新着情報

北京オリンピック速報<男子スプリント予選>

8月 17th, 2008

[公式WEBサイトによる]
Results
Men”s Sprint Qualifying
1 HOY Chris Great Britain 9.815
2 KENNY Jason Great Britain 9.857
3 NIMKE Stefan Germany 10.064
11 WATANABE Kazunari Japan 10.346
14 KITATSURU Tsubasa Japan 10.391

※渡邉、北津留共に1/16決勝(16:30)に進出。
渡邉は第8組で予選タイム8位のCHIAPPAと対戦。
北津留は第5組で予選タイム5位のBOURGAINと対戦。
勝てば1/8決勝(17:45)へ、負ければ敗者復活戦(17:15)へ。

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北京オリンピック速報<男子スプリント1/8決勝敗者復活戦>

8月 17th, 2008

[公式WEBサイトによる]
渡邉2着のため、9〜12位決定戦(19日16:50)にまわる。

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北京オリンピックレポート 2008/08/16<ケイリンで永井清史が銅メダルを獲得>

8月 17th, 2008

8月16日・北京オリンピック9日目。この日行われたケイリンで、オリンピック初出場の永井清史が、銅メダル獲得という快挙を成し遂げた。この種目のオリ ンピックでのメダル獲得はこれが初めて。日本の自転車競技はアテネオリンピックのチームスプリント銀メダルに続き、2大会連続のメダル獲得となった。

永 井は、2着までが勝ち上がる最初のレース・1回戦では、イタリアのキアッパのラフプレーにもあって3着となり敗者復活戦に回った。しかしその敗者復活戦で は1着、続く準決勝となる2回戦も2着で勝ち上がり、決勝となる1−6位決定戦に駒を進めた。そしてその決定戦では、残り3周からの早めの仕掛けで主導権 を握り、最後は強豪イギリス勢2人に抜かれはしたものの3着でゴール。見事銅メダル獲得となった。優勝したのは今年3月の世界選手権でケイリンとスプリン トの2冠に輝いたイギリスのクリス・ホイ。ホイは圧倒的なスピードを武器に1回戦・2回戦をともに危なげなく逃げ切りの1着で勝ち上がった。そして最後の 決定戦でも、永井に先手は取られたものの残り1周からの踏み出しで一気に先頭に立ち、そのままゴールラインを駆け抜けた。ホイは昨日のチームスプリントに 続き今大会2つ目の金メダル獲得となった。なお、もう一人日本から出場した伏見俊昭は、1回戦を3着で落とし、挽回を期した次の敗者復活戦でも最後に力尽 き4着。日本のエース伏見がアテネの雪辱を期して臨んだ2度目のオリンピックケイリンは、アテネと同じ1回戦・敗者復活戦敗退という結果に終わった。

またこの日、これが3度目のオリンピック出場となる飯島誠が男子ポイントレースに出場。途中抜け出した少人数の逃げに乗ってラップポイントを獲得するなど終始積極的な走りをみせ、オリンピックでは過去最高位の8位入賞を果たした。

<永井選手表彰式後のコメント>
ま だ信じられないけど、嬉しいです。今日は伏見さんの影で目立たずがんばるつもりだったので、緊張もせず自分のレースが出来ました。どのレースも先行するこ とだけを考えて積極的に動いたのが良かったと思います。1回戦はキアッパに絡まれて勝ち上がれなかったのですが、その分敗者復活戦は燃えました。2回戦で は、周回中の落車で人数が2人少なくなったのは、自分にとってラッキーだったと思います。決勝では、自分には失うものは何もないと思って躊躇無く踏み出せ たのがこの結果につながったと思います。決勝に乗れただけで嬉しかったのに、メダルまで獲れて本当に感無量です。

<伏見選手コメント>
永 井君がメダルを獲ってくれて本当に良かったけど、自分としては調子が良かっただけに残念です。1回戦はスタート順が悪くて動かざるを得ない展開になったん ですけど、後ろから来たホイに飛びつけなかったのが敗因です。敗者復活戦は後ろのトゥルナンを出さないように考えて走ったんですけど行かれちゃいました。 ゴール勝負ぐらいまでは粘りたかったですね・・・。ここに来るまで3ヶ月ぐらい集中してやって来たのに負けてしまったということは、やっぱりまだ何かが足 りなかったのだと思います。でもこれで競技生活が終わりというわけではないので、一晩寝て気持ちを切り替えて、今度は日本に帰ってからのレースに備えたい と思います。

<飯島選手コメント>
8位入賞はオリンピックのベストリザルトなので、結果は結果としては満足しています。でもトッ プ3とは力の差がありすぎるので納得できない部分もあります。ちょっとトレーニングで絞りすぎてレース前は調子はいい方ではありませんでした。序盤は様子 見で、中盤以降チャンスがあれば行こうと決めていました。ちょうどタイミング良くいい逃げが出来たので良かったです。それでラップは成功したのですが、そ こからが凄く速い展開になって、ついて行くので精一杯でした。3度目のオリンピックを走り終わったのですが、満足出来たかというと決してそうではなく、思 い返すといろいろ後悔もあって複雑な心境です。今後は、まだ現役を続けるか、それともこの経験を後輩に伝えていくか、今の時点では正直迷っています。

◆ケイリンの決勝レースが終わった後、銅メダル獲得の興奮さめやらぬ永井に
駆 け寄り、固い抱擁で祝福するマニエ監督の姿があった。永井がプロ入り前に自転車の英才教育を受けたワールドサイクリングセンター時代、当時コーチとして永 井の才能を見い出し開花させたのはマニエ氏だった。一昨年マニエ氏は縁あって日本のナショナルディレクターに就任し、選手育成・強化の責任者となったが、 永井にはいずれはトラックチームの柱にとの思いで接してきたに違いない。その可能性を信じ同じ目標に向かってともに歩き続ける監督にとって、今日の喜びは メダルを獲得した本人以上だったかも知れない。

<マニエ監督のコメント>
とても不思議な気分です。私にとってこれは6度目のオリ ンピックで初めてのメダル獲得と言うことになります。でもこれはキヨ(永井)のメダルです。このメダルを獲ることがどれだけ難しいことなのか私はよく知っ ています。キヨは私のトレーニング方法を良く理解し従ってくれました。まだ改善の余地はありますが、今回の結果に私はとても満足しています。また、日本の 競輪選手がオリンピックで初めて決勝進出を果たし、初めてメダル獲得したということは、日本の競輪界にとってもとても素晴らしく意義のあることだと思いま す。

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北京オリンピック速報<男子スプリント1/16決勝敗者復活戦>

8月 17th, 2008

[公式WEBサイトによる]
2組の北津留は2着で、1/16決勝敗者復活戦敗退。
3組の渡邉は1着で、1/8決勝(17:45)へ進出し、1組で予選タイム1位のHOYと対戦。
勝てば1/4決勝(明日17:20)へ、負ければ敗者復活戦(本日18:20)へ。

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北京オリンピック速報<男子スプリント1/8決勝>

8月 17th, 2008

[公式WEBサイトによる]
渡邉2着のため、敗者復活戦(18:20)にまわる。
1組で、BAYLEYとSIREAUと対戦。
勝てば1/4決勝(明日17:20)、負ければ9〜12位決定戦に(明後日16:50)へ

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北京オリンピック速報<女子スプリント予選>

8月 17th, 2008

[公式WEBサイトによる]
Results
Women”s Sprint Qualifying
1 PENDLETON Victoria Great Britain 10.963
2 GUO Shuang China 11.106
3 MEARES Anna Australia 11.140
12 TSUKUDA Sakie Japan 12.134

※佃は1/8決勝(17:25)へ進出し、予選1位のPENDLETONと第1組で対戦。
勝てば1/4決勝(明日17:05)へ、負ければ敗者復活戦(18:15)へ。

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北京オリンピック速報<男子スプリント1/16決勝>

8月 17th, 2008

[公式WEBサイトによる]
北津留、渡邉とも負けたため、1/16決勝敗者復活戦(17:15)にまわる。

北津留は2組でAWANGとKWIATKOWSKIの組合せ
渡邉は3組でZHANGとBLATCHFORDの組合せ
勝者は1/8決勝(17:45)へ進出。

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北京オリンピック情報<トラックレース4日目出場者>

8月 17th, 2008

18日16:30の女子ポイントレースに和田見が出場するのみ。

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北京オリンピック速報<女子スプリント1/8決勝>

8月 17th, 2008

[公式WEBサイトによる]
佃は2着のため、敗者復活戦(18:15)にまわる。

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北京オリンピックレポート 2008/08/15<トラック競技初日>

8月 16th, 2008

■日本はチームスプリント6位
8月15日・北京オリンピック8日目。前日午後から降り続いた雨が北京にかかる靄を洗い流し、朝から青空が広がる好 天となった。肌をなでる風は心地よく、これまでの蒸し風呂状態から一転、どことなく秋の気配も感じさせるさわやかな一日となった。トラック競技が幕を開 け、初日注目のチームスプリントでは、予選でいきなり42秒950の世界最高タイムを叩き出したイギリスが、その後の1回戦・決定戦をともに危なげなく制 し初のオリンピックチャンピオンの座に着いた。この種目、先のアテネ大会では銀メダルを獲得し2大会連続メダル獲得の期待もかかった日本は、予選は6位の タイムで通過したものの、対戦形式となる1回戦でドイツに敗れ、メダル獲得の権利を失った。日本の最終成績は6位だった。
●チームスプリント予選
参 加13カ国中、タイム順に上位8チームが次の1回戦に駒を進めるチームスプリント予選。日本は、第1走者・長塚智広、第2走者・渡邉一成、そして第3走 者・永井清史の布陣でトライアルに臨んだ。出走順は4組目のバックスタート。ホームスタートは地元中国とあって観客の声援もボルテージが上がる。10秒前 の電子音の後、いつものように第1走者の長塚が一つ気合いを入れてハンドルを握る。そしてスタート。しかし、7〜80mほど行ったあたりで長塚の走りに異 変が生じた。後ろを振り向き、車体に目をやり、踏見込む力を緩めてしまった。そしてそのまま惰性で進むうちに後輪から何かが飛び散った。あとで分かったこ とだが、スタート時の力でディスクホイールの面の部分が破損しそこに張られたカーボンが砕け散ったという。日本は途中で走るのをやめてしまったがトライア ルはそのまま続けられ、中国は3人が走りきってフィニッシュ。結局日本は不慮の車体故障という判定で再発走となった。

予選最終組のフラン スとオランダがトライアルを終えたあと、日本は2度目のスタートラインについた。ここまではトップタイムはイギリスで、タイムは驚異的とも言える42秒 950。予選通過のボーダーラインは中国が出した45秒556。これまでの実績からすれば予選通過は十分に可能なタイムだが、これはオリンピック。極度の プレッシャーがかかれば何が起きるか分からない。先ほどと同じように長塚が気合いと共にハンドルを握りトライアルがスタート。50m、100m、今度は大 丈夫だ。1周目17秒751。2周目30秒868。そしてゴールタイムは44秒454。日本は4年ぶりの44秒台を記録するとともに、参加13チーム中6 位の成績で予選通過を果たした。

●チームスプリント1回戦
予選上位8チームが2チームずつ対戦し、勝った4チームがメダルがかか る決定戦に進むチームスプリント1回戦。前回のアテネ大会では、日本はここで当時の世界最高タイム44秒081を出して勝ち上がり銀メダル獲得となってい る。予選6位で勝ち上がった日本の対戦相手は、予選3位のタイム、44秒197で勝ち上がったドイツ。奇しくもアテネ大会で金メダルを争った2チームの対 戦となった。予選でのタイム差は0コンマ26。逆転できない差ではない。カウントゼロの合図で勢いよく飛び出した長塚。それに続く渡邉、そして永井。しか し、ドイツの第1走者・エンダースが段違いのスピードで1周目を駆け抜けた。長塚とのタイム差は0コンマ373。ドイツは第2走者のレヴィ、第3走者のニ ムケがなおもスピードを上げて日本を引き離し結局43秒699でフィニッシュ。日本は44秒437と予選タイムは上回ったものの対戦に敗れ、決定戦進出は ならなかった。

<長塚選手レース後のコメント>
走る前は体調的にも気持ち的にももかなりいい状態でした。3回目のオリンピックな ので雰囲気に飲まれると言うこともありませんでした。結果的には力が足りなかったの一言ですね。世界一のタイムを狙っていたのに終わってみれば0コンマ6 秒も違うのですから。準備期間が足りなかったのは事実ですがこれも含めて自分の力だと思ってます。1回戦は0コンマ26秒の差だったのでもしかしたらとも 思ったのですが、自分の走りがダメでした。4回目のオリンピックは・・・、チャンスがあれば、ですね。
<渡邉選手レース後のコメント>
最 初の予選には緊張もなく臨めました。終わった後は、これが今回の日本チームの実力かなぁ思いました。予選は長塚さんのトラブルはあったのですが、かえって それで刺激が入ったので自分には良かったと思います。1回戦はまさに力の差ですね。タイム的には今の自分の力は出せたとは思いますが、もっとレベルアップ しないと世界には通用しないと思います。でも、今回緊張もせずある程度自分の走りに手応えもあったので、次のスプリントにそれを生かしたいと思います。
<永井選手レース後のコメント>
走 る前もスタートラインについたときも緊張はしませんでした。負けたのはやはり悔しいですね。自分のタイムは、世界選手権の時のタイムは上回れなかったけ ど、出来としてはまずまずだったと思います。ただ他が凄すぎました。イギリスの42秒台は驚きですね。もっと練習して力をつけないと世界には追いつけない と実感しました。明日のケイリンはノープレッシャーで臨めるので、伏見さんの影に隠れつつ、目立たないようにがんばります。

●チームスプリント1−2位決定戦
決 勝となる1−2位決定戦は、今年の世界選手権と同じイギリスとフランスの顔合わせとなった。その時はフランスが43秒271というこの時点での世界最高タ イムで優勝を飾ったが、このオリンピックでは全く正反対の結果となった。予選で世界初の42秒台、42秒950というタイムを出したイギリスは1回戦では アメリカを相手に43秒034。そしてこの決定戦では世界王者フランスを相手に0コンマ5秒以上の差をつける43秒128で圧勝し、見事金メダルを獲得し た。イギリスは第1走者・スタッフ、第2走者のケニー、第3走者のホイが、それぞれ3走とも全体のトップタイム。まさに完全優勝といえる勝ち方だった。

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