(日)9:00~17:00
9:00 受 付
9:10~11:10 共通事項講義(2.0時間)
11:10~12:10 種目別講義1-1(BMX)(1.0時間)
12:10~12:50 昼食 ※昼食は各自ご用意ください。
12:50~13:50 種目別講義1-2(BMX)(1.0時間)
13:50~15:50 種目別講義2(MTB)(2.0 時間)
15:50~16:50 検定(1.0時間)
16:50~17:00 事務連絡
3.会場
堺市総合福祉会館
〒590-0078 堺市堺区南瓦町2番1号
https://www.sakai-syakyo.net/c ontents/fukushikaikan/
※駐車場はありますが、元々は福祉のための施設です。会場駐車 場は利用しないようにお願いいたします。(近隣にコインパーキン グは多数あります。)
4.受講資格
資格取得時に満18歳以上で、 自転車競技の審判に関心のある方。
(ただし、審判業務の定年は70歳です。)
5.定員
最小10名~最大25名(先着順)
6.受講料
新規審判員 2,000円(2018年度JCF規則集等を含む)
他種目有資格審判員 1,500円(但し、競技規則が必要な方は500円で購入してく ださい。予約制)
7.申込方法
申し込みフォームにて申し込んでください。
8.申込締切
平成31年2月25日(月) 定員になり次第締め切ります。
9.問合せ
大阪府自転車競技連盟 事務局 廣浦和也
〒590-0077 大阪府堺市堺区中瓦町1-1-16 万字堂 堺東店内
TEL:070-5658-2867 受付時間: 9:00~19:00 (平日のみ)
FAX:072-221-0718 E-mail:official@osaka-cf.com
明けましておめでとうございます。
2018年は個々の選手のUCIポイント・保有選手とも増加し、アジア選手権・アジア大会ではほぼ全カテゴリーでメダルを獲得し、ロードナショナルチームは好調に見えました。その一方で、世界選手権では世界との大きな差を見せつけられました。
国内やアジアのレベルと世界のレベルが異なることは以前から指摘されています。UCIランキングのポイント配点が昨年大きく変更(TTTへのポイント付与、アジア選手権・アジア大会・全日本選手権のポイント増加、UCIレースでは下位までポイント付与、U23女子カテゴリー新設により新たにポイント付与。)されましたが、この変更によりポイントの取得自体が容易になっただけに過ぎないことをよく理解する必要があります。残念なことに2018年末での日本の国別ランキングは男子エリート31位、女子エリート29位と競争力が向上したとは言えない結果でした。
男子についてはこれまで国内に多数あるコンチネンタルチームに世界選手権参加枠のためランキングポイントの取得をお願いしてきましたが、全日本選手権・アジア選手権のポイントを除いたポイントを見るとかなり厳しい状況です。
女子については世界ではワールドツアーが本格稼働し、中国や東南アジア各地でUCIレースが行われ、世界的にレベルが急速に向上しはじめています。一方国内ではチームエントリー可能な人数がいるクラブチームすら存在せず、ロードレースを個々人のレースとしか考えられない、旧態のままのレース展開しか経験できないこの様なチームの実態では現状では世界から(アジアからすら)取り残される不安を禁じ得ません。
男女ともロードレース最高峰であるワールドツアーレースを走る選手を増やすことが国際競争力向上の唯一の方策と考えます。咋年に限らず、そのための努力を幾つか試しましたが結果を出すに至っていません。
従って2019年のナショナルチームは、男女ともに2020年五輪とそれ以降を区分して別の方策を取らざるを得ないと考えています。
2019年男子についてですが、2020年五輪に対して既発表の選考基準によりアジア選手権や全日本選手権の順位よりもワールドツアーや欧州でのレース結果を重視し、出場するだけの選手では無く世界と戦える選手を選ぶ方針を明確にしています。競技レベルの違いから、日本・アジアで獲得するUCIポイントと、ワールドツアーや欧州ポイントとを同じスケールで評価する事が出来ないこと、さらにはオリンピックや世界選手権で活躍できるという裏付けは、まずは同じ顔ぶれで争われるワールドツアーでの実績であり、その次に世界での実力評価の高い欧州ツアーでの活躍であることからこのような選考基準としました。
これは各選手に対しての高い目標を持ってもらいたいというメッセージでもあります。
世界選手権そのものは勿論五輪につながるレースとしても重要です。出場人数枠獲得ポイント獲得のためとプロツアー選手から若い選手が学ぶ場として、エリート・U23混合ナショナルチームをUCIレースに派遣する予定です。
また、プロチーム(プロツアーとプロコン)に入るにはU23までの新人以外は厳しいことから、これまでもネイションズカップに参加してきましたが、人的資源と費用をプロチームを目指す意識の高いジュニアとU23選手により集中します。そしてこれまでのような高校・大学・クラブチーム・年代カテゴリーそれぞれの方針や重視することが異なることにより強化が途切れることが無いように、一貫した、また1年の成績ではなく数年での成長可能性を睨んだ強化をして行く方針です。
そしてレベルの高いレースに参加しなくても出来ることとして、世界に対して劣っていると思われるTTに関してもより重視していくこととします。
女子も男子と同様、五輪選考基準はアジア選手権や全日本選手権の順位よりもワールドツアーや欧州でのレース結果を重視します。しかし男子と違い、UCIポイントでの選考にすると、ヨーロッパ・アメリカでのポイント獲得の難易度がアジア・日本とは比較にならないというだけではなく、そもそも世界全体の女子の層が厚いとは言えない現状で、ワールドツアーレースの中にも強豪チームの参加が少ないレースがあったり、また集団ゴールの場合等でアシスト系選手が最後流してしまうことで、実力以上の着位・ポイント獲得ができてしまうレースがあるように見受けられます。このため男子のようにUCIポイントやヨーロッパのレースポイントに係数をかけ、アジアのポイントに対して単純に増やすだけでは、五輪で戦える女子選手の選考には適さないと考えています。このため登坂能力が必要な五輪コースで世界レベルと勝負できる選手か否かを判断し得るレースを特定し、その順位を基準としました。
これは「順位目標に挑戦してほしい」・「対象レースに出場できるチームに入ることを目標にしてほしい」とのメッセージです。
ただし、この順位基準を満たす選手が1人も居ない事も考えられることから、念のため全日本選手権やUCIポイントランキングも基準に加えてあります。
女子はやっとエリート選手の一部がチームとしてのロードレースを理解しはじめ、ワールドツアー参加チーム在籍者や欧州クラブチームの在籍者も複数出てきました。
しかしジュニア・U23 ・エリートすべてのカテゴリーで人数・層とも著しく薄く、発掘に力を割き、ユース・ジュニア層を少し長い目で育てる意識が必要と考えています。女子ジュニアに於いてもネイションズカップ行われていますので、早急にそれに参加できる状況を作らなければなりません。
本来はナショナルチームではなく、選手やチームが個別で世界に出て行くことが望ましいのですが、引き続き国内のエリート選手には合宿やUCIレース派遣を通じて世界のレースを勉強してもらう事を主眼とします。前述のように海外ではワールドツアーやアジアのUCIレース開催と乗り遅れてはならない波が来ていますので、実践勉強という趣旨でそれらのレースへの派遣も極力行いたいと考えています。
2019/01/25
ロード部会 部会長 三宅 秀一郎
’18-’19シーズン国内最後のUCIレースとなる東北CXシリーズ#4ざおうさまカップが宮城県蔵王町・蔵王町総合運動公園において行われた。2.7kmのコースは野球場、河川敷、調整池などを利用したテクニカルな設定。
男子エリートは36名が出走。小坂光(宇都宮ブリッツェン)が序盤から積極的にレースをリード、それに続くのは中里仁(Speedvagen Family Racing)と斎藤朋寛(RIDELIFE GIANT)。3人の先頭パックを兼子博昭(スワコレーシングチーム) が単独で追い、それを山田大介(PAXPROJECT)らの数人のパックが続いた。2周目中里がキャンバーの登りでスリップダウンしてしまい、中切れしてしまう形になり小坂は単独トップとなった。中里はスリップダウン以降ペースを落とし、小坂を斎藤が単独で追走する形に。斎藤は小坂との差を詰めようとプッシュしたが、差は少しづつ開いていった。斎藤がバイク交換するタイミングで3位パックとなっていた山田と兼子にパスされてしまった。小坂は滑りやすい野球場の砂のコーナーを慎重にクリヤするなど危なげなくトップでゴール。2位には兼子を振り切った山田が入った。完走は28名。
女子エリートは8名の出走。スタート後レースをリードするのは現全日本チャンピオンの松本璃奈(TEAM SCOTT)、それを追うのは前全日本チャンピオンの今井美穂(CO2bicycle)。続いて西山みゆき(Toyo Frame Field Model)。松本は笑みを浮かべながら快調に飛ばし、一時は今井に20秒近くの差をつける。しかし、スローパンクが原因でバイクチェンジすると差は一気に10秒までつまる。その後も松本のスペアバイクのタイヤの問題と今井の諦めない追走によって徐々に2人の差は少なくなった。最終周を前に松本は再びメインバイクにチェンジしたが、調整池の周りのキャンバー区間でチューブラータイヤが剥がれるトラブル。今井は松本をパスすることに成功、そのまま優勝。惜しくも2位になってしまった松本はゴール後悔しさを露わに。3位には西山が入った。完走は6名。
UCIレースの結果は以下の通り
男子エリート(9Laps)
1 : 小坂 光(宇都宮ブリッツェン) 01:00:59
2 : 山田 大介(PAXPROJECT) +1:17
3 : 兼子 博昭(スワコレーシングチーム) +1:25
女子エリート(6Laps)
1 : 今井 美穂(CO2bicycle) 00:44:38
2 : 松本 璃奈(TEAM SCOTT) +0:08
3 : 西山 みゆき(Toyo Frame Field Model)+3:08