新着情報

VOLTA CICLISTA VALENCIA 第1ステージ

9月 6th, 2019

VOLTA CICLISTA VALENCIA(スペイン国内級レース)
期間2019年9月6日~9月8日
参加チーム数 23チーム
参加国籍数 15か国

第1ステージ VALENCIA – RIBA DE TURIA 130.5㎞

第1ステージ結果
1ORTS, Felipe (スペイン/MUTUA LEVANTE-ALE) 2h55m11s
2 FERNANDEZ, Miguel A.(スペイン/BAQUE)+0s
3 GOMEZ, Josue (スペインGINESTA)+0s ・・・34石上優大(AVC Aix en Provence)+0s
・・・84小野寺慶、89蠣崎優仁、114門田祐輔、120渡邉歩+4m24s、139松田祥位+8m22s(終盤パンクのため後退)
150人完走/157人出走

コメント
第1ステージは3級山岳が3ヵ所あるが比較的平坦基調の大きな周回コース。レースは15名の先行グループが出来たが、終盤に集団を破壊しながら抜け出した追走集団が追い付いての勝負となった。ジャパンチームからは誰も残れず勝負に加われずレースを終えた。一方フランス所属チームから参加した石上は先頭グループに加わり、トップと同タイムの34位で初日を終えた。

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2019全日本オムニアムエントリー開始

9月 6th, 2019

大会名:
2019全日本自転車競技選手権大会 オムニアム/2019日本パラサイクリング選手権・トラック大会

開催日:2019/09/22(日)
開催地:静岡県・伊豆市 日本競輪選手養成所 JKA250
エントリー期間:9/5(木)18:00~ 9/10(火)24:00
エントリーサイトURL:https://entry.jcf-system.jp/entry/tournament_select.html

2019全日本自転車競技選手権大会 オムニアム/2019日本パラサイクリング選手権・トラック大会のエントリーが開始されました。

なお、会場は日本競輪選手養成所「JKA250」での開催で事前に許可された車輌・関係者のみの入場となり一般観戦は不可。大会開幕が迫る中での情報公開他ご不便をおかけますことをチーム関係者・観戦者の皆様にお詫びいたします。大会開催へ向けご理解のほどよろしくお願い致します。

大会要項等、大会情報はこちらをご参照ください

2019全日本自転車競技選手権大会 オムニアム/2019日本パラサイクリング選手権・トラック大会

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UCI JUNIOR NATIONS CUP 2019 Tour de DMZ Stage5

9月 4th, 2019

Stage5
Stage5はGANGHWA島を1周する87kmのアップダウンコースで争われた。

個人総合で上位5選手が10秒以内におり、チーム力で抜きんでていないフィンランドチームが個人総合リーダーのため、激しいレースになることが予想された。また山岳ポイントで1位と同点で2位の川崎がこの日逆転するためには50km過ぎにある3級山岳で4位までに与えられるポイントをとらねばならないが、そのためには山岳ポイントまで日本チームがコントロールする必要があった。この日の日本チームは山岳賞より山田、津田の個人総合のより上位へのジャンプアップを優先することとした。

レースはスタートしてアタックがかかり続けるが、日本チームは北宅を中心に対応して中盤からのアップダウン区間に備える。山岳ポイント手前の1kmの登り区間で山田がアタックをかけるが、総合上位陣が逃さず追走をかけてくる。山岳ポイント後に3番手で下っていた山田の前の選手が段差にハンドルを取られて落車し巻き込まれてしまう。アタック合戦でペースが上がっている中で山田はパンク交換もして大きく遅れてしまったが、湯浅、北宅が山田のバイクが直るまで待ち集団を追いかける。大きく離されてしまった集団に3名であきらめずに回し続け65km地点で集団に復帰する。日本チームで攻撃をかける予定でいたアップダウン区間での山田のトラブルであったが、個人総合2位のアメリカの選手もここで落車してバイクトラブルに見舞われる。攻撃をかけなければならないチームの連続したトラブルで集団も落ち着き集団スプリントの雰囲気となる。そのままゴールまで集団は分裂せず、ラストはVVWチームがコントロールしてエーススプリンターのKOOU Olavが今大会ステージ3勝目を果たした。日本チームは大河内がステージ4位となったが、川崎と湯浅がゴール前での大きな落車に巻き込まれてしまった。

この日個人総合2位のアメリカのBOURGOYNE Lucasがラスト10kmの下りで再び落車してリタイアとなり、山田が個人総合で4位、津田が9位となった。5日間のステージで日本チームはまとまりをみせて団体総合でも2位となった。

今回の韓国ネイションズカップでは日ごとにチームの連携、攻撃力も向上し、勝ち逃げにしっかりエース選手を乗せ続けることが出来た。チームでしっかり助けあい危険な状況をカバーし、状況に応じて話し合い行動することが出来るようになりつつある。また今大会では個人総合上位の選手、山岳賞の選手を抱えることでよりレース全体でのチームの動き方、またプレッシャーとの向き合い方を身につける良い機会となった。次回のジュニア遠征は今月下旬の世界選手権となる。

Stage5結果
1 KOOU Olav(WILLEBRORD WIL VOORUIT) 1時間56分24秒
2 REYNOLDS Tyler(ARAPAHOE HINCAPIE PB BMC RACING)同タイム
3 KURITS Joonas(フィンランド)同タイム
4大河内将泰(日本)同タイム
18津田悠義(日本)同タイム
34北宅柊麻(日本) 同タイム
64山田拓海(日本) 4秒差
65湯浅博貴(日本) 同タイム
72川崎三織(日本) 同タイム

Stage5 個人総合
1 VAINIO Veeti(フィンランド) 11時間36分19秒
2 KRUNSEN Jeite(WILLEBRORD WIL VOORUIT) 4秒差
3 MCNEIL Aldan (ARAPAHOE HINCAPIE PB BMC RACING)  6秒差
4山田拓海(日本) 10秒差
9津田悠義(日本) 1分9秒差
13大河内将泰(日本)3分29秒差
18川崎三織(日本)同タイム
20湯浅博貴(日本) 同タイム
64北宅柊麻(日本) 16分7秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

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2019全日本トラック 大会情報(暫定スケジュール公開)

9月 3rd, 2019

第88回全日本自転車競技選手権大会トラック・レースの暫定スケジュールが大会ページに公開されました。暫定版であり、大会当日までに変更されることがあります。
また本日がエントリー締め切りとなります。システムの不具合等なんらかの理由でエントリー完了できない場合は、締切以前に大会要項15項に記載のメールアドレス、または本ホームページのお問い合わせフォームよりご一報ください。

【2019全日本選手権トラック】

全日本自転車競技選手権大会-トラック(エリート/ジュニア)

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UCI JUNIOR NATIONS CUP 2019 Tour de DMZ Stage4

9月 3rd, 2019

Stage4
Stage4はYEONCHEONからソウルに近いGIMPOにゴールするほぼ平坦の102.8kmで争われた。
個人総合リーダーを擁するアメリカチームや集団スプリントで圧倒的な力をみせるWWVチームなどのコントロールで進むと思われたが、レース前半からアタック合戦となり日本チームにも大きな攻撃のチャンスが生まれる展開となる。川崎が20km過ぎでパンクするが、津田のサポートもあり集団復帰する。アタック合戦により北宅を含む11名の逃げが決まる。個人総合で12秒差の6位の選手も含まれていたのでタイム差を広げられ過ぎないようにアメリカが高速で牽引する。40km過ぎで1分20秒近くまでタイム差がついたが55kmでは集団が吸収する。その直後に大河内のアタックから続けて津田が抜け出すと個人総合リーダーを含む有力選手の逃げが出来る。ここに日本チームのエース山田も入り15名の先頭集団を形成して一気に集団を引き離す。日本は2名、WWVが4名、アメリカ2名、カザフスタン2名入ったこの逃げには個人総合5位までの選手全員含まれ、山田も後半のアタック合戦、またはボーナスタイム獲得により個人総合のジャンプアップの可能性もありローテーションを回していく。ラスト15kmでメイン集団とは1分45秒差となり先頭集団での勝負となった。先頭集団に4名入れたWWZが有利な展開でラスト15kmをきってから攻撃をかけてくるが、日本チームは津田と山田がしっかり連携して不利な状況にならないようにレースを進める。ラスト8kmではそれまで先行した2名に山田がカザフスタンを連れてブリッジをかけるが、個人総合で10秒しか遅れていない山田を逃してはくれない。アタックが頻発する中、個人総合で遅れているカザフスタン2名と個人総合で4位のフィンランドのVAINIO Veetiが3名でスルスルと抜け出す。オランダが4名まだ残っていたこともあり、一瞬躊躇した集団を引き離してそのまま3名が逃げ切りカザフスタンチャンピオンのZHAPARULY Bauyrzhanがゴールを制した。山田は4秒遅れの集団の3番手で6位となった。

この日は予想と異なり非常に激しいレースとなったが、日本チームは連携して決定的な逃げに確実に個人総合5位の山田を送り込んだ。最後はステージ3位までがもらえるボーナスタイム獲得、または先頭集団からの抜け出しはかなわず個人総合成績をあげられなかったが、津田とともに攻撃的な走りを見せた。津田はこの日の走りで個人総合10位まで上がった。先頭3名ではVAINIOがステージ2位に入り、4秒のタイム差とボーナスタイムによりアメリカのBOURGOYNE Lucasと同タイムとなり個人総合ジャージを着ることとなった。

最終ステージのstage5はアップダウンコースであり、個人総合上位陣が大きく入れ替わるようなアタックがたびたび起こることが予想される。日本チームは山田の個人総合を守りながらも、チャンスを見つけて攻撃して山田の個人総合のジャンプアップを狙う。

Stage4結果
1 ZHAPARULY Bauyrzhan(カザフスタン) 2時間10分7秒
2 VAINIO Veeti(フィンランド) 同タイム
3 DOSTIYEV Ilkhan(カザフスタン) 同タイム
6山田拓海(日本) 4秒差
14津田悠義(日本)同タイム
27大河内将泰(日本)2分44秒差
29川崎三織(日本) 同タイム
37湯浅博貴(日本) 同タイム
51北宅柊麻(日本) 同タイム

Stage4 個人総合
1 VAINIO Veeti(フィンランド)     9時間39分55秒
2 BOURGOYNE Lucas(アメリカ)       同タイム
3KRUNSEN Jeite(WWV)            4秒差
5山田拓海(日本) 10秒差
10津田悠義(日本) 1分9秒差
14大河内将泰(日本)3分29秒差
16川崎三織(日本)同タイム
19 湯浅博貴(日本) 同タイム
69北宅柊麻(日本) 16分7秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

 

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UCI JUNIOR NATIONS CUP 2019 Tour de DMZ Stage3

9月 2nd, 2019

Stage3
Stage3はHWACHEONからYEONCHEONまでの128.7kmで争われた。途中山岳賞のかかった登りがあるが、そこからゴールまでは80km以上の平坦コースのため集団スプリントになることが予想された。

スタートしてすぐに個人総合リーダーを擁するアメリカチームがコントロールする。日本チームは砂の浮いた危険個所区間前に全員で隊列を組んで安全にクリアする。数名の逃げが起こるが登り口までには集団は一つの状態で進む。登りに入ると山岳ジャージをキープするために川崎を良い位置でスプリントさせるために湯浅、津田が先頭に出てペースをキープする。山岳争いのスプリントでは山岳ポイントで2位のアメリカのMCNEIL Aldanに先着を許し川崎は2位通過する。合計のポイントが同点となり山岳ジャージを奪われる。集団はこの登り区間で3つに分かれる。日本チームは登り口でパンクにより遅れた北宅を除き5名が先頭に入りペースを上げるが、下りと平坦で後続の多くの選手は集団に復帰し、登り区間で遅れたアメリカのアシスト選手らも戻ってくる。そこからはオランダが攻撃をかけ、日本チームも川崎、津田、大河内、湯浅、山田、下りでメイン集団に復帰した北宅も攻撃をかけるがなかなか効果的な逃げにはならない。残り30kmあたりで津田が抜け出し、追走してきた地元の韓国選手と逃げる。個人総合で少し遅れているためチャンスはあるようにみえたが、アメリカチームがオーストラリアのクラブチームと共同で強力に集団牽引をして45秒以上は広がらない。津田はラスト10kmをきって一人になってもあきらめずに攻撃したが集団に吸収される。そのまま集団スプリントとなりstage1を制したオランダのWWVチームのKOOU Olavが圧勝した。スプリンターのいない日本チームは集団スプリントでは厳しく大河内の15位が最上位であった。昨日好走したJAPAN CYCLING ACADEMYの川野がこの日も集団スプリントで5位に入り存在感を示した。

Stage1、2と調子の悪かった北宅も動きが良くなりチーム全体の連携もステージを重ねるごとに良くなってきている。山岳ジャージは同ポイントながら奪われてしまったが、stage5の3級山岳ポイントではチャレンジして奪還を狙う。Stage4は登り区間がほとんどないスプリンター向きのコースであるが、山田の個人総合を守りながら逃げによるステージ優勝を狙っていく。

Stage3 結果
1 KOOU Olav (WILLEBRORD WIL VOORUIT)    3時間00分28秒
2 KURITS JOONAS (フィンランドナショナルチーム※国籍はエストニアの選手)同タイム
3 SLAMZHANOV Orken(カザフスタン)          同タイム
15大河内将泰(日本)同タイム
16川崎三織(日本) 同タイム
21山田拓海(日本) 同タイム
29 湯浅博貴(日本) 同タイム
44津田悠義(日本) 同タイム
78北宅柊麻(日本) 同タイム

Stage3 個人総合
1 BOURGOYNE Lucas(アメリカ)        7時間29分44秒
2 KRUNSEN Jeite(WWV)            4秒差
3 MCNEIL Aldan (ARAPAHOE HINCAPIE PB BMC RACING)6秒差
5山田拓海(日本) 10秒差
11大河内将泰(日本)49秒差
13川崎三織(日本) 同タイム
18 湯浅博貴(日本) 同タイム
25津田悠義(日本) 1分9秒差
70北宅柊麻(日本) 13分27秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

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2019 UCI マウンテンバイク世界選手権

9月 1st, 2019

1 日時 令和元年8月26日ー9月1日
2 会場 カナダ ケベック州 モンサンタン

大会最終日はDHI男子ジュニアと男子エリートが開催された。
朝は9度とこちらに来て一番冷え込んでいたが空からは太陽が燦燦と輝き快晴の気持ちいい朝となった。
ドライコンディションの中男子ジュニアの秋元は1時間の試走の中で1本の試走の予定を調子が良く2本に追加してイメージを固めた。
ゴンドラの不調から決勝タイムは20分押した中でスタート。最初のチェックポイントも10番台で快調に飛ばした。しかしコース前半最高速の出るポイントでオーバースピードでジャンプの踏切りのタイミングが合わず激しくクラッシュ。頭と上半身を強打。そこでレースはDNFとなり救護室に緊急搬送された。日本から帯同している金井ドクター付き添いの元検査をして2時間後にテントに戻ってきた。ヘルメットも破損するほどのクラッシュでその時の記憶が無い状態だった。コースにも日に日に慣れて非常に残念な結果だったが、果敢に攻めた結果なので次回に期待したい。
予選を見事に突破した男子エリートの九島と井本は最後の試走も落ち着いてポイントをしっかりとチェックしながら終えた。
九島は前回のWCレンズハイデで手を負傷していたが、山本トレーナーの処置とテーピングで痛みも徐々に回復しレースを行う事が出来た。
痛みからくる恐怖心も決勝までに克服し攻めるポイントとマージンを取るポイントをうまくまとめてフィニッシュ。ゴール時は2位でホットシートに座るなど今までにない状況となったが、全ライダーがゴールして52位となった。
井本もハイペースでレースを進めたが途中オーバースピードでリズムを崩す場面もあったが、クラッシュはせずに耐えきって60位でゴールとなった。

XCO、DHI共に難コースであり、まだまだ日本チームにとって経験など不足分が目立つ結果となったが、チームとしては過去最高にまとまりを持てたチームでもあった。
ナショナルチームとして、そして個人として必要なものも具体的に出てきているのでそれぞれの立場で補っていけるようにしていたいと思う。

日本からのご声援ありがとうございました。

JCF 強化スタッフ
鈴木雷太


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UCI JUNIOR NATIONS CUP 2019 Tour de DMZ Stage2

9月 1st, 2019

Stage2
Stage2はINJEからHWACHEONまでの113kmで争われた。40km過ぎの山岳賞のかかった登りまでは1km未満の登りが複数回続くアップダウンコースで、ここでカザフスタンらの数名の逃げが出来るが、個人総合リーダーを擁するオランダのWWVがコントロールして進む。山岳賞前に複数名の逃げが出来るが、山岳ポイント手前から津田、湯浅らが山岳リーダーの川崎を引き上げ逃げていた選手を全て吸収する。川崎はスプリントで2位通過して山岳リーダーをキープする。この登り区間で集団はいくつかに分かれたが、下り区間と平坦区間で多くの選手が集団復帰する。50kmあたりから津田がアメリカのWエースのBOURGOYNE LucasとMCLAIN Loganと3名で逃げる。30秒以上の差がついたがリーダーチームのWWVが全員でまとまり牽き続ける。力のある先頭の3名は全開でローテーションを回しタイム差をキープするがWWVも15km以上かけて危険な逃げを潰す。その後の緩やかな丘や平坦で個人総合に関係のない選手らが逃げるが、ゴールまで25kmの登り区間で津田のサポートを受けた山田が9名の逃げに入る。メイン集団のWWVは粘るがアシスト選手が力尽き、リーダー自らが集団を引っ張るが20秒から30秒差が詰められない。先頭集団の山田その後の登り区間でさらに攻撃をかけるが集団分断には至らない。そのまま先頭集団は逃げ切り、山田のステージ優勝に期待がかかったが7月のネイションズカップツールドラビティビでステージ2勝したBOURGOYNE Lucasが優勝した。山田は最初にスプリントを開始したが3名にまくられ4位となった。それでもこの逃げのおかげで山田を個人総合5位まで上げることが出来た。この日は津田を含む3名の逃げによりリーダーチームを苦しめたことで山田を含む決定的な先頭集団を作ることが出来た。
明日のstage3は130kmのコースで山岳賞のかかった登りがあるものの短く勾配もないため、日本チームはレース状況をうまく利用して逃げを作って山田の個人総合アップ、川崎の山岳ジャージのキープ、そしてステージ優勝を狙う。

Stage2 結果
1 BOURGOYNE Lucas  (アメリカ)        2時間36分4秒
2 KRUNSEN Jeite  (WWV)           同タイム
3 MCNEIL Aldan  (ARAPAHOE HINCAPIE PB BMC RACING)同タイム
4 山田拓海(日本)同タイム
16大河内将泰(日本)39秒差
33川崎三織(日本)同タイム
36津田悠義(日本)同タイム
51湯浅博貴  (日本)同タイム
78北宅柊麻(日本)10分1秒差

Stage2 個人総合
1 BOURGOYNE Lucas(アメリカ)        4時間29分16秒
2 KRUNSEN Jeite(WWV)            4秒差
3 MCNEIL Aldan (ARAPAHOE HINCAPIE PB BMC RACING)6秒差
4 山田拓海(日本)10秒差
10大河内将泰(日本)49秒差
15川崎三織(日本) 同タイム
22湯浅博貴  (日本) 同タイム
25津田悠義(日本) 同タイム
78北宅柊麻(日本) 13分27秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

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2019 UCI マウンテンバイク世界選手権

8月 31st, 2019

1 日時 令和元年8月26日ー9月1日
2 会場 カナダ ケベック州 モンサンタン
今日は午前にXCO女子U23で松本璃奈、午後に男子エリート山本幸平のレースが行われた。
こちらに来て一番気温が低く朝は12度ほどで風も強く吹いていた。
女子U23はSL+5周のレース。松本は今年WCCでトレーニングも積み実績も重ねてきているの中で初めての世界選手権であった。試走でAライン(難易度大)の克服に時間がかかっていたが昨年よりも大幅にスキル的にも成長をしていたが、前日にジャンプでミスをして落車。腹筋を痛めた状態でのスタートとなった。SLは28位で通過して本ループに入っていった。同じグループの中では、ゲレンデ登りなど走力では前に出れるものの、森の中のセクションで追いつかれるを繰り返しペースを上げられないで苦しんだ。結局そのまま36位でゴールとなった。
男子エリートはSL+7周のレース。山本は4列目からスタートしていった。SLでの混乱でブレーキレバーが選手と当たって曲がるトラブルがあったが、その後は終始集団で走行。中盤以降集団も少し小さくなりだし、45位集団にくっついたり離れたりしながら走る。途中40番前後の集団までも上がったりもしたが、目まぐるしく変わる順位の中最後は47位でゴールとなった。
明日は最終日となり、DHIライダーも小さなけがはあるものの調子は良いのでしっかりと攻めていきたい。

明日(9月1日)の予定
DHI 男子ジュニア
10:24 秋元拓海

男子エリート
14:06 九島勇気
14:17 井本はじめ
(現地時間)


JCF強化スタッフ
鈴木雷太

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UCI JUNIOR NATIONS CUP 2019 Tour de DMZ Stage1

8月 31st, 2019

8月30日から韓国と北朝鮮の国境付近で開催される韓国ジュニアネイションズカップTour de DMZがスタートした。今年はアメリカ、カザフスタンなどの強豪ナショナルチームのほかアジアの多くのナショナルチーム、直近のヨーロッパの1クラスで個人総合上位に複数名入れたオランダクラブチームWILLEBRORD WIL VOORUIT(WWV)、アメリカやオーストラリアのクラブチーム、韓国の高校チームなど計21チーム120名がスタートした。日本ナショナルチームは津田悠義、山田拓海、北宅柊麻、川崎三織、大河内将泰、湯浅博貴の6選手で挑む。今回ナショナルチームはスプリンターがいないため、逃げによる各ステージ優勝と個人総合上位を狙う。日本からはナショナルチームのほかに神奈川、京都、福岡、熊本の高校生選手によるチームJAPAN CYCLING ACADEMYが参戦する。

Stage1は北朝鮮との国境のGOSEONGをスタートしてレース中盤に3.5kmの2級山岳の登りをこなしてINJEでゴールする79kmで争われた。登りは勾配がキツいところは少なく集団が大きく分断されるほどではないが、日本チームはこの登り区間で動き、集団を小さくしてからの勝負を目指した。ニュートラル区間で湯浅が落車し、ニュートラル解除直後の集団でアタック合戦が始まる中で津田がパンクする。トラブルが続いたがなんとか集団復帰しこの日の勝負所の登りに入る。登り区間前に優勝候補のオランダWWVのKROON Jolisが逃げ30秒弱の差をつける。集団では細かなアタックが繰り返され、3.5kmの登り区間の中盤から集団は小さくなる。ペースを上げた集団がKROON Jolisを吸収し、7月のネイションズカップツールドラビティビでステージ2勝をしたアメリカナショナルチームのBOURGOYNE Lucasのアタックに川崎ら3名が反応し、山頂前に川崎が抜け出し1位通過して山岳ジャージを手に入れる。その後の下りで小さくなった集団がいくつか合流し30名ほどの集団となる。日本ナショナルチームからは川崎、山田、湯浅、大河内、津田の5名が残り、大会NO.1スプリンターを擁するオランダWWVチームとローテーションを回して後続を引き離す。このステージはそのまま30名強での集団スプリントとなりWWVのエーススプリンターKOOU Olavが制した。日本チームは大河内の6位が最上位であった。
明日のstage2は長い登りはないものの前半からアップダウンが続くコースで、日本チームは少人数で逃げてステージ優勝を狙う。

Stage1 結果
1 KOOU Olav(WILLEBRORD WIL VOORUIT) 2時間5分37秒
6 大河内将泰(日本)同タイム
11 湯浅博貴 (日本)同タイム
12 山田拓海(日本)同タイム
15 川崎三織(日本)同タイム
17 津田悠義(日本)同タイム※パンクからの復帰の際のレギュレーション違反で+20秒のペナルティを受ける
67 北宅柊麻(日本)3分16秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

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