新着情報

UCI2.2 PANORAMA Guizhou International Women’s Road Cycling Race

5月 7th, 2018

5月6日から10日まで5ステージで行なわれるUCI2.2 PANORAMA Guizhou International Women’s Road Cycling Raceがスタートし、日本からは3日前に終了したTour of Zhoushanのメンバーと同じく唐見実代子、梶原悠未、金子広美、上野みなみ、福田咲絵、中井彩子の6選手が出走した。

Stage1は勾配がきつくはないが2kmほどの登りや500mほどの登りが数か所ある道幅の広いアップダウンの17kmの周回をほぼ8周回する135kmで争われた。スピードの出る下りゴールが危険なため監督会議で周回が逆回りとなった。
日本チームとしてはHITECH PRODUCTSやCYLANCE PRO CYCLING、DOLTCINI VAN EYCK SPORTを含む逃げには必ず1名は選手を入れて後手を踏まないようにすることと、ゴール前300mまでは高速の下りでそこから右に曲がって4%ほどの緩い登りゴールのため、集団スプリントの際には梶原をチームで前に引き上げ、ベストポジションからスプリントをかけられるよう確認した。

スタートしてスローペースで進み、スプリントポイントと山岳ポイントの手前だけペースが上がる。1回目のスプリントポイントを梶原で狙いにいったが、スプリントポイント前の下り坂は向かい風が吹いていたもののチームで早く前に出過ぎコーナー手前でかぶせられてしまう。梶原はポイントをとれる位置で最終コーナーを曲がれず着外に。2回目のスプリントポイントではスペインチャンピオンのGUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PROCYCLING)に最終コーナーを先行されてしまい梶原は2位通過して2秒のボーナスタイムを獲得する。ラスト3周をきってアタックが頻発して、山岳ポイント前からのペースアップで集団は3つに分かれる。厳しいレース展開になる気配があったが、日本チームは5名を先頭グループに揃え、逃げの体制もスプリントの体制のどちらにも対応できる動きをみせる。向かい風が厳しく、逃げが難しい中で再び集団は一つになり大きな動きはなく集団ゴールを迎える。梶原は最終局面では単独となり、80km/h以上のスピードの出る下りで列車を乗りかえながら最終コーナーを5番手あたりで回る。最終コーナーを先頭で回ったGUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PRO CYCLING)がそのまま踏み抜き優勝した。2位から4位までは接戦であったが梶原は4位となった。梶原はアジアンリーダーとなり、明日はブルージャージ着用で出走する。

明日のstage2は今日と同じコース、距離で行なわれる。最終コーナーの位置取り勝負で決まるスプリントとなる可能性の高いコースであるため、梶原を最終コーナーまでにチームで誘導できれば勝つ可能性が高くなる。今日は梶原一人でのスプリントになったが、明日は集団スプリントの際にはチームで梶原を最終コーナーまでベストポジションに誘導してステージ優勝を狙う。

Stage 1 順位
1    GUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PRO CYCLING) 3時間49分2秒
2    MARTINS Maria (SOPELA WOMEN’S TEAM) 同タイム
3    GASS Daniela (MAASLANDSTER INTERNATIONALCYCLING TEAM) 同タイム
4    梶原悠未  同タイム
20  福田咲絵 同タイム
24  唐見実代子 同タイム
29  上野みなみ 同タイム
41  金子広美 同タイム
38  中井彩子 18秒差

Stage1個人総合時間
1    GUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PRO CYCLING) 3時間49分2秒
2    MARTINS Maria (SOPELA WOMEN’S TEAM) 7秒差
3    GASS Daniela (MAASLANDSTER INTERNATIONAL CYCLING TEAM) 12秒差
4    梶原悠未 14秒差
20  福田咲絵 16秒差
24  唐見実代子 同タイム
29  上野みなみ 同タイム
41  金子広美 同タイム
38  中井彩子 34秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

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Coupe du Japon びわこ高島STAGE XCO/DHI 結果

5月 6th, 2018
大会名: Coupe du Japon びわこ高島STAGE
開催日: 2018/05/06
カテゴリー:MTB DHI
開催地:  滋賀県・高島市 箱館山スキー場

主催・主管:()アウトドアスポーツ846

競技結果は以下の通り

男子エリート
1 泉野 龍雅      愛知県   Acciarpone racing         3:24.859         0         35.14
2 加藤 将来      愛知県   accel    3:24.924         0.065   35.13
3 浅野 善亮      愛知県   TEAM GIANT     3:25.783         0.924   34.98

女子エリート
1 安福 範子      愛知県   ACCEL  4:16.905         0         28.02
2 富田 敬子      大阪府   Acciarpone racing         4:37.962         21.057 25.9
3 中川 瑶子      大阪府   FLOWY 4:52.809         35.904 24.58

男子マスターズ
1 大野 良平      岐阜県   KYB含み損        3:51.846         0.000   31.05
2 Gilsenan Paul 千葉県   Nukeproof        3:52.164         0.318   31.01
3 三山 孝幸      石川県   FRS      3:55.469         3.623   30.57

男子ユース
1 羽口 鉄馬      京都府   R’s CYCLE         3:51.047         0.000   31.16
2 齋木 司         新潟県   重力技研/八海山麓MTBパーク        3:57.009         5.962   30.37
3 中島 渉         埼玉県   Lmited Team 846/Team-K         4:07.008         15.961 29.14

女子ユース
1 中島 瞳         埼玉県   Limited Team 846/Team-K         4:38.129         0         25.88

男子アドバンス
1 島田 勇作      大阪府   輪心WHEEL SOUL BIKE WORKS 3:48.883         0         31.45
2 鈴木 京太      静岡県   TEAM NARO/rokkoracing           3:49.665         0.782   31.35
3 村上 宰         東京都   Team JDS         3:52.219         3.336   31

男子チャレンジ
1 竹本 将史      兵庫県   TRIPCYCLE GLOBAL RACING      3:56.868         0.000   30.39
2 笠井 崇平      愛知県   カトーサイクル 4:05.912         9.044   29.27
3 守井 晴信      岡山県   TEAM DACHS-HUND      4:06.898         10.030 29.16

女子チャレンジ
1 仲上 和花      京都府   Think Racing Team        6:34.873         0         18.23

テクニカルデータ
距離:1.6km スタート地点標高:480m フィニッシュ地点標高: 200m 標高差:280












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BMXワールドカップ第3戦 大会レポート

5月 6th, 2018

UCI BMXスーパークロスワールドカップシリーズへ参戦中の日本チームが、本日行われた第3戦を終えました。
男子162名、女子52名にて争われた今大会に、日本チームは男子9名、女子4名が参加しました。

大会結果は、長迫吉拓の準々決勝6位、総合23位が男子の日本人最高位となり、あと一歩のところで準決勝進出を逃しました。

(#993 長迫吉拓)

女子は畠山紗英が予選から好調な走りをするも、1/8決勝でのスタートミスが響き、0.2秒差で次のラウンドへ駒を進めることができませんでした。

(#85 畠山紗英)

その他、日本チームは転倒が続き、理想のレース展開を組み立てることができずに第3戦を終えました。
各選手のポイント修正、フィードバックを行い、明日の第4戦へ向けて準備を行います。

引き続き、応援宜しくお願い致します。
(監督 三瓶将廣)

日本人選手団大会結果
大会:UCI BMXスーパークロスワールドカップ 第3戦

[男子]
長迫 吉拓 総合23位
吉村樹希敢 総合60位
池上 泰地 総合75位
島田 遼  総合80位
松下 巽  総合84位
吉井 康平 総合97位
中井 飛馬 総合98位
山口 大地 総合107位
増田 優一 総合137位

[女子]
畠山 紗英 総合28位
丹野 夏波 総合29位
永禮 美瑠 総合40位
早川 優衣 総合44位

派遣選手団情報
派遣大会:UCI BMXスーパークロスワールドカップ
第3−4戦オランダ大会、第5−6戦 ベルギー大会
派遣期間:平成30年4月23日(月) 〜 5月15日(火)
開催場所:オランダ・パペンダル、ベルギー・ゾルダー

派遣スタッフ
[監督]
三瓶 将廣 (連盟強化スタッフ)
[マッサー]
石田 将之 (連盟強化スタッフ)
[スタッフ]
宮﨑 大地 (連盟強化スタッフ)

派遣選手
[男子]
中井 飛馬 (新潟/ 日本体育大学荏原高等学校)
吉村樹希敢 (大阪/ Gan Trigger)
長迫 吉拓 (岡山/ MXインターナショナル)
松下 巽  (神奈川/ 全日空商事株式会社)
吉井 康平 (東京/ フォスター電機株式会社)
山口 大地 (新潟/ 早稲田大学)
池上 泰地 (大阪/ クワハラバイクワークス)
島田 遼  (広島/ 近畿大学泉州高等学校)
増田 優一 (大阪/ 大阪偕星学園高等学校)

[女子]
畠山 紗英 (神奈川/ 日本体育大学)
永禮 美瑠 (愛知/ 西陵高等学校)
丹野 夏波 (神奈川/ 白鵬女子高等学校)
早川 優衣 (広島/ 興譲館高等学校)

ライブ放送

ワールドカップ第4戦(日本時間5月6日(日)20:30開始予定)

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2018年MTBアジア選手権大会 DHI男子エリート DHI女子エリート

5月 6th, 2018

5月5日はDHIの決勝が行われた。日本からは男子エリートに 清水一輝、永田隼也、井本はじめ、九島勇気の4名エントリー。女子エリートに中川弘佳、吉川千香子の2名がエントリーした。
今回は例年に比べてホテルと会場間の移動時間が長くオフィシャルバスが時間通りに進まずトレーニング時間の短縮にプラスして、豪雨やコース自体が作りたてでトラックが踏み硬められていない等の影響もあり、オンコースでのトレーニング時間が極端に少ない中での決勝となった。
夜の豪雨でトラックはドロドロであったがレースがスタートする午後には急速に回復して牧草地区間はドライ、日当たりの悪い森の中はマッドというコンディションとなった。
女子エリートの中川弘佳は前日のタイムドセッションで激しく前転をして首を痛めたが、決勝ではスムーズに走り切ったがタイムが伸びずに8位となった。吉川千香子は途中ミスがあり落車したが、その他はまとめて走り5位となった。
男子エリートは日本は永田隼也からスタート。コース前半でリアタイヤがスローパンクしてしまい徐々に空気が抜けていく中飛ばしていくが、パンクの影響で転倒してしまい11位。井本はじめは快調に飛ばしていくが、 ロックセクションでラインミスしてしまい5位。昨年のチャンピオンの九島勇気は前日のタイムドセッションでハンドルが根元から折れるほどの激しい落車で、負傷中であった手首を再度痛めてしまう中攻めて走ったが、転倒してしまい15位。清水一輝は直前までタイや選択に悩む中ドライタイヤで挑んだが、転倒がありタイムが伸ばせる事が出来なかったが、3位で銅メダルとなった。

DHI女子エリート
優勝  VIPAVEE DEEKABALLES THA 3:38:300
2位   SIRAPHATSON CHATKAMNDED THA 3:46:360
3位   TIARA-ANDINE PRASTIAK 3/51:700
5位   吉川千香子 日本 4:10:870
8I位  中川弘佳  日本 4:20:060

DHI男子エリート
優勝  SHENGSHAN CHANG TPE 2:58:750
2位   SUEBSAKUN SUKCHANYA THA 3:01:430
3位   清水一輝  日本 3:06:680
5位   井本はじめ 日本 3:09:090
11位 永田隼也  日本 3:44:510
15位 九島勇気  日本 6:12:860

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Coupe du Japon びわこ高島STAGE XCO/DHI 結果

5月 6th, 2018
大会名: Coupe du Japon びわこ高島STAGE
開催日: 2018/05/04
カテゴリー: MTB XCO
開催地: 滋賀県・高島市 朽木スキー場
主催・主管:()アウトドアスポーツ846
競技結果は以下の通り

男子エリート
1 宮津 旭         長野県   PAXPROJECT     1:32:21.61      –
2 小野寺 健      滋賀県   drawer THE RACING      1:33:04.84      43.23
3 恩田 祐一      新潟県   MIYATA-MERIDA BIKING TEAM  1:34:50.65      2:29.04

女子エリート
1 中島 瞳         埼玉県   Limited Team 846/Team-K           53:44.29       –
2 橋口 陽子      神奈川県 TEAM 轍屋        55:24.70       1:40.41
3 平田 千枝      奈良県   Club La.sista Offroad Team          58:58.97       5:14.68

※女子ジュニアと女子ユースを女子エリートと統合。

2018JCF公認Coupe du Japon MTB」テクニカルガイド 16.1 クラス統合(コンバインドルール)

男子ジュニア
1 久保 一真      滋賀県   Pro Ride           1:12:19 –
2 山口 創平      滋賀県   ProRide 1:13:53 1:34.31
3 藤木 雄大      滋賀県   ProRide 1:14:08 1:48.73

男子マスターズ
1 品川 真寛      神奈川県 TEAM YOU CAN             56:43.89       –
2 國井 敏夫      千葉県   MilePost BMC Racing        59:58.13       3:14.24
3 有持 真人      神奈川県 Team ARI       1:02:53.72      6:09.83

男子ユース
1 松本 一成      長野県   TEAM SCOTT     43:07.5 –          16.6
2 中島 渉         埼玉県   Lmited Team 846/Team-K         43:11.3 3.74     16.6
3 瀬戸口 瑛      鹿児島県 CIEL BLEU Jr.  45:23.3 02:15.8 15.8

男子アドバンス
1 中江川 純      神奈川県 myx      58:54.14       –
2 吉水 統威      滋賀県   京都岩井商会racing          59:13.40       18.90
3 大橋 優         奈良県   TeamPoppo/なんちゃってバイカーズ       59:50.82       56.68

男子チャレンジ
1 坂本 昌良      茨城県   チーム・フォルツァ!           31:55.20       –
2 多端 亮         大阪府   DECOJA RACING TEAM    32:04.48       9.46
3 比護 任         大阪府   PAXCYCLE          33:13.65       1:18.63

女子チャレンジ
1 中川 左裕里   愛媛県   愛媛MTB            20:57.10       –
2 簑原 由加利   東京都   日本ろう自転車競技協会      24:43.13       3:46.03

テクニカルデータ
距離:3.64km スタート地点標高:430m 最高標高:590m 最低標高:430m








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2018Tour of Zhoushan UCI2.2  Stage3

5月 4th, 2018

Stage3はstage1の20km弱の周回コースを逆走する4周回の85.3kmで争われた。アップダウンは多いものの集団が流れるコースのため勝負は最後のスプリントになることが予想された。日本チームは2か所あるスプリントポイントでのボーナスタイムの獲得により梶原の総合上位と1秒差で2位につけているアジアンリーダージャージを狙った。

レースは個人総合リーダーを擁するCYLANCE PRO CYCLINGがコントロールして進む。1回目のスプリントポイントでは総合上位選手らもタイム差があまりないため狙ってきたが梶原が1位通過で3秒獲得して個人総合順位を暫定で8位まで上げる。レース中盤3名の個人総合に関係のない逃げが決まり1分差をつけ集団は落ち着くが、4周回目に集団のペースが一気に上がり集団のままゴールを迎える。

日本チームは中井がゴール1.5kmの向かい風の直線で梶原をほぼ先頭までひきあげラスト700mのコーナーを抜ける。ラスト450mの最終コーナーを梶原は3番手で回り、追い風の直線で逆側から一気にペースの上がったラインに乗りかえ個人総合リーダーのGUTIERREZ RUIZ Sheylaを抜いたがDOLTCINI VAN EYCK SPORTのエーススプリンターDRUYTIS Kellyには届かず2位となった。

梶原はこの日のスプリントポイントとゴールでのボーナスタイムで個人総合を最終的には7位まで上げた。日本チームはこの日もスタートからチームで集団前方に位置し続け、集団が分裂しかける時も常にチームで対応して良いまとまりをみせた。

チーム団体総合ではアジア1位だけではなくHITECH PRODUCTS、ロシアナショナルチームに次いで3位となり、また梶原がアジアンリーダーの表彰を受けた。

このあと5月6日から10日まで開催されるUCI2.2 PANORAMA Guizhou International Women’s Road Cycling Raceに日本チームは今大会と同じメンバーで臨む。

ステージ3 順位
1    DRUYTIS Kelly (DOLTCINI VAN EYCK SPORT) 2時間22分14秒
2    梶原悠未 同タイム
3    GUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PRO CYCLING) 同タイム
18  金子広美 同タイム
33  唐見実代子 4秒差
38  中井彩子 同タイム

最終個人総合時間
1    GUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PRO CYCLING) 6時間5分00秒
2    BECKER Charlotte (HITECH PRODUCTS) 9秒差
3    OSHURUKOVA Elizaveta (ロシアナショナルチーム) 13秒差
7    梶原悠未 1分19秒差
15  唐見実代子 1分32秒差
16  金子広美 1分33秒差
35  中井彩子 9分38秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

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2018年MTBアジア選手権大会 XCR(チームリレー)

5月 4th, 2018
 5月4日から6日にフィリピンのセブ島にてアジア選手権が開催された。会場はダナオシティの山中にあり、オフィシャルホテルから会場までの約30キロの移動は、激しい渋滞が慢性的に起こっておる中、地元警察の協力も得てパトカーと白バイの先導で時間を稼ぐが、道が狭く道路も悪い為に大幅に時間がかかり、スケジュールが大きく変更される中大会最初の競技となるXCR(チームリレー)が行われた。日本からはエースの山本幸平が試走で落車をしてしまったためにメンバー変更を行ってレースに挑んだ。第一ライダー平林安里、第二ライダー小林あか里、第三ライダー川口うらら、第四ライダー村上功太郎、アンカーに前田公平でエントリー。

前日の豪雨の影響でドロドロのコースが待ち受ける中マッドタイヤを選択してレースはスタート。順調に1位で走り出すが半周目ほどで順位を下げはじめた。原因は泥がまとわりついてホイールが回らなくなりランニングを強いられてしまったためだ。ランニングと泥をかき落とすことを繰り返し、7位で第二ライダーの小林あか里がスタート。そつなくうまく走り切り第三ライダー川口うららへ。テクニカルセクションの得意な川口は追い上げをして6位で戻ってきた。第一ライダーの平林の情報を得て第四ライダー村上とアンカーの前田はメカニックがドライタイヤに変更した。第四ライダーの村上は順調に追い上げ3位でアンカーの前田に。前田もタイを抜き去って先頭中国を追いかけるが、最初のギャップが大きく2位でゴールした。

1位 中国 1:43:09
2位 日本 1:47:32
3位 フィリピン 1:51:21

5月5日 DHI男女エリート決勝
5月6日 XCO男女ジュニア、男子U23、男子エリート
が行われます。引き続きご声援よろしくお願いいたします。

JCF MTB監督
鈴木雷太
 

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BMXワールドカップ第3−4戦 派遣選手団・大会直前報告

5月 4th, 2018

今年3月末に開幕した「UCI BMXスーパークロスワールドカップシリーズ」の第3−4戦が、5月4日よりオランダ・パペンダルにて開催され、日本からは選手総勢13名が参戦します。

ワールドカップシリーズ第1−2戦を振り返って
過去最大参加者数となった第1−2戦フランス大会での日本チーム全体成績は、第1戦にてUCIジュニアランキング1位の中井飛馬が35位、第2戦はオフシーズンをトラック競技ナショナルチームと共にビルドアップをはかってきた長迫吉拓の38位が最高位となり、目標とする準決勝進出へは届きませんでした。
一方で、第1戦終了時点でのUCIワールドカップランキング ジュニア部門(BMXスーパークロスワールドカップシリーズではジュニアとエリートカテゴリーが混走にて行われる)では、中井飛馬と永禮美瑠がそれぞれジュニアベストリザルトを残し、リーダーズナンバープレートを装着しての参戦となっています。

今シーズンのチーム目標としては準決勝進出(トップ16位)をあげ、来年以降にコンスタントなUCIポイント獲得をできるよう準備の1年と位置づけています。

オランダチームのホーム、パペンダル
今大会のレース会場となるここパペンダルは、オランダオリンピックトレーニングセンターにも位置づけられており、施設内にはリオ五輪レプリカコースが常設されています。

2011年から毎年ワールドカップシリーズを招致、今年で8年連続での開催となり各国が戦力的に事前調整を行ってきています。日本選手団は4月24日より現地入りし、実際の大会コースにて事前調整を行い、明日から始まる第3−4戦に挑んでいきます。

選手コメント
長迫吉拓 2017年 全日本選手権大会 男子エリート優勝者
「この1ヶ月間にてオフシーズンに実践したトラックチームでのトレーニングを、うまくBMXレースへ繋げることができたと感じています。過去に決勝進出を決めているコースでもあるので、着実に勝ち進んで行きたいです。」

フランス大会以降、拠点をここパペンダルに置き、1ヶ月間のトレーニングを積んできた長迫吉拓は、4月29−30日に参戦したUECヨーロピアンカップ第5−6戦でも両日ともに決勝進出しています。

中井飛馬 2017年 全日本選手権大会 男子ジュニア優勝者

「パペンダルでのレースは初めてになりますが、フランス大会同様にエリート選手との混走が楽しみですし、食らいついて行きたいと思っています。6月に控える世界選手権大会へ向けても、最終の実践練習として課題修正を行っていきます。」
長迫同様に、ヨーロピアンカップでは決勝へ進出し、3位表彰台を獲得している。

畠山紗英 2017年 全日本選手権大会 女子ジュニア優勝者

「昨シーズンは準決勝止まりだったので、今シーズンは決勝進出を目標としています。
オフシーズン、そして3月からのスイスでのトレーニング成果の結果が楽しみです。」
畠山は昨年同様、今シーズンもUCIワールドサイクリングセンター(スイス・エイグル)を拠点に、シーズンインに向けた最終調整を行ってきました。第1−2戦はコンディション調整のため欠場となったため、今大会が2018年の初戦となります。

派遣選手団情報
派遣大会:UCI BMXスーパークロスワールドカップ
第3−4戦オランダ大会、第5−6戦 ベルギー大会
派遣期間:平成30年4月23日(月) 〜 5月15日(火)
開催場所:オランダ・パペンダル、ベルギー・ゾルダー

派遣スタッフ
[監督]
三瓶 将廣 (連盟強化スタッフ)
[マッサー]
石田 将之 (連盟強化スタッフ)
[スタッフ]
宮﨑 大地 (連盟強化スタッフ)

派遣選手
[男子]
中井 飛馬 (新潟/ 日本体育大学荏原高等学校)
吉村樹希敢 (大阪/ Gan Trigger)
長迫 吉拓 (岡山/ MXインターナショナル)
松下 巽  (神奈川/ 全日空商事株式会社)
吉井 康平 (東京/ フォスター電機株式会社)
山口 大地 (新潟/ 早稲田大学)
池上 泰地 (大阪/ クワハラバイクワークス)
島田 遼  (広島/ 近畿大学泉州高等学校)
増田 優一 (大阪/ 大阪偕星学園高等学校)

[女子]
畠山 紗英 (神奈川/ 日本体育大学)
永禮 美瑠 (愛知/ 西陵高等学校)
丹野 夏波 (神奈川/ 白鵬女子高等学校)
早川 優衣 (広島/ 興譲館高等学校)

ライブ放送

ワールドカップ第3戦(日本時間5月5日(土)20:30開始予定)

ワールドカップ第4戦(日本時間5月6日(日)20:30開始予定)

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2018Tour of Zhoushan UCI2.2 Stage2

5月 3rd, 2018

Stage2は2kmほどの2か所の登りを含む厳しいアップダウンを4周回する83.7kmのコースで、日本チームは唐見で個人総合上位を狙った。一昨日から体調を崩していた上野はこの日はスタートせず、5月6日からのPanorama Guizhouに向けて回復させることとした。

1周目の山岳ポイントの登りでペースが上がり11名が先行し、個人総合優勝候補らほぼ全員と日本チームからは唐見、金子、梶原の3名が入る。集団はいくつにも分断されたが追走グループが合流して23名の先頭グループとなる。大きな攻撃はないがロシアのOSHURUKOVA ElizavetaやスペインチャンピオンのGUTIERREZ RUIZ Sheyla、HITECHのFRAPPORTI Simonaが揺さぶりをかける。この日のステージは梶原にはきついコースとみていたが、先頭集団でしっかり登りをこなしていく。ラスト周回の1つ目の登りで2名のアタックがあり、さらにパラパラと追走が入り5名の先頭集団を形成するがここに日本チームは入れない。日本チームが追走をかけないといけない場面であったが、金子、梶原もそこまでで脚を使い動けない。5名の逃げは決定的となりラスト10kmで40秒差となり、そのままゴールでは1分差をつけ逃げ切る。昨年この大会で総合優勝しているHITECHのBECKER Charlotteがスプリントを制した。後続集団の6位争いのスプリントでは登りで脚を削られた梶原が4位となりこのステージ9位となった。

Stage3はアップダウンが多いもののレースが流れるコースのため集団スプリントになる可能性が高い。日本チームはスプリントポイントでの梶原のボーナスタイム獲得による個人総合の上位進出、そして最後のスプリントでステージ優勝を狙う。

ステージ2 順位

1  BECKER Charlotte (HITECH PRODUCTS) 2時間31分36秒
2  GUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PRO CYCLING) 同タイム
3  OSHURUKOVA Elizaveta (ロシアナショナルチーム) 同タイム
9  梶原悠未 1分8秒差
15  唐見実代子 同タイム
19  金子広美 1分13秒差
35  中井彩子 9分14秒差
OTL 福田咲絵
DNS 上野みなみ

ステージ2 個人総合時間

1  GUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PRO CYCLING)
2  BECKER Charlotte (HITECH PRODUCTS) 4秒差
3  OSHURUKOVA Elizaveta (ロシアナショナルチーム) 7秒差
10  梶原悠未 1分22秒差
14  唐見実代子 同タイム
16  金子広美 1分27秒差
34  中井彩子 9分28秒差

 

JCF強化コーチ 柿木孝之

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2018全日本選手権/アジア選手権-トライアル<REPORT>

5月 2nd, 2018

■第7回全日本トライアル選手権
・男子エリート20は寺井一希が7連覇!
・男子エリート26は塩﨑太夢はエリート1年目で優勝!

2018年で7回目を迎える全日本トライアル選手権大会。20インチの自転車で競う「男子エリート20」は第1回から負けなしの寺井一希(埼玉・チームハリケーン)が世界選手権3位(2013年)の実績を見せつける貫禄勝ち。翌日のアジア選手権に向けて期待通りの実力を見せつけた。
「男子エリート26」では初のエリートカテゴリ(19歳以上)となった塩崎太夢(山梨)が初優勝。将来有望の19歳が今後に期待をもたせる成績でファンを沸かせた。

結果 http://jbta.jpn.org/img/result/result/2018/result_2018_jnc.pdf
大会ページ http://jbta.jpn.org/event/2018/2018_jnc.htm
トライアルとは? http://jbta.jpn.org/about_trial/_about.htm

■2018Asian Trials Championships/2018アジア自転車競技選手権大会-トライアル

・自転車トライアルのアジア選手権大会 初開催!
・男子エリートでは寺井一希と塩﨑太夢が初代アジアチャンピオンに!

今大会が初開催のアジア選手権大会トライアル。日本含むアジア5カ国の代表チームで争われた。

実施されたのは男女あわせて4カテゴリ。
「男子エリート20」は昨日全日本選手権7連覇を果たした寺井一希(日本)がワールドレベルの圧倒的な競技力を披露。
「男子エリート26」も同じく前日の全日本選手権勝者・塩崎太夢(日本)が優勝。
女子エリート(優勝・横田華奈)、男子ジュニア(優勝・尾又太一)を含めた実施4カテゴリの優勝を日本が独占。会場を盛り上げた
トライアルは知名度の高い競技ではないものの、アジア選手権実施によって機運を高め、今後さらなる発展を目指す。

結果 http://jbta.jpn.org/asiantrials2018/2018_atc_result.pdf
大会HP http://asiantrials2018.strikingly.com/

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