Fleche du Sud ルクセンブルグ
5月10日 第2ステージ
Rumelange-Rumelang 151km
1 FORTIN Filippo ITA RSW les 151,1 km en 3h34’48” (moy 42,21 km/h)
2 KRIEGER Alexander GER LPC
3 WALLS Matthew * GBR GBR
105今村 俊介 +48”
107近谷 涼 +48”
118花田 聖誠 +1’52”
120橋本 英也 +4’00”
136一丸 尚伍 +8’04”
137沢田 桂太郎+10’11”
大きな周回を111km回った後に、10kmの周回を4周。大きな周回には3箇所の山岳ポイントがあり、周回コース上には約2km 5%の登りがある。
前半からアタックが繰り返されるがイギリスチームのコントロールにより逃げは決まらない。44km地点の1回目の山岳ポイントを前に2名の選手が先行し、集団はこの逃げを容認した。
逃げているのが2名だけだったこともあり、集団とのギャップは最大で5分開いた。
周回コースに入っても集団は一つにまとまっていたが、ラスト30kmから一気にペースがあがり一丸、沢田、橋本、花田が遅れた。今村と近谷はメイン集団にいたが最終周回の下りで前の選手が遅れた際にギャップを埋められず48秒遅れでフィニッシュした。
集団内の位置取りもロードレースの重要な戦術の一つではあるが、登りの入り口でもっと前で入ってればメイン集団に残っていた事は間違いない。今はコツコツと経験を積みながら学んでいきたい。
〈MEDIA〉TV放送予定(BMX・長迫吉拓/畠山紗英)テレビ朝日
■ビートたけしのスポーツ大将 ビートたけしのスポーツ大将 2時間半SP
テレビ朝日 5/13(日)18:30~20:54
http://www.tv-asahi.co.jp/sportstaisyo/
~番組HPより~
東京五輪正式種目BMXレース対決では、日本を代表するアスリートが登場!
日本人で唯一リオ五輪に出場した“長迫吉拓”&東京五輪メダル候補“畠山紗英”が世界で活躍する次世代アスリートたちとガチンコ対決!
ナイナイ岡村も歳の差40歳の次世代アスリートとレース対決!
超豪華な一流アスリートVS次世代アスリートのガチンコ対決、お楽しみに!
Fleche du Sud ルクセンブルグ
第1ステージ
Berbourg-Berbourg 7.8kmX10周 78.5km
1 WALLS Matthew GBR 1h43’19” (AVS 45,59 km/h)
2 FORTIN Filippo ITA
3 DE LAAT Jasper NED
52 近谷 涼
104 今村 俊介
110 沢田 桂太郎 +1’37”
117 橋本 英也 +2’58”
119 花田 聖誠 +2’58”
136 一丸 尚伍 +7’01”
ルクセンブルグで開催される5日間のステージレース(UCI2.2)Fleche Du Sudにトラック中距離メンバーを中心としたメンバーで参戦している。
このレースにはベルギー、オランダ、ドイツのコンチネンタルチームが半数以上を占め、他にイギリス、ロシア、日本のナショナルチーム、他にクラブチームが数チーム参加している。
第1ステージは2km 4%の登りを含む1周7.8kmの周回コースを10周。
スタート後5kmで2名の逃げが決まり、距離が短いこともあり集団は常に1~2分以内のタイムギャップを保ちながら進む。
集団はラスト4周までは2名を泳がせていたが、ベルギーのコンチネンタルチーム、フランスのアマチュアクラブを中心に登りでペースアップが図られ、徐々に逃げる2名とのギャップは詰まっていった。
ラスト2周で逃げる選手を吸収した100名以上の集団は集団スプリントの様相を見せ、集団内の密集度が高まり、落車が連発した。
近谷と今村が集団内に残ったが良いポジションをキープできずにスプリントでは不発に終わってしまった。
橋本と花田が落車に巻き込まれたもののダメージは少なく、明日も6名揃ってのスタートとなる。明日は大会期間中最もハードなレースが予想されるが、ジャパンのメンバーは皆コンディションも良いので乗り切りたい。
1.大会名:UCI BMX Freestyle World Cup Montpellier
2.開催日時:2018年5月9日~ 13日
3.開催地:France・Montpellier
UCI BMX フリースタイル ワールドカップ第二戦が9日よりフランス・モンペリエで開催され、最初に女子予選が行われました。
女子には大池水杜が参加し、世界選手権優勝者や強豪を相手に、大きくて複雑なパークを全体に使うルーチンを作り、会場を沸かすトリックで2位の選手と5ポイントの差をつけた、82.5ポイントで予選1位で金曜日の決勝に進みました!!
そして10日は男子予選が行われます。皆様の応援が選手の力となりますので、日本からの大きな声援をよろしくお願いいたします。
Stage4は2か所の登りを含む55kmの周回コースを2周する110kmであり、高低表をみると個人総合を大きく左右するステージとなると思われた。
1周回目はHITECHが動くが、集団は長く伸びるものの大きく分断するところまではいかない。1回目のスプリントポイントを梶原は2位通過する。2周目に入り日本チームでまとまって攻撃を開始する。アップダウンで攻撃をかけることでほかのチームのスプリンターの脚を削り、登りもこなせる梶原の優勝の可能性を高く出来る。梶原は2回目のスプリントポイントは3位通過する。日本チームはSERVETTOやHITECHなどと協調して攻撃をかける。ラスト30kmの登り区間で唐見が2名で抜け出し集団は長くのび、そこからさらに集団に残った唐見、上野、金子、中井を中心として攻撃をかけ続ける。梶原自身も流れを止めないようにアタックをかける場面もあり、レース後半は日本チームの攻撃がラジオツールで流れ続ける。ゴールは集団スプリントとなり、梶原がスプリンターを擁するHITECHやDOLTCINI VAN EYCK、MINSKチームの列車を粉砕するようなラスト400mほどからのロングスプリントを決めて他のスプリンターを圧倒した。
この日の日本チームは昨日の悔しさをレースにすべてぶつける走りで、レース後は疲労困憊になりながらもチームで勝ち取ったこの勝利は選手らに大きな自信となった。
明日のstage5は今日のコースの逆回り周回で行なわれる。総合上位陣もまだ逆転可能性のある範囲内のためスタートから攻撃が多く続くことが予想される。その中で日本チームは再び総合ポイントリーダーとなった梶原のポイントジャージを守り、ステージ優勝を狙う。集団が大きく分断するようなレースになれば、唐見、金子の個人総合順位のジャンプアップも狙っていく。
Stage 4順位
1梶原悠未 2時間49分17秒
2FRAPPORTI Simona(HITECH Products)同タイム
3DRUYTS Kelly(DOLTCINI VAN EYCK )同タイム
15金子広美 同タイム
29唐見実代子 同タイム
46上野みなみ 同タイム
56中井彩子 5分25秒差
58福田咲絵 5分36秒差
Stage4個人総合時間
1 GUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PRO CYCLING)13時間23分36秒
2 FRAPPORTI Simona(HITECH Products)9秒差
3 TSERAH Hanna (MINSK CYCLING CLUB)11秒差
22金子広美 26秒差
23唐見実代子 同タイム
46梶原悠未 52秒差
50福田咲絵 6分2秒差
51中井彩子 6分9秒差
56上野みなみ 7分3秒差
JCF強化コーチ 柿木孝之
前日に開催されたUCI BMXスーパークロスワールドカップシリーズ第3戦に続き、5月6日に開催された第4戦へ参戦し、オランダでの最終大会を終えました。
日本チームの大会結果は、第3戦に比べ全体的に成績を落とす形となり、男子は長迫吉拓の1/8決勝7位、総合50位が男子の日本人最高位でした。
昨年からワールドカップにて採用された2戦連戦ですが、日本チームは2日目の成績低下が課題となっています。
また第3戦での転倒により、山口大地と中井飛馬は欠場となりました。
(#993 長迫吉拓)
女子は畠山紗英と丹野夏波が準々決勝へ進出するも、あと1順位上げることができず、それぞれ総合19位、22位にて準決勝進出を逃しました。
(#85 畠山紗英)
今回のオランダ大会では、第3戦は男女ともに地元オランダ勢が優勝し、地元勢の強さが目立ったものの、第4戦では男子は昨年のワールドカップシリーズチャンピオンであるフランス、女子は現世界チャンピオンのアメリカが勝利しました。
男子はリオ五輪金メダリストが長迫同様に1/8決勝で敗退するなど、地元勢以外にもチャンスがある大会であっただけに、悔しい結果となりました。
大きな改善点としては、ライン取りなどの瞬時な判断をし、レース展開を読むチカラをつけることであり、今週末ベルギーにて開催されるワールドカップ第5−6戦に向けて、戦略面でのシミュレーションを強化して挑みたいと考えています。
日本チームは8日(水曜日)より、第5−6戦の開催地であるベルギーへ移動し、翌日より大会コースにて練習を再開していきます。
引き続き、応援宜しくお願い致します。
(監督 三瓶将廣)
日本人選手団大会結果
大会:UCI BMXスーパークロスワールドカップ 第4戦
[男子]
長迫 吉拓 総合50位
吉村樹希敢 総合58位
吉井 康平 総合87位
松下 巽 総合93位
島田 遼 総合106位
池上 泰地 総合120位
増田 優一 総合128位
中井 飛馬 怪我 欠場
山口 大地 怪我 欠場
[女子]
畠山 紗英 総合19位
丹野 夏波 総合22位
永禮 美瑠 総合34位
早川 優衣 総合45位
派遣選手団情報
派遣大会:UCI BMXスーパークロスワールドカップ 第3−4戦オランダ大会、第5−6戦ベルギー大会
派遣期間:平成30年4月23日(月) 〜 5月15日(火)
開催場所:オランダ・パペンダル、ベルギー・ゾルダー
派遣スタッフ
[監督]
三瓶 将廣 (連盟強化スタッフ)
[マッサー]
石田 将之 (連盟強化スタッフ)
[スタッフ]
宮﨑 大地 (連盟強化スタッフ)
派遣選手
[男子]
中井 飛馬 (新潟/ 日本体育大学荏原高等学校)
吉村樹希敢 (大阪/ Gan Trigger)
長迫 吉拓 (岡山/ MXインターナショナル)
松下 巽 (神奈川/ 全日空商事株式会社)
吉井 康平 (東京/ フォスター電機株式会社)
山口 大地 (新潟/ 早稲田大学)
池上 泰地 (大阪/ クワハラバイクワークス)
島田 遼 (広島/ 近畿大学泉州高等学校)
増田 優一 (大阪/ 大阪偕星学園高等学校)
[女子]
畠山 紗英 (神奈川/ 日本体育大学)
永禮 美瑠 (愛知/ 西陵高等学校)
丹野 夏波 (神奈川/ 白鵬女子高等学校)
早川 優衣 (広島/ 興譲館高等学校)
Stage3は今大会唯一の平坦コース117kmで18kmのコースをほぼ6周するコースで争われた。昨日のレースが厳しい展開であったため、明日からの登りの多いステージに備え集団スプリントで狙いたいチームと協力してゴールを狙いたい。梶原は昨日の2回のスプリントポイントを1位通過し、ゴールでのポイントも加算してポイントリーダーとなり、この日はグリーンジャージを着用してのスタートとなった。
1回目のスプリントポイント前から雨が激しく降り始め、スプリントポイント200m手前のコーナーで梶原らスプリントを狙った総合上位陣の多くが落車して集団はパニック状態に。梶原は大きく遅れたものの代車に乗りかえ、福田、中井がサポートして何とか集団復帰する。怪我の具合はひどくなかったが、2度目のスプリントポイントはコーナーが危険なため行なわなかった。雨で気温が低い中で集団は崩れず、スプリンターチームの列車が出来る中、日本チームはうまく機能できない。梶原は列車を乗りかえながら長い距離のスプリントを行ない先着する。しかし代車からさらに自分のバイクに乗りかえる際にレギュレーション違反を取られ降格と60秒のペナルティーを取られてしまった。梶原のミスで降格となったわけではなく私に慎重さが足りなく悔いの残るレースとなった。今大会では日を追うごとに梶原の注目度は高くなり、ヨーロッパ勢のマークが非常に厳しくなっているが、その中でも強さを発揮しZhoushan大会から日々成長しているのを感じる。
明日の第4ステージは高低表では2か所の登りを含む55kmの周回コースを2周する110kmであり、個人総合を大きく左右するコースとなると思われる。日本チームは先週のZhoushanの登りステージのように複数名を先頭集団に残してそこから攻撃をかけて唐見、金子、梶原でステージ優勝のチャンスを狙う。個人総合は厳しいが、梶原はポイント賞では2位につけており、スプリントポイントも積極的に狙っていく。
Stage 3 順位
1 DRUYTS Kelly(DOLTCINI VAN EYCK ) 3時間4分35秒
2 TSERAH Hanna (MINSK CYCLING CLUB)同タイム
3 MANEEPHAN Jutatip (タイナショナルチーム)同タイム
30福田咲絵 同タイム
34金子広美 同タイム
37唐見実代子 同タイム
47上野みなみ 同タイム
49中井彩子 同タイム
73梶原悠未 +60秒
Stage3個人総合時間
1 GUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PRO CYCLING)7時間29分47秒
2 TSERAH Hanna (MINSK CYCLING CLUB)11秒差
3 MANEEPHAN Jutatip (タイナショナルチーム)14秒差
21福田咲絵 26秒差
22唐見実代子 同タイム
27金子広美 同タイム
51中井彩子 44秒差
53梶原悠未 1分5秒差
56上野みなみ 7分3秒差
JCF強化コーチ 柿木孝之
1 派遣大会:UCI BMXフリースタイルパーク&フラットランド ワールドカップ
2 派遣期間:平成30年5月6日(日) 〜 5月15日(火)
3 開催場所:フランス・モンペリエ
4 選手団
[監督]
出口 智嗣 (連盟強化スタッフ)
[メカニック]
中村 辰司 (連盟強化スタッフ)
[医療]
半治 由弘 (連盟強化スタッフ)
[男子選手]
高木 聖雄 (愛知/JFBF)
大霜 優馬 (神奈川)
[女子選手]
大池 水杜 (神奈川/JFBF)
※上記の他、日本ナショナルチーム以外の個人出場あり。
2018年ジュニアロード欧州遠征派遣選手団
1.派遣期間:2018年5月15日(火)~5月29日(火)
2.大会期間:
①Trophee Centre Morbihan 5月19日(土)~20日(日)
②Tour du Pays de Vaud 2018 5月24日(木)~27日(日)
3.派遣場所:フランス・スイス
4.選手団
〔 監 督 〕
柿木 孝之 (ロード強化コーチ)
〔メカニック〕
中村 仁(強化支援スタッフ)
〔選 手〕
小野寺 慶 (栃木・真岡工業高校)
香山 飛龍 (神奈川・横浜高校)
道見 優太 (鹿児島・南大隅高校)
宇佐美 颯基(神奈川・横浜創学館高校)
日野 凌羽 (愛媛・松山城南高校)
中村 龍吉 (福島・学法石川高校)
Stage2はstage1と同じコース、同じ距離で小雨の中行なわれた。今大会の個人総合順位はスプリントポイントでのボーナスタイムにより順位が決まる可能性が大きいため、この日の2つのスプリントポイントは梶原がとりにいくこととした。
1回目のスプリントポイントでは梶原が総合リーダーのGUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PRO CYCLING)を差し切り1位通過し3秒獲得する。そこからはHITECHを中心にアタックが続き、stage1とは異なり非常に厳しいレースになっていく。金子、唐見を中心に不利な状況にならないよう前で動き後手を踏む展開にならず、梶原は2回目のスプリントポイントも再び1位通過する。その後もアタックが頻発して、集団は縦に伸びた状態で進み、集団が分断する場面でも唐見、金子が梶原に脚を使わせないよう対応をし続ける。ラスト周回もアタックがかかり続けるが集団をまとめ、最終局面では中井が梶原を連れて前に上がり、梶原は列車を乗りかえながらラスト300mのコーナーを2番手で曲がる。梶原はまわりを確認しながら落ち着いてスプリントして優勝した。
このステージは厳しいアタック合戦となり、数名の逃げが決まる可能性もあったが、唐見と金子の対応により梶原を温存することが出来たのは大きかった。ゴール前の連携、アタックの対応など日本チーム全体としての連携には課題はまだあるが、一人一人がチームのために動き、繋げていく意識が高くなっているのを感じる。Stage3は平坦コースであるが、今日のステージのようにHITECH、SERVETTO -STRADALLI CYCLEらが波状攻撃をかけ続けると厳しいレースになることが予想されるが、よりチームでの連携を改善してステージ優勝を狙う。
Stage 2 順位
1 梶原悠未 3時間41分05秒差
2 TSERAH Hanna (MINSK CYCLING CLUB)同タイム
3 VAN VELZEN Bryony(DOLTCINI-VAN EYCK SPORT)同タイム
23金子広美 3秒差
24唐見実代子 同タイム
32福田咲絵 同タイム
51中井彩子 同タイム
55上野みなみ 6分40秒差
Stage2個人総合時間
1 GUTIERREZ RUIZ Sheyla (CYLANCE PRO CYCLING)7時間29分47秒
2 梶原悠未 2秒差
3 TSERAH Hanna(MINSK CYCLING CLUB)14秒差
18唐見実代子 23秒差
20福田咲絵 同タイム
30金子広美 同タイム
54中井彩子 41秒差
56上野みなみ 7分差
JCF強化コーチ 柿木孝之