■レポート
ポーランドのプルシュクフで開催中のトラック世界選手権は3月1日に大会第3日目 の競技が行われ 、女子オムニアムに梶原悠未が出場。
1種目目のスクラッチ6位、2種目目のテンポレース1位となり、前半をトップで折り返す。続くエリミネイションで7位、暫定3位で迎えた最終種目のポイントレースで逆転を許し4位となった。
ポーランドのプルシュクフで開催中のトラック世界選手権は28日に大会第2日目の競技が行われ、男子ケイリンで新田祐大が銀メダルを獲得した。
大会前の時点で世界ランキングが国別で1位、個人で河端朋之が1位、脇本雄太が2位につけ、メダル獲得が期待されていた同種目。同10位の新田は1回戦から着実に上位に入り決勝へ進出。決勝では、前日のチームスプリントで圧倒的なスピードを見せたオランダのマティエス・ブフリを最後追い詰めるもわずかに届かなかったが銀メダルを獲得。河端は準々決勝で降格により敗退し16位、脇本雄太は8位となった。
同種目で日本勢がメダルを獲得するのは昨年2位の河端朋之に続き2連連続。日本勢の底力を世界に示した。
●新田祐大のコメント
「銀メダルの喜びと悔しさが半々。すごく苦しい練習で追い込んでいるのに金が獲れない悔しさがあり、それは金メダルが獲れた時に報われる思う。残り半周で(優勝した)ブフリが先頭に立った時に様子をうかがわずに踏み込むべきだった。昨年、河端さんがメダルを獲った時に見ていた側で、チームメイトがメダルを取って力を証明してくれて嬉しい反面、自分がその立場にあったら金メダルが獲れただろうかと思い、そのために日々の練習を欠かすことなく、集中して、そして何が大切なのか感じなながら練習してきたことがここまでこれた」
■2019年2月28日(木)※現地時間
男子ケイリン
1位 BUCHLI Matthijs/マティエス・ブフリ(オランダ)
2位 新田祐大(日本)
3位 BOTTICHER Stefan/ステファン・ボティシャー(ドイツ)
8位 脇本雄太(日本)
16位 河端朋之(日本)
http://www.tissottiming.com/File/0003110102010405FFFFFFFFFFFFFF02
女子スプリント
24位 小林優香(日本)
予選 http://www.tissottiming.com/File/0003110102020101FFFFFFFFFFFFFF02
■その他種目結果
http://www.tissottiming.com/2019/ctrwch/ja-jp/Default/
■大会公式ドキュメント
https://www.uci.org/news/2018/2019-uci-track-cycling-world-championships-presented-by-tissot—official-documents
■本大会の日本選手団
自転車競技トラック種目の世界チャンピオンを決める2019UCIトラック世界選手権大会が2月27日~3月3日にかけて、ポーランドのプルシュクフで行われており、大会第1日目は主に男女の団体種目が行われた。
日本からは男子チームスプリントならびに男女のチームパーシュートの3種目で出場。すべての種目で出場メンバーによるベストタイムを下回る記録にとどまり、予選突破はならなかった。
■2019年2月27日(水)※現地時間
男子チームスプリント
10位 日本(雨谷一樹、新田祐大、深谷知広) 44秒260 予選敗退
http://www.tissottiming.com/File/0003110102010801FFFFFFFFFFFFFF02
男子チームパーシュート予選
12位 日本(近谷涼、一丸尚伍、沢田桂太郎、今村駿介) 4分02秒008 予選敗退
http://www.tissottiming.com/File/0003110102010901FFFFFFFFFFFFFF02
女子チームパーシュート予選
11位 日本(梶原悠未、古山稀絵、中村妃智、吉川美穂)4分30秒768 予選敗退
http://www.tissottiming.com/File/0003110102020901FFFFFFFFFFFFFF02
■その他種目結果
http://www.tissottiming.com/2019/ctrwch/ja-jp/Default/
■大会公式ドキュメント
https://www.uci.org/news/2018/2019-uci-track-cycling-world-championships-presented-by-tissot—official-documents
■本大会の日本選手団
■アキレアの橋 ~2020遥かなる東京へ~
BSフジ 2019/3/3(日)21:00〜22:55
http://www.bsfuji.tv/achillea/next.html
~番組HPより~
▽#26
『東京オリンピック新競技 ~東京にかける女たち~』 東京オリンピックで新たに追加された種目、人生を翻弄させられた女たちの熱き挑戦!
オリンピックという舞台には人々を虜にする魔力がある。観る者も、出る者も魅了し心を打つ。その舞台が、母国・東京にやってくる。
そして東京オリンピックでは新たに種目が追加された。空手、スケートボード、サーフィン、ソフトボール、スポーツクライミングの5競技18種目に加えて、自転車のBMXパークや3人制のバスケットボールなどの新種目が採用され、オリンピック史上最多の339種目で戦いが繰り広げられる。中でも、この新しい種目は、そこに打ち込む人の人生を大きく左右することとなった。
番組では、夢の東京オリンピックで人生を翻弄させられた女たちの熱き挑戦を描く。
1月24日~27日にかけて、香港でUCIトラックワールドカップ第6戦(全6戦)が行われ、男子チームスプリント、男子ケイリン、女子ケイリンの3種目で銀メダルを獲得した。
男子チームスプリントは雨谷一樹、新田祐大、深谷知広の3名が出場。予選、1回戦をともに2番目のタイムで決勝へ進出し、決勝ではオーストラリアと対戦。わずかに届かず銀メダルとなった。東京オリンピックではチームスプリントの出場枠を獲得することで、ケイリン、スプリントにも2名づつの出場枠をもたらす重要な種目。今大会の2位は大きなポイントの加算となった。日本男子チームスプリントはアテネ五輪で銀メダルを獲得した実績ある種目ながら、リオ五輪では出場を逃している。ワールドカップでのメダルは2012年10月以来、およそ6年ぶり。
男子ケイリンは日本から河端の他に新田祐大が出場し2名ともに決勝へ進出。決勝では河端が4番手から猛然と追い上げるもわずかに届かず2位、新田は後方から伸びきれず4位となった。
女子ケイリンは小林優香と太田りゆが出場。太田は決勝で地元香港の第一人者、リー・ワイジーの後方で素晴らしい伸びを見せ2位、ワールドカップのシーズン最終戦で悲願のメダル獲得となった。
■2019年1月25日(金)
男子チームスプリント
1 オーストラリア 43秒815
2 日本(雨谷、新田、深谷)44秒148
3 ポーランド 44秒202
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男子チームパーシュート
10 日本(近谷、一丸、今村、沢田)4分03秒202
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女子チームパーシュート
14 日本(中村妃、吉川、古山、橋本)4分36秒733
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■2019年1月26日(土)
男子ケイリン
1 テオ・ボス(オランダ)
2 河端朋之(日本/JPC)
3 オ・ジェソク(韓国)
4 新田祐大(日本)
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男子オムニアム
7 橋本英也(日本)95点
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女子スプリント
16 小林優香(日本/ドリームシーカー)
24 太田りゆ(日本)
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女子マディソン
11 日本(中村妃、古山)
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■2019年1月27日(日)
男子スプリント
11 深谷知広(日本)
15 新田祐大(日本)
20 河端朋之(日本/JPC)
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女子ケイリン
1 リー・ワイジー(香港)
2 太田りゆ(日本)
3 リーフーヤン・ジェシカ(香港/ジャイアント・マックスサクセススポーツプロサイクリング)
12 小林優香(日本/ドリームシーカー)※準決勝途中棄権、7-12位決定戦DNS
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女子オムニアム
22 古山稀絵(日本)
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女子スクラッチ
10 鈴木奈央(日本)
http://www.tissottiming.com/File/0003110101020301FFFFFFFFFFFFFF02
*その他種目結果
http://www.tissottiming.com/2019/ctrwcVI/ja-jp/Default/
■本大会の日本選手団
1月18日~20日にかけて、ニュージーランド・ケンブリッジでUCIトラックワールドカップ第5戦(全6戦)が行われ、大会2日目の19日に女子オムニアムの梶原悠未と男子ケイリンの新田祐大がそれぞれ銅メダルを獲得した。
梶原は昨シーズンのワールドカップで女子オムニアムにおいて2勝をあげているものの、オリンピックの出場枠争いが始まった今シーズンの表彰台は初。強豪相手にも臆することないレースを見せ、世界トップクラスの選手とも対等に走れる力を見せた。
新田は予選1着から順調に決勝へ進出。決勝は残り半周から猛然と追い上げを見せ僅差の3着に入った。ロンドン五輪代表で長く日本の短距離チームを牽引する存在ながら、個人として初のワールドカップでのメダル獲得。短距離チームの層の厚さを見せつけた。
■2019年1月19日(土)
●レース結果
男子ケイリン
1 エドワード・ドーキンス(ニュージーランド)
2 クェンティン・ラファルグ(フランス)
3 新田祐大(日本)
7 渡邉一成(JPC/日本)
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女子オムニアム
1 アネット・エドモンドソン(オーストラリア)131点
2 アリソン・べバレッジ(カナダ)123点
3 梶原悠未(日本)113点
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■2019年1月18日(金)
男子チームスプリント
6 日本(雨谷、新田、深谷) 43秒975(1回戦のタイム)
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男子チームパーシュート
7 日本(窪木、近谷、一丸、沢田) 3分59秒073(1回戦のタイム)
http://www.tissottiming.com/File/0003110100010603FFFFFFFFFFFFFF02
女子チームパーシュート
6 日本(中村、古山、※梶原、橋本) 4分26秒779(1回戦のタイム)
http://www.tissottiming.com/File/0003110100020603FFFFFFFFFFFFFF02
※予選は梶原に変わり鈴木
*その他種目結果
http://www.tissottiming.com/2019/ctrwcV/ja-jp/Default/
●新田祐大のコメント
時間をかけてしまったのですけど、メダルを獲得することができた。日頃からずっと応援してくださったファンの皆さん、スタッフ、家族みんなのおかげ。これに満足せず今後の日本の競輪・自転車競技のためにももっと活躍できるように頑張りたい。
■本大会の日本選手団