<1月23日の模様>
本日はホテルからは120kmほどの場所で開催されたオランダでの練習会に参加させていただきました.
あいにく世界選手権前の調整時期ということもあり現地選手の参加は少なかったのですが,日本チームにとっては格好の練習の機会です.
まず,砂山に作られた階段を取り入れた周回路でのインターバル練習.周回路の途中にこの階段があるので,再乗車したあとはコーナーのある周回路部分を短時間集中して追い込むというもの.インターバルと乗車姿勢からバイクを降りて持ち上げ,階段を駆け上がり再び乗車するといった基本的な動作を同時にできます.階段の横の狭い急坂を乗車して周回することも,一つのトレーニングとして加えられていました.土の路面でのコーナーをハイスピードで走るためのタイヤ空気圧も設定もすごく重要です.ふだん石ばかりのコースを走っている日本選手は低圧で走る機会が少ないのですが,ヨーロッパのレースを走るのにはそれに見合ったセッティングも必要です.
次に舗装路と草地を組み合わせた平らな周回路での練習.トータル15分間ほどですが,草地部分で追い込むことは普段練習をやりにくいですね.
最後に500m程のスプリントの練習.シクロクロスではスタート,コーナーの立ち上がりなどゼロ発進が重要です.二人の選手が組んで,一人は舗装路を,もう一人は平行した草地部分を走ります.当然路面が違うのでお互いの加速やスピードが違うのですが,草地を一人で練習するだけでは追い込めない練習ができます.
練習はそれぞれ5回ほどなので,短時間で集中してできました.トータルで2時間半ほどで終了です.
練習会への参加を快く受けていただいたオランダのコーチに感謝せずにはいられません.
世界戦直前の練習会参加でしたが,少しでも日本選手のためになれば良いと思います.
明日はベルギーのホテルに移動します.そして,夜には後発組と合流です.
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シクロクロス ワールドカップ・世界選遠征(1/23の模様)
第32回チャレンジサイクルロードレース要項
第32回チャレンジサイクルロードレース要項をアップしました。
カテゴリーAについては各加盟団体への申し込みになりますのでご注意下さい。
シクロクロス・ワールドカップ(オランダ)レポート
トラック ワールドカップ第3戦 1kmTTで及川が銅メダル
1月19日から21日までアメリカ・ロサンゼルスにて開催されたトラックワールドカップ第3戦の1kmタイムトライアルで及川裕奨(おいかわ ゆうしょう/JPCA・岩手)が銅メダルを獲得した。今シーズン06-07トラック・ワールドカップで日本選手団初のメダル獲得となった。
〔競技結果〕
●男子1kmタイムトライアル
1 PERVIS Fran輟is FRA 1:02.255
2 BERGEMANN Carsten GER 1:04.439
3 及川裕奨(Oikawa Yusho) JPN 1:04.814
シクロクロス・ワールドカップ(オランダ)レポート
JCF主催全国自転車競技指導者研修会について
この研修会は毎年開催されているJCF主催の有資格指導者対象の研修会です。受講希望者は実施要項をご覧のうえ、所属の加盟団体へご確認の上お申し込みください。なお、申し込み多数の場合は調整させて頂きますのでご了承下さい。
1.主 催 (財)日本自転車競技連盟
2.期 日 平成19年2月17(土)
3.会 場 (財)海外職業訓練協会
千葉県美浜区ひび野1-1
JR京葉線「海浜幕張」駅下車 徒歩8分
※駐車場はありません
2007年度JCF主要事業予定表(案)
2007年度(2007年4月から2008年3月まで)の1月22日付のJCF主要事業予定表(案)をPDFファイルでアップしました。このスケジュール予定(案)は今後更に変更があると思いますのでご了承ください。
オーストラリアン ユースオリンピック フェスティバル 情報
オーストラリア車連のホームページによると、男子スプリントで深谷 智広(愛知・桜丘高校)が決勝で1位となった模様。
ジョラジャ・マレーシア レポート(2)
●STAGE5
SUNGAI PETANI―TAIPING
距離 117.3km
天候 曇り晴れ、時々雨
気温30度
失うものが無い日本チームは残されたステージで勝負にでる、スタートから激しく動く集団、総合で8位にいる阿部良之以外の選手たちは積極的に動きチャンスをつかもうとするが日本チームへのマークは厳しい。 Read more…
ジョラジャ・マレーシア レポート(1)
期間 2007年1月6日〜1月12日
2007年のスタートを切るナショナルチームが編成され、東アジアのマレーシアで行われるステージレースに参加。イラン、バーレン、UAE、デンマーク、ディスカバリーマルコポーロ、インドネシア、USA、香港、GIANT等の強豪19チーム、7日間でマレー半島をほぼ1周で争われる。近年東アジアではレースが盛んに行われており、日本以上の盛り上がりを見せ、アジアの選手のレベルも年々上がり強い選手も多くなってきているのが現状だ。
◆日本ナショナルチームメンバー
阿部 良之、飯島 誠、廣瀬 敏、清水 良行、増田 成幸、飯野 嘉則