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ヴエルタ・ア・カンタブリア(スペイン)レースレポート

9月 4th, 2018
ヴエルタ・ア・カンタブリア(スペイン国内全国級レース)
場所:スペイン・カンタブリア州
期間:9月2日~4日 全3ステージ
日本代表チーム:石原悠希、山本大喜、松田祥位、渡辺歩、大前翔、大町健斗、蠣崎優仁

第1ステージ サンタンデール 800m個人TT
1 ANGULO Antonio(スペイン/RIAS BAIXAS)1m39s
2 CEPEDA, Jefferson(エクアドル/CAJA RURAL-SEGUROS RGA)+3s
3 URBANO, Carmelo(スペイン/B.RODRIGUEZ-EXTREMADURA)+6s
…18大前翔、21石原悠希+9s、32松田祥位+11s、54山本大喜+15s、80蠣崎優仁+18s、93大町健斗+19s、140渡辺歩+26s
完走162人/出走162人

コメント
スペイン北部カンタブリア州で開催される今大会は、外国チームの参加が3チーム以内と制限されている中、ナショナルチームとしては毎年U23の世界選手権ロード準備レースとして出場している。第1ステージはプロローグ的な800mの登坂個人タイムトライアル。集客を考慮しナイターレースが試みられた。日本チーム最上位は大前でトップから9秒遅れの18位、次いで石原、松田と僅差でまとまりチーム総合も6位につけ好調スタートとなった。続く2つのステージは共に約150㎞のロードレース。各ステージで積極的に攻め上位を目指しながらコンディションを上げて行く。 / 浅田 顕
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UCI JUNIOR NATIONS CUP 2018 Tour de DMZ stage3

9月 2nd, 2018

Stage3はYeoncheonの運動公園からHwacheonまでの平坦基調の115kmのコースで争われた。この日のステージは60km地点過ぎから緩く登り始めて65km地点から3kmの山岳ポイントのある登り区間があり、その頂上からゴールまでは平坦基調となる。ただ100kmあたりに1.5kmの勾配のきつい登り区間があり、この2つの勝負所でレースが大きく動くと予想され、日本チームは小野寺と馬越で個人総合上位を狙った。
スタートしてすぐにアタックがかかり、アメリカ3名、オランダ2名を含む10名の先頭グループが形成されて、その中に香山が入る。先頭集団は複数名を入れたアメリカ、オランダが積極的に牽き、カザフスタンがコントロールする集団に1分20秒ほどのタイム差をつけてレースは進む。先頭10名のペースは良くカザフスタンもコントロールに脚を使う。日本チームにとっては非常に良い展開で、この日のステージで勝負する小野寺、馬越を登り口まで温存する。登りに入ると強力なアタックはないが、集団からこぼれていく選手が増えていく中で、優勝候補のアメリカのVOLLMER ANDREWがアタックして、小野寺がそれに反応して集団は15名ほどになる。この登りで出来た先頭グループ15名にはカザフスタン4名、フランス2名、アメリカナショナル1名、アメリカHOLOWESKO2名、韓国のチーム2名に日本からは小野寺と馬越の2名が入り後続集団を大きく引き離して2分差をつける。ラスト20kmの勾配のある1.5kmの登り区間で先頭集団でも動きがあり、ここで馬越ら5名が遅れて先頭は10名となる。カザフスタン4名、フランス2名を含む先頭集団の中で、小野寺は攻撃をするが逃げを打ちたいチームは出てこない。ラスト4kmで少し牽制の入った先頭集団に馬越が4名で合流して先頭集団は14名となる。ここからラスト1kmあたりでカザフスタンのFEDOROV Yevgeniが抜け出しそのまま独走で優勝し、2位争いのスプリントでは小野寺が5位、馬越が7位となった。

カザフスタンが圧倒的に有利な展開の中で、ゴール前で日本チームは冷静さを欠いてしまった。今年のジュニアレースで多くの結果を残しているアメリカのVOLLMERや2名残っていたフランスチームらは小野寺が先頭集団でのアタックに一番に反応するので、それを利用して後ろで力を温存していた。今大会はステージ3位までにつくボーナスタイムが個人総合争いで重要な中で、ここまでのステージで誰がスプリント力のある選手か分かっていながら、それを確認せずにゴール前でもただ動くだけの選手に反応してほかのチームにうまく使われる走りとなってしまった。

明日のstag4は今日のステージの登りより厳しく集団が分断されると予想される。チームでしっかり動いて馬越、小野寺の個人総合での上位進出を狙う。

Stage3 結果
1 FEDOROV Yevgeniy (カザフスタン) 2時間49分53秒
2 PRONSKIY Daniil (カザフスタン)6秒差
3 BRUSSENSKIY Gleb (カザフスタン) 同タイム
5 小野寺慶(日本) 同タイム
7 馬越裕之(日本) 同タイム
33 福田圭晃(日本) 3分7秒差
34 香山飛龍(日本)同タイム
48 日野泰静(日本)同タイム
62 湯浅博貴(日本)同タイム

Stage3 個人総合成績
1 FEDOROV Yevgeniy (カザフスタン) 6時間51分57秒
2 BRUSSENSKIY Gleb (カザフスタン) 4秒差
3 PRONSKIY Daniil (カザフスタン)16秒差
7 馬越裕之(日本) 22秒差
8 小野寺慶(日本)同タイム
24 福田圭晃(日本) 3分17秒差
25 日野泰静(日本) 3分19秒差
42 香山飛龍(日本) 3分23秒差
43 湯浅博貴(日本)同タイム

JCF強化コーチ 柿木孝之

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2018アジア大会 トラック第5日目(最終日)

9月 2nd, 2018
トラック最終日 レポート

ジャカルタ・インターナショナル・ヴェロドロームで開催されたアジア大会自転車トラック競技。5日間にわたり熱戦が繰り広げられたが、31日に最終日を迎えた。

女子スプリントは、昨日の1/8決勝での日本人対決を勝ち上がった太田りゆ(日本競輪選手会埼玉支部)が1/4決勝に出場し、LEE Wai Sze(香港)と対戦。積極的に攻めるシーンも見られたが二本先取され敗退し太田は8位。1/8決勝で敗退した前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)は9位だった。LEEはその後、圧倒的な力で女子スプリントを制し、ケイリンに次ぐ今大会2つ目の金メダルを獲得した。

男子ケイリンは新田祐大(日本競輪選手会福島支部)が銀メダルを獲得し、脇本雄太(日本競輪選手会福井支部)が5位だった。二選手は一回戦をそれぞれ首位通過し、二回戦で新田が1組2位、脇本が2組1位で決勝へと勝ち上がった。今大会の最後の決勝種目となったケイリン決勝は、大熱狂のなかで開催され、最終周回に入り、新田が先行しレースをリード。しかし、ゴールライン直前で勝者となるANGSUTHASAWIT Jai(タイ)に抜かされ、写真判定の僅差で2着、銀メダル獲得となった。

男子マディソンでは橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)と今村駿介(中央大学)がペアを組んで出走し、銅メダルを獲得。優勝は香港で59ポイント、日本は28ポイントだった。女子マディソンには橋本優弥(鹿屋体育大学)と梶原悠未(筑波大学)が出場したが、中盤から失速し4位でレースを終えた。

■結果
男子マディソン
3位 日本(橋本英也・今村駿介)
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男子ケイリン
2位 新田祐大
5位 脇本雄太
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女子マディソン
4位 日本(梶原悠未・橋本優弥)
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女子スプリント
8位 太田りゆ
9位 前田佳代乃
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●新田祐大のコメント(男子ケイリン 銀メダル)
今大会のチームスプリントで自己ベストが出たので、最終日のケイリンに向けて高いモチベーションをもっていた。決勝では落ち着いて、力を発揮することだけを考えて走った。思ったような展開にはならなかったが、残り1周回で自分の力を出すべく先行したが、最後のストレートで抜かされてしまった。ゴールライン直前で、抜き返そうとハンドルを投げたが届かなかった。出発直前に落車したが、コーチに「出たいと思っているなら出るべき」と言ってもらい、そう思ってくれる監督や、現地に来てから完璧な状態に調整していただいたスタッフ、ここに来れなかった仲間のためにも必ずメダルを取りたいと思っていた。

●脇本雄太のコメント(男子ケイリン、5位)
自分が仕掛けたところで迷いがあったのがすべての敗因。二回戦では3位までが勝ち上がりだったので、多少強気に攻めても大丈夫だったが、決勝になると勝ちたい気持ちから渋ってしまった部分があった。

●橋本英也のコメント(男子マディソン 銅メダル)
昨日のオムニアムの疲れが残っていたので、最終日のマディソンは勢いで走った。ここに来るまで、マディソンに特化したトレーニングをしていなかったため、どこまで走れるかわからず、まずはメダルを目標にして走った。銅メダルを獲得できて良かったが、上位2カ国とは大きな差があった。東京オリンピックに向けて、チームパシュート、オムニアム、マディソンとすべての種目への能力を高めていき、もし今後マディソンに集中するなら、ヨーロッパの六日間レースに出場することも考えていきたい。

●太田りゆのコメント(女子スプリント 8位)
格上相手にどうやったら今後の可能性を見出せるか、相手がどんなに強くても諦めずに戦う姿勢をみせるということを意識して挑んだ。脚、経験すべての面で負けていて、いくつか自分がやりたいことを考えていたが、一本目では何もさせてもらえず、中途半端な走りになった。二本目は自分から仕掛けようと思いスタートしたが、スピードの違いもあり、世界との差を感じる結果になった。いろいろとできないながらに勉強し、課題を見出しながら走っている。リスクをもってでも難しい相手に戦えるように向き合っていきたい

●ブノア・ヴェトゥ短距離ヘッドコーチのコメント
今日はいいレースだったが、男子ケイリンでは表彰台に日本人二人が乗って欲しかったので、けっして思うどおりではなかった。脇本選手はもっと早い段階で行くべきだったし、勝負のかけ方も今回のやり方ではないほうがよかったと思う。けれど、日本チームとしてはメダルを獲得できたので、がっかりするだけではない。新田選手はいいレースをし、フィニッシュラインでの差はわずかだった。ポジティブな面もたくさんあったので、今回の経験を将来につなげていきたい。自分の力を出し切らずに負けるのは好きではないが、今回は違う。今後の方針を決める大会になった。昨年の世界選手権で勝っているアワンが3位という表彰台はレベルの高いものだった。全体の結果については金メダルがないので、がっかりしている気持ちが強い。しかし、今後のトレーニングの方針に繋がる収穫もあったので、引き続き頑張っていきたい。

●イアン・メルビン中距離ヘッドコーチのコメント
男子マディソンはできるだけいい組み合わせを探っていて、今回は今村選手と橋本選手のペアになった。二人ともベストな状態ではないなかで頑張り、できるかぎりの走りをした。今はチーム全体として疲れが溜まっている。ワールドカップに向けての調整で、疲労感が出やすい段階であり、とくに女子は大きく影響した。女子二人は疲れ切っている状態だった。それでもスキルの面や、二人の連携など改善点が見つかった。全体的には、目標をすべてクリアできたわけではないが、金メダルを取れた種目もあるし、選手がやるべきことをやってくれたことに満足している。これまでやってきたとトレーニングは東京オリンピックに向けて重要なものであるし、秋からのワールドカップで成果が実り、結果に繋がることを願っている。

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UCI JUNIOR NATIONS CUP 2018 Tour de DMZ stage2

9月 1st, 2018

Stage2はGimpoのショッピングモールからYeoncheonの運動公園までの平坦基調の83kmで争われた。昨年のこのステージでは松田祥位がステージ優勝しており、今年もチームでの連覇を狙った。
スタートしてアタックが続くが大きくタイム差は広がらない。日本チームは昨日のゴール付近での落車のダメージのある湯浅以外は集団前方をキープし、有力チームのアタックにはしっかり対応し続ける。個人総合に関係のない選手らのアタックが続くが、カザフスタン、オランダ、日本がしっかり集団ゴールに向けて動くとゴール3km前には一つの集団になる。小野寺がそこから昨日に続き集団先頭で日本チーム牽引して湯浅、香山につないでラスト1kmの危険なロータリーを先頭で通過し、そこから最終列車の馬越がペースを上げる。しかし福田と日野がはぐれてしまいそこからはオランダ、カザフスタンが主導権を取りステージはオランダのRUSDUCK Nathanが制した。チームとしてゴールに向けてよい動きをみせたが、結果にはつながらなかった。明日から山岳ステージが始まるが、日本チームは好調の小野寺、馬越で個人総合上位を狙う。

Stage2 結果
1 RUSDUCK Nathan(オランダWillebrord Will Vooruit)1時間56分43秒
2 FEDOROV Yevgeniy  (カザフスタン) 同タイム
3 BRUSSENSKIY Gleb (カザフスタン) 同タイム
9 福田圭晃(日本)  同タイム
10 日野泰静(日本)  同タイム
70 小野寺慶(日本)  同タイム
51 馬越裕之(日本)  同タイム
81 湯浅博貴(日本)  同タイム
86 香山飛龍(日本)  同タイム

Stage2個人総合成績
1 BRUSSENSKIY Gleb (カザフスタン)  4時間2分6秒
2 RUSDUCK Nathan(オランダ Willebrord Will Vooruit)4秒差
3 FEDOROV Yevgeniy  (カザフスタン)  8秒差
4 福田圭晃(日本) 同タイム
5 日野泰静(日本) 10秒差
37 馬越裕之(日本) 14秒差
41 小野寺慶(日本)  同タイム
77 湯浅博貴(日本)  同タイム
79 香山飛龍(日本)  同タイム

                  JCF強化コーチ 柿木孝之

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UCI JUNIOR NATIONS CUP 2018 Tour de DMZ 

9月 1st, 2018

8月31日から韓国と北朝鮮の国境付近で開催される韓国ジュニアネイションズカップTour de DMZがスタートした。このツアーは昨年からジュニアネイションズカップに加わり、今年はアメリカ、フランス、カザフスタンなどの強豪ナショナルチームのほかアジアの多くのナショナルチーム、オランダロードチャンピオンを擁するクラブチームとアメリカの強豪クラブチーム、韓国の複数の高校チームの計24チーム139名が参加する。日本からはナショナルチームのほかにネイションズカップになる以前からこの大会に参加している神奈川選抜チームも参戦する。日本ナショナルチームは小野寺慶、日野泰静、福田圭晃、香山飛龍、馬越裕之、湯浅博貴の6選手で挑む。第1ステージと第2ステージ、そして最終の第5ステージは平坦基調のコースで、第3ステージと第4ステージは登り区間が勝負所となる。

Stage1は今年から新設されたステージでGanghwado島を1周する87kmで争われた。多少のアップダウンがあるものの平坦基調のコースで、海からの風が吹かなければ集団スプリントになることが予想された。スタートして50km/hオーバーのハイペースで進む中、20km過ぎで馬越が今大会のカザフスタンのエース選手と思われるFEDOROV Yevgeniyと2名で逃げて集団に1分差をつける。しかし優勝候補のアタックに対してアメリカ、フランスが集団をコントロールして15kmほどで吸収される。その後も単発の逃げがあるが、山岳ポイントはスプリント勝負となり小野寺が3位通過する。集団スプリントに向けて進んでいくなかで日本チームは集団前方をキープして多発する落車にも引っかからず最終局面を迎える。小野寺が集団最前列で日本チームのポジションをキープしてフランスの列車と張り合い、その後はカザフスタン列車に対抗して馬越、福田、日野の列車でスプリントを狙ったが、この日はカザフスタンの列車のほうが枚数も力もあった。福田がラスト400mほどからスプリントを開始したがカザフスタンのBRUSSENSKIY Glebが先行し、福田が2位、日野が3位に入った。このステージは勝つことはできなかったが、キャプテンの小野寺、そして馬越がレース全般を通してチームとして良い動きをみせた。

明日のstage2も平坦基調のコースであり、福田、日野のスプリント勝負でステージ優勝を狙う。

Stage1 結果
1 BRUSSENSKIY Gleb (カザフスタン) 2時間5分37秒

2 福田圭晃(日本) 同タイム

3 日野泰静(日本) 同タイム

41小野寺慶(日本) 同タイム

43馬越裕之(日本) 同タイム

81香山飛龍(日本)同タイム

84 湯浅博貴(日本)同タイム ※ラスト2kmでの落車に引っかかり遅れたものの3kmルール適用で同タイムゴール

                   JCF強化コーチ 柿木孝之

 

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2018アジア大会 トラック第4日目

8月 31st, 2018

トラック4日目 レポート

トラック競技4日目は、男子オムニアムの1種目目スクラッチからスタート。日本からは前回2014年の仁川アジア大会で同種目を制しているディフェンディングチャンピオンの橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が出場。1種目目のスクラッチでは5選手がラップに成功し、橋本は集団内3番手の8位でフィニッシュ。続いてのテンポレースは2位、暫定3位タイで午前のレースを終えた。
午後からのエリミネイションでは、橋本は順調にレースを進め、最後はSHIN Dongin(韓国)との勝負となり、スプリントを制して勝利。3種目目を終えて獲得ポイント104で暫定首位に立ち、LEUNG Chun Wing(香港)とZAKHAROV Artyom(カザフスタン)に4ポイントのリードをもって最終種目のポイントレースへと臨んだ。
ポイントレースでは、ライバル選手の動きを常に警戒しながら、橋本は落ち着いて走り、一時はLEUNGに逆転される場面もあったが、ライバル選手を射程圏内におさめ、6回目、7回目のポイント周回を首位通過するなど、積極的にレースを進め、最終獲得ポイントを119に伸ばし、2位のLEUNGに5ポイント差で優勝。仁川アジア大会から男子オムニアム2連覇を達成した

男子スプリント1/4決勝には、昨日の予選、1/8決勝を勝ち抜いた深谷知広(日本競輪選手会愛知支部)が出場。SAHROM Muhammad Shah Firdaus(マレーシア)との勝負を二本先取で勝ち上がり、決勝ではリオ五輪のケイリン銅メダリストのAWANG Mohd Azizulhasni(マレーシア)と対戦し、二本先取される形で敗退。しかし初めてのアジア大会で銀メダル獲得となった。

女子スプリントに出場した前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)と太田りゆ(日本競輪選手会埼玉支部)は、前田が予選8位、太田が予選9位となり、1/8決勝では日本人同士の対決となった。前田が先行する形でレースは進んだが、太田が最終コーナーでリードを奪い勝利した。明日、太田は1/4決勝で今大会の女子ケイリンで金メダルを獲得しているLEE Wai Sze(香港)と対戦する。

また午前中には女子3キロ個人パシュートの予選も開催され、中村妃智(日本写真判定株式会社)が出場。中村は3分50秒604で予選6位となり、上位4選手が勝ち進む準決勝には進めなかった。予選ではLEE Jumi(韓国)がアジア記録を更新する3分33秒048の好タイムを刻み、LEEはWANG Hong(中国)との決勝も制して金メダルを獲得した。

■結果
男子スプリント
2位 深谷知広
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男子オムニアム
1位 橋本英也
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女子3km個人パシュート
6位 中村妃智
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●橋本英也のコメント
「最初のスクラッチは8位と良くないスタートになったが、スクラッチでは強い選手がわかっているので、彼らに先行されないよう気をつけていた。その後のテンポレース、エリミネイション、ポイントレースと自分らしく走ることができ、最後に優勝することができた。最後のポイントレースでは、2位と4ポイント、思っていたより少ないポイント差でのスタートとなり、途中逆転される場面もあったが、上位の選手をマークしながら、他の選手が疲れたところでポイントを重ねた。仁川大会では運が良くて勝ったが、今大会では実力で勝つことができた。強さを証明できたと思うし、手応えがある。次はワールドカップや世界選手権での優勝をめざしたい。東京五輪での金メダルをめざしているが、自分が競輪、トラック中長距離、ロードレースと活動することによって、日本の自転車界を盛り上げることができればと良いと思う。」

●深谷知広のコメント
「決勝の1本目は手ごたえがあったけど負けてしまった。2本目は何度かチャンスがあったものの、それを掴むことはできなかった。アワン選手との力の差はあまり感じていない、経験の差だと思う。今回は自分の成長を実感する大会になった。競技を始めて1年でここまで来れるとは思っていなかった。しかし、金メダルが取れる位置にあったのでやはり悔しい気持ち。短距離種目のうちどの種目が向いているか、自分の特性はまだわからないので、今後、競技をやりながら、全ての底上げを図っていきたい。」

●ブノア・ヴェトゥ短距離ヘッドコーチのコメント
「金メダルを取れなかったことに悔しさを感じている。深谷選手は短距離競技に向いている選手で、今後への可能性を感じるレースになった。まだ深谷選手は競技の経験が浅いが、これまで学んだことや戦略を実戦で応用できる。アワン選手との差は経験のみだと感じた。女子については、これまで情けないレースが続いてしまっている。良い環境はあると思うので、選手が意識を入れ替える必要があると感じている。」

●イアン・メルビン中距離ヘッドコーチのコメント
「中村選手については、思っていた結果が出なかったのが残念。その原因としては(2ヶ月後に開幕する)ワールドカップシーズンに合わせた調整をしているので、その影響があったと思う。彼女はやるべきことをやってきた。今日はコンディションが合わなかっただけ。このまま続けていくことで、ワールドカップではいい結果が出ると期待している。橋本選手については、とてもいいレースだった。スクラッチレースではいくつかミスがあったが、そのあと修正することができた。テンポレースからは、ワールドクラスのレースを意識して、しっかりと勝ちに行けと伝え、エリミネイションは作戦どおり、世界で通用する走りができた。ポイントレースは課題が少し残るものの、ポイントを取らないといけないときに取り、休まないといけないときに休み、追い込まないといけないときに追い込み、結果としてメダルを獲得することができた。全体として素晴らしい内容だった。」

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2018アジア大会 トラック第3日目

8月 31st, 2018

トラック3日目 レポート

8月29日、トラック競技3日目は、女子オムニアムに梶原悠未(筑波大学)が出場した。梶原は同種目で2017-18シーズンのワールドカップ第3戦、第4戦を制している優勝候補の筆頭。1種目目のスクラッチではBAYMETOVA Renata(ウズベキスタン)が先行しラップに成功。フィニッシュラインにてHUANG TingYing(台湾)に先着され梶原は3位。2種目目のテンポレースでは、暫定2位のHUANGとKIM Youri(韓国)が序盤からリードしてポイントを稼いでいったが、30周回中の17周回目に梶原がアタックを仕掛けて単独で先行に立ち、残りのポイントを全て獲得。もっとも得意とするテンポレースで1位となり、午前の2種目を終えた時点で、HUANGと同点ながらも暫定首位に立った。

午後に開催された3種目目のエリミネイションでは、安定した走りで最後はHUANGとの勝負になったがスプリントで制して優勝。最終種目のポイントレースでは持ち点116点、2位のHUANGと2ポイント差でのスタートとなったが、彼女と競り合う場面では、必ず梶原が先行。最終的な獲得ポイントを138に伸ばし、HUANGに8ポイント差をつけての金メダル獲得となった。今大会のトラック競技では初めての金メダル、自転車競技としては男子BMXに次ぐ2つめの金メダル。

男子4キロ個人パシュートには、近谷涼(TEAM BRIDGESTONE Cycling)が出場し、予選2位(4分26秒503)で決勝に進み、アジア新記録(4分19秒672)のタイムで予選を首位通過したPARK Sanghoon(韓国)と対戦したが破れ、銀メダル獲得となった。

また男子スプリントには、脇本雄太(日本競輪選手会福井支部)と深谷知広(日本競輪選手会愛知支部)が出場し、二選手ともタイムトライアル形式の予選、トーナメント形式の1/16決勝、1/8決勝を勝ち上がった。準々決勝では、深谷はZHOU Yu(中国)と対戦し2本先取。一方の脇本はAWANG Mohd Azizulhasni(マレーシア)に二本先取される形となり敗退、深谷が明日30日に開催される準決勝に出場する。

■結果
男子個人パシュート
2位 近谷涼
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女子オムニアム
1位 梶原悠未
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●梶原悠未のコメント(女子オムニアム)
「アジア選手権で二連覇しているので、ここでは金メダルだけを狙ってきた。金メダルを獲得し、表彰台に立ったときはすごく嬉しかった。たくさんの方々に応援してもらったこと、サポートしてくれたチームに感謝の気持ちを伝えたい。スタッフの皆さんが全力でサポートしてくれたので、今日は自信をもって走ることができた。最初のスクラッチでは、1選手先行を許し、スプリントでも負けて3位だったが、次のテンポレースは得意なレースだったので、自分が一番強いという強い気持ちをもって走り、ここからは落ち着いて走ることができた。最後のポイントレースでも、冷静にライバルたちのポイントを計算しながら走った。」

●近谷涼のコメント(男子4キロ個人パシュート)
「仕上がりについては満足できるものではなかったが、今できることはできたと思う。今回出場した全ての種目でメダルが取れて良かった。今年のアジア選手権で優勝しており、同じ年に開催されるアジア大会だったため、金メダルを取りたかった。しかし、韓国はすごく強く、今回の相手も今まで勝ったことがない相手。いいレースをして勝てたら良かったが、力負けしてしまった。東京五輪でメダルを取ることを目標にやっており、そのためにはアジアのトップになることが必要。次は負けたくない。」

●イアン・メルビン中距離ヘッドコーチのコメント
「梶原選手については、この12ヶ月間で多くのことを学び、自分で考えられるようになった。プロのアスリートとして成長してきている。梶原選手は、目標に向かい、一つ一つのことに集中できるメンタルがとても強い選手。フィジカル面が優れている選手は多いが、優れたメンタル面も併せもつ選手は決して多くはない。今日は最後までポイント差が少なく、気の抜けないレースだったが、良いレースになった。近谷涼選手については、団体種目だけでなく、個人種目についても積極的に取り組んでいる。今回、出場のチャンスを与えられて良かった。彼もとても頑張っていたが、韓国は今大会にピークを合わせてきており、一つ上のレベルだった。」

●深谷知広のコメント(男子スプリント)
「予選で思うようなタイムは出なかったが、準々決勝で対戦した相手とは力の差はないと思っており、自信をもって走った。明日のもしっかりと走り、しっかりと勝っていきたい。」

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トラック強化指定選手選考基準及びトラックナショナルチーム代表派遣選手選考基準について

8月 30th, 2018
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2018アジア大会 トラック第2日目

8月 29th, 2018

トラック2日目 レポート

8月28日、トラック競技2日目は女子ケイリンの一回戦から始まった。女子ケイリンには、太田りゆ(日本競輪選手会埼玉支部)と前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)が出場。一回戦(上位2選手が二回戦に進出)は太田が第2ヒートで4位、前田が第3ヒートで6位となり、ともに敗者復活戦(上位3選手が二回戦に進出)に挑むこととなった。太田は敗者復活戦第1ヒートで先行して1位通過したが、前田は第2ヒート4位で予選敗退となった。午後に開催された二回戦で太田は第1ヒート4位。7-12位決定戦へ進み、再び先行で勝利をめざしたが、ゴールライン直前でインドネシアの選手に追いつかれ、2着でゴール。最終成績は8位だった。

チームパシュートの一回戦では、昨日の予選から男女ともに1選手ずつメンバーを入れ替え、女子は橋本優弥(鹿屋体育大学)、吉川美穂(Live Garden Bicistelle)、梶原悠未(筑波大学)、鈴木奈央(日本競輪選手会静岡支部)が出走。一回戦で中国に破れたものの4分33秒370の走行タイムにより、香港との3位決定戦に進出。3位決定戦では鈴木に代わり、予選を走った中村妃智(日本写真判定株式会社)が出走。香港に追いつく大差で勝利し、銅メダルを獲得した。

男子チームパシュートは、今村駿介(中央大学)、一丸尚伍、近谷涼、橋本英也(TEAM BRIDGESTONE Cycling)のメンバーでUAEとの一回戦に臨み、途中UAEを追い抜き、4分04秒222の走行タイムで勝利。この成績は一回戦における全体のベストタイム。そしてカザフスタンとの3位決定戦では、日本がカザフスタンに追いつき勝利した。予選でのタイムロスが悔やまれるが、二日目に挽回して銅メダル獲得となった。

チームパシュートは4人一組でチームを組み、4キロの走行タイムを競う競技で、先頭交代しながら走り、3番手の選手のフィニッシュで計測される。基本は対戦形式だが、今大会では予選1位と4位、2位と3位が対戦し、勝者が決勝戦へ進み、残りのチームのうち一回戦の走行タイム上位2チームが3位決定戦へと進んだ。日本の予選での成績は、女子3位、男子5位だった。

■結果
男子チームパシュート
3位 日本(今村駿介、一丸尚伍、近谷涼、橋本英也 ※予選のみ沢田桂太郎)
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女子チームパシュート
3位 日本(橋本優弥、吉川美穂、梶原悠未、中村妃智 ※1回戦のみ鈴木奈央)
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女子ケイリン
8位 太田りゆ
13位 前田佳代乃
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●橋本英也のコメント(男子チームパシュート)
「最低限の結果を出すことができた。今日は有酸素運動に強い自分がメンバーに入り、確実に銅メダルを狙える作戦で走った。調子はいいのでディフェンディングチャンピオンとして出走するオムニアムでは優勝を狙いたい。優勝する自信はある。」

●梶原悠未のコメント(女子チームパシュート)
「金メダルを狙っていたため、銅メダルになってしまったことに悔しさは残っている。予選では隊列が乱れ、反省点が残る走りだった。一回戦で対戦した中国とは、予選のタイムを見ても戦える自信はあった。中国に勝って決勝に進みたかったが、後半にペースが落ちてしまい2秒ほど及ばず、3位決定戦に回ることになった。3位決定戦では、メダルを確実に獲得することを目標に走った。今回は全員の脚が揃っていない状態だったが、それでもチームとしてメダルを取れるということを証明できたことはよかったと思う。明日のオムニアムでは絶対に金メダルを取りたい。」

●イアン・メルビン中距離ヘッドコーチのコメント
「今日は昨日よりもいいレースになった。これまで予定通りでない部分、悪い部分もあったが、それに挑戦していかないと前には進めないので、今回は反省点も含め収穫が多かった。女子については今日できることは最大限できたと思う。予定していたパフォーマンスではないけど、メダルを取れたことは良かった。全ては東京五輪のためにやっているため、その過程だと考えている。一回戦で鈴木選手を入れた理由は、戦略的な部分で同じポジションながらタイプの違う選手を採用した。3位決定戦では、前のチームに追いつくことを想定し、徐々に追いつくタイプである中村選手に戻した。昨日の男子の問題点に対しては、橋本選手と沢田選手を交代する決断をした。橋本選手はやるべきことをやってくれたし、チームとしてしっかり機能した。いつも5人で来ているので、5人目のメンバーがいつでも準備できていることにも嬉しさを感じている。調子が万全ではない沢田選手に代えて、橋本選手を入れることは今日できるベストな選択だった。」

●太田りゆのコメント(女子ケイリン)
「日頃からわかっていることだが、勇気や度胸が足りなかった。そのような部分を強化していきたい。決勝に乗れなかったこと、そして7-12位決定戦でも勝つことができず残念に思っている。このあとスプリントにも出場するが、スプリントではまずは自己ベストを更新することを目標にして走り、一つ一つ勝ち進んでいきたい。」

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2018アジア大会 トラック第1日目

8月 28th, 2018

トラック1日目 レポート

8月27日、ジャカルタ市内に新設されたジャカルタ・インターナショナル・ベロドローム(木製・250メートル)でアジア競技大会の自転車トラック競技が開幕した。31日まで5日間の日程で、男女それぞれ7種目が開催される。

初日は午後からチームスプリント予選・決勝とチームパシュート予選が行われた。男子チームスプリントは、雨谷一樹(一般社団法人日本競輪選手会栃木支部)、新田祐大(一般社団法人日本競輪選手会福島支部)、深谷知広(一般社団法人日本競輪選手会愛知支部)が出走。予選ではスタートでミスがあり再スタートとなった。それが影響して序盤はタイムが伸びなかったものの、2走目の新田、3走目の深谷が自己ベストを更新する素晴らしい走りをみせ、44秒489のタイムで予選を4位通過。韓国との3−4位決定戦へと進んだ。3−4位決定戦では、すべてが噛み合い、日本チームの実力を発揮。予選でマレーシアが出した大会レコードの43秒934を上回る、43秒899をマークし、大会レコードを更新するとともに、韓国を下して銅メダルを獲得した。男子チームスプリントは、2014年の仁川・アジア大会から二大会連続の銅メダル獲得。

前田佳代乃(京都府自転車競技連盟)と太田りゆ(一般社団法人日本競輪選手会埼玉支部)が出走した女子チームスプリントは、予選を男子と同じく4位通過。韓国との対戦となった3ー4位決定戦では予選よりもタイムを削り、33秒911秒でゴールしたものの0.435秒差で韓国に破れ、最終成績は4位となった。

女子チームパシュート予選は、梶原悠未(筑波大学)、中村妃智(日本写真判定株式会社)、吉川美穂(Live Garden Bicistelle)、橋本優弥(鹿屋体育大学)が出走。4分33秒768のタイムで5カ国中3位となり、28日に開催される第一回戦では、予選2位の中国と対戦する。

近谷涼、一丸尚伍(TEAM BRIDGESTONECycling)、今村駿介(中央大学)、沢田桂太郎(日本大学)で挑んだ男子チームパシュート予選は、中盤に一丸と沢田が相次いで遅れ、隊列が乱れてるアクシデントがあり失速。10カ国中5位となる4分12秒173でゴールし、第一回戦では、予選8位のUAEと対戦となるが、1−2位決定戦に進めるのは、予選上位4カ国のうちの2カ国となるため、日本は第一回戦以降、銅メダルをかけての戦いとなる。

●雨谷一樹のコメント
「予選ではミスをしてしまったが、3−4位決定戦ではいつもの走りができたので良かったと思う。」

●新田祐大のコメント
「予選で自分と深谷が自己ベストを出すことができた。ミスがあったものの3−4位決定戦に出ることができたので、タイムを出すことを目標に走り、全体で一番良いタイムを出すことができた。直前の落車で治療や調整をしながら大会を迎えたが、万全の状態にしてもらい、それが高いモチベーションにもつながった。昨日から身体は良い状態になり、今日も走るのが楽しみで、思った以上の成績が出た。とても良い大会になった。」

●深谷知広のコメント
「予選は残念だった。チームワークのバランスが崩れてしまったことが原因。しかし、決定戦ではしっかりと力を出すことができた。予選と決定戦でタイムが落ちてしまっているので、2本目にタイムを上げていくことを今後の課題にしたい。」

●ブノワ・ベトゥコーチ(短距離)のコメント
「女子チームスプリントの4位という結果には驚いてはいない。実力どおりであって、奇跡が起こることはないから。世界で戦うには、まだ体力などが足りていないと考えている。男子チームスプリントに関しては、メダルを獲得できたものの、このメダルの色は正直嫌いだ。予選でのスタートの失敗が響いてしまったことが原因であり、自分たちが負けたということだ。ここには優勝するために来ている。優勝する能力があるだけに残念だ。ポジティブな面を言うなら、新田と深谷が今回自己ベストタイムを出した。これが将来への自信につながっていくと思うので、次のレースを期待したい。」

●イアン・メルヴィンコーチ(中距離)のコメント
「男子は、ワールドカップはオリンピックの出場枠にも関わるため、今大会の2ヶ月後に開幕するワールドカップに照準を合わせる決断をした。そのなかで今大会が途中にあるため、両方で結果を出せるプログラム(筋力アップのためのジムプログラム等)を取り入れたが、結果として今日は噛み合わなかった。何人かはうまくいっているが、何人かは予想と違う反応が出ている。結果としては残念ではあるが、良いデータを取ることができたので、今回の経験を今後に活かして、早く結果を出せるように頑張っていきたい。明日、金メダルを取れないのは残念だが、銅メダルをめざして挑戦していきたい。できるかぎりの調整して、現時点でのベストの状態で走りたい。」

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