完走109人/出走111人
最終個人総合成績
1 ZOIDL Riccardo(オーストリア/FELBERMAYR SIMPLON WELS) 13h25m40s
…28雨澤毅明+4m18s
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最終ステージは前半の起伏コースと後半は緩い登りを含む10㎞の周回コースを9周するステージ。集団スプリント勝負になる可能性が高いステージではあるが、チームは最終日として積極的に逃げに乗り、雨澤は集団待機し起こりうる終盤の重要な攻撃に備える作戦でスタート。レースはアタック合戦の末形成された主要チーム6名の逃げグループに山本大喜が入る。対して集団は2分前後のタイム差で周回コースに突入しラップを重ねる。山本は積極的で粘り強い走りで4名に絞られた先行グループにまで残る健闘を見せた結果、レース途中で主催者より特別賞受賞の発表がされた。レースはラスト20㎞で集団がひとつになるが動きはゴールスプリントに向けた展開となり、大きな集団のまま最終局面を迎え閉幕した。
今回はナショナルチームとしてヨーロッパツアーで得点が出来る事を立証したかったが、挑戦意欲の低さと重要部分での詰めの甘さが結果に反映されたと省みる。リベンジの機会は必要だが同じことの繰り返しは時間の無駄。本気で世界に挑戦する意識を持つ者のみが代表に相応しい。五輪を2年後に控え、ヨーロッパツアーで得点すらできなければエリートナショナルチームはもはや価値は無い。/浅田 顕
1.大会名 : 2018UCI マウンテンバイク ワールドカップ
2.開催日程 : 2018年8月12日
3.渡航期間 : 8月7日(火)~14日(火)
4. 開催場所 : カナダ・ケベック州 モンサンタン
5.派遣選手 :
XCO 男子エリート
前田公平
男子U23
平林安里、小林勇輝、上野蓮
女子U23
山田夕貴
スタッフ
鈴木雷太(監督)
メカニック
今田大三
コメント
来年の世界選手権開催場所であるカナダケベック州モンサンタンのワールドカップにナショナルチームとして参加しました。羽田からトロントで乗り継ぎ、ケベック空港からレンタカーで宿舎に到着したのは現地時間24時を回り、時差もありハードな移動となりました。8日は軽くコース試走と自炊材料の買い出しや、メカニック場所の確保、洗車スペースの確保など身の回りのベースつくり。9日は大雨と落雷が激しかった為、コース試走はせずに天気の様子を見てロードワークで旅路の疲れを取りました。10日からは晴天でコースの走り込みを行った。コースは昨年までのものから、よりスピードが増す設定に変更されていたので、難易度が上がっていた。難しいセクションは何度も繰り返し走りながら、他国やトップ選手のラインをチェックを行った。テクニカルセクションが得意な前田選手はロックセクションでタイヤを滑らせ落車し頭と肩を強打。ヘルメットが割れてしまうほどで、レースドクターに診断してもらったが、ヘルメットが守ってくれ頭は異常がなく、肩も打ち身との診断。ただし痛みはひどくアイシングしながら様子を見ることにしたが、翌日はコースを走れずに軽いロードワークで調整を行ってレースに備えた。
女子U23のレースはスタートループ(1km:以下SL)+本コース(4.1km)x5周=21.5km。スタートはタイミングもあわせられスムーズにいったが、ロックセクションや集団走行での経験値の少なさが出てしまい、徐々に遅れてしまい~3lapの26位。
男子U23はSL+本コースx6周=25.6km。日本チャンピオンの平林は昨年同じレースで前半いい走りをしたので期待する中レースはスタートした。最初の登りでグイグイと前に出て8位~10位集団でレースはスタート。4周目に入るまではトップと1分差の10位で走り続けた。4周目バトルを繰り広げる選手とさらなるジャンプアップを狙ってペースアップをしたが、そこで一気に疲労が出てしまい、順位を下げる形で8分44秒差の26位でゴール。上野は昨年同レースで完走をしているので更なる上を目指してスタートしたが、後半落車もありギリギリ同一周回に入れず-1lapの44位。小林は20位ほどでレースをスタートしたが、ジュニアからU23 に上がり始めての海外レースでスピードの違いもあり2周目より後退してしまい、-3lapの51位で終えた。
男子エリートはSL+本コースx7周=29.7km。前田は落車での肩の痛みが残る中、様子を見ながらということでスタートしたが、やはりダート走行では痛みが増すばかりでまともに走れずにDNFとなった。
昨年からナショナルチームとして参加しているワールドカップカナダ大会だが、まだまだトップとの差は大きい中、昨年も参加した平林が大きな成長を見れたことが大きな収穫となった。
今回はU23を中心としたチーム編成だったが、ジュニアも含め同年代の海外選手と世界レベルのコースで競わせることが今後の発展に向け最も重要と考えているので、今後もこのような活動を続けていきたいと思う。
ご声援ありがとうございました。
鈴木雷太