新着情報

2018年UCI BMX世界選手権大会 チャンピオンシップは3名が準決勝に進出し女子エリートの畠山紗英が15位

6月 10th, 2018

アゼルバイジャン・バクーで開催されている2018年UCI BMX世界選手権大会。大会4日目のチャンピオンシップカテゴリーのレースが悪天候でキャンセルとなり、6月9日にすべてのレースが行われました。

日本チームは女子エリートの畠山紗英(はたけやまさえ/神奈川県/日本体育大学)、男子ジュニアの中井飛馬(なかいあすま/新潟県/日本体育大学荏原高等学校)、女子ジュニアの丹野夏波(たんのかなみ/神奈川県/白鵬女子高等学校)が、それぞれ転倒し決勝進出はなりませんでした。最終結果は畠山が15位、中井と丹野がそれぞれ16位となりました。

また男子エリートの吉村 樹希敢 (よしむらじゅきあ/大阪府/Gan Trigger)は、予選を突破して1/8決勝に進出しましたが、準々決勝に駒を進めることはできずに37位でレースを終えました。

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UCI JUNIOR NATIONS CUP LVM Saarland TROFEO stage3

6月 10th, 2018

Stage3は昼から80kmのロードレースと夕方から13.9kmのTTと2つのハーフステージで争われた。

Stage3-1
ロードコースは1周20km弱の周回コースを4周する80kmのコースで、2.3kmの登り区間があるがコース全体では平坦区間が多く、逃げ切りと集団スプリントのいずれの可能性もあるコースである。
この日は単発のアタックはあるが大きな逃げは決まらず、日本チームは日野のスプリントにかけて位置取りをする。残り3.2kmで日野が落車に巻き込まれて自転車が大破してしまう。3kmルールが適用されない地点での落車により総合でも大きく遅れることとなってしまった。落車に巻き込まれなかった福田がその後は単身位置取りをし、デンマークとイギリスが列車を作り張り合う中で4番手の最高の番手で危険なラスト500mのコーナーを迎える。このコーナーで先頭の選手が落車したことで20人ほどの大落車となり、ここで福田も落車を避けたものの脚止めを食らう。優勝は落車をよけてゴールしたノルウェーのWAERENSKJOLD Sorenで、落車を逃れた選手が上位に入る形となった。

Stage3-1順位
1 WAERENSKJOLD Soren (ノルウェー) 1時間53分21秒
2 GEBNER Jakob (ドイツ) 2秒差
3 RETAILLEAU Valentin (フランス) 同タイム
福田圭晃 3kmルールでトップから2秒差同タイム
山本哲央 3kmルールでトップから2秒差同タイム
日野泰静 2分1秒差
馬越裕之 2分2秒差
細田悠太 2分2秒差
鳥倉必勝 不明

Stage3-2
夕方から13.9kmのアップダウンの多いTTが雨の中で行なわれた。
日本チームは山本がトップから1分42秒差の61位が最高順位であった。

Stage3-2 結果
1 AASHEIM Ludvig Fischer (ノルウェー) 18分8秒
2 VACEK Karel  (チェコ) 4秒差
3 WAERENSKJOLD Soren (ノルウェー) 6秒差
61 山本哲央 1分42秒差
64 日野泰静 1分44秒差
76 馬越裕之 1分57秒差
82 福田圭晃 2分12秒差
97 鳥倉必勝 2分44秒差
105 細田悠太 3分28秒差

Stage3 個人総合時間
1 VACEK Karel (チェコ)7時間46分3秒
2 WAERENSKJOLD Soren (ノルウェー) 4秒差
3 AASHEIM Ludvig Fischer (ノルウェー) 4秒差
44 山本哲央 1分59秒差
71 日野泰静 3分56秒差
73 馬越裕之 4分29秒差
91 福田圭晃 17分9秒差
97 鳥倉必勝 22分48秒差
104 細田悠太 29分42秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

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UCI JUNIOR NATIONS CUP LVM Saarland TROFEO stage2

6月 10th, 2018

第2ステージは1周14kmの周回コースを約3周した後、2kmと3kmの登りをこなしてから15kmのアップダウン周回コースを2周半してゴールする99kmで争われた。最初の周回はコースの3分の1が車1台の幅しかなく、2kmの登り区間がある。周回をつなぐ2つの登り区間が厳しく、3kmの登りはところどころ勾配も12%以上あり、また道幅が非常に狭い。この登りで集団に残った選手でのアタック合戦、または集団スプリントが予想された。
スタート直後に福田が落車するがすぐ集団に戻る。山本も後ろから突っ込まれてホイールが破損し少し時間をかけて集団復帰する。KOMのかかった登りでは日野がしっかりレースがみられる集団前方10番手あたりでこなす。その後ドイツがアタックし、そして優勝候補の一人チェコのVACEK Karelとフランスの選手が追走し、さらにアメリカとノルウェーが追走して狭い登り区間を進んでいく。アタックをかけた選手は前で5人の先頭グループを形成して集団に1分差をつける。メイン集団はデンマークが主にコントロールする中で日本チームは山本がここに加わり日野の集団スプリントに向けて準備する。ラスト周回でタイム差は1分で、集団スプリントに向けて集団はペースアップしタイム差が一気に縮まる。日本チームは集団牽引に山本が最後まで入り、集団に残った福田、馬越で日野を最後牽引するために前でまとまって位置取りしていたが、突然ラスト3kmでレースがストップとなった。前の周に落車した選手の対応にドクターヘリが着陸することとなりやむを得なかった。結局ラスト3kmで先頭集団と13秒差で逃げていた5選手がそのままそのタイム差で逃げきったこととされ5名全員が優勝者となった。メイン集団はニュートラルがかかり皆でまとまってのゴールとなった。
この日の日本チームはチームとしてまとまりをみせて日野がステージを狙える展開で最終局面に向けて臨んだがニュートラルということで結果は残せなかった。

第2ステージ順位
1BENZ Pirmin(ドイツ) 2時間47分38秒
1VACEK Karel (チェコ)同タイム
1VERMAERCHE Kevin C (アメリカ)同タイム
6福田圭晃 13秒差
6日野泰静 同タイム
6馬越裕之 同タイム
6山本哲央 同タイム
鳥倉必勝 5分20秒差
細田悠太 9分30秒差

Stage2 個人総合時間
1 VACEK Karel  (チェコ)5時間34分28秒差
2 WANDAHL Frederik  (デンマーク)5秒差
3VERMAERCHE Kevin C (アメリカ)8秒差
日野泰静 17秒差  着順不明
山本哲央 21秒差 着順不明
馬越裕之 36秒差 着順不明
福田圭晃 15分1秒差 着順不明
100鳥倉必勝 20分8秒差
107細田悠太 24分18秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

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2018年UCI BMX世界選手権大会

6月 8th, 2018

アゼルバイジャン・バクーで開催されている2018年UCI BMX世界選手権大会。大会3日目の6月7日は、チャレンジカテゴリーの男女13歳以上のレースが行われました。

初日にクルーザーで2位に入賞した藪田寿衣(やぶたじゅい/大阪府/大阪偕星学院高等学校)が女子16歳クラスで準決勝に進出しましたが、決勝まで一歩及ばず5位でゴールし、連続の入賞はなりませんでした。女子25歳以上クラスに出場した飯端美樹(いいばたみき/大阪府/MXインターナショナル)も準決勝に駒を進めたものの、こちらも一歩及ばずの5位でレースを終えました。

チャレンジカテゴリーのレースはすべて終了し、6月7-8日の2日間で最高峰のチャンピオンシップカテゴリーが行われます。日本代表選手は下記となります。

[男子エリート]
長迫 吉拓  (岡山県/MXインターナショナル)
吉村 樹希敢 (大阪府/Gan Trigger)
松下 巽    (神奈川/全日空商事株式会社)
[女子エリート]
畠山 紗英  (神奈川県/日本体育大学)
[男子ジュニア]
中井 飛馬  (新潟県/日本体育大学荏原高等学校)
島田 遼   (広島県/近畿大学泉州高等学校)
増田 優一  (大阪県/大阪偕星学園高等学校)
[女子ジュニア]
永禮 美瑠 (愛知県/西陵高等学校)
丹野 夏波 (神奈川県/白鵬女子高等学校)
早川 優衣 (広島県/興譲館高等学校)

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UCI JUNIOR NATIONS CUP LVM Saarland TROFEO

6月 8th, 2018

6月7日から10日までTTを含めて5つのステージで争われるジュニアネイションズカップLVM Saarland Trofeo(ドイツ)がスタートし、日本からは日野泰静、山本哲央、福田圭晃、鳥倉必勝、馬越裕之、細田悠太の6選手が出走した。メインスポンサーの変更により大会名は変わり、道幅の狭いコースを含むステージが増えて集団前方で動く強いチームや選手にとってはより結果を残しやすいコースとなった。日本チームは日野泰静をエースとしてレースに臨む。

第1ステージはNeunkirchenの中心部をスタートし、1周10km弱のコースを2周半した後、1周24kmのコースを3周半してゴールする110kmで争われた。最初の周回には8%の1.5kmの登り区間が、メイン周回には2.5kmの6~8%ほどの登り区間が1周回に2か所あり、集団は半分以下になることが予想された。ラスト1kmは5%ほどの登りであり、登れるスプリンターに向いたコース設定である。

最初の周回コースで2回落車があり、鳥倉、細田が引っかかるが大事には至らず復帰する。日野、福田が集団前方に位置してこなす。デンマーク、ポルトガル、フランス、ノルウェー、チェコが動く場面が多いが、決定的な逃げは決まらない。福田がトラブルで遅れるが、日野は一人で集団前方をキープし続けて最終周に入る。ノルウェーとチェコの2名が逃げるがゴール前で集団に吸収され、登りでの集団スプリントとなる。集団から早めに抜け出したデンマークのWANDAHL Frederikが優勝し、日野が5位に入りネイションズポイントを2点獲得した。ヨーロッパ初レースの日野が世界のトップジュニア相手に力をみせ、山本、馬越もほぼ集団内でゴールした。

Stage2はレース中盤にひかえる狭い道幅で勾配のある3km登りで集団が分断されることが予想される。前半の周回も道幅が狭く、集団内での位置取りが重要なコースであり、チームでいかに勝負所まで日野を温存できるかが問われる。日本チームは日野でステージ優勝を狙う。

第1ステージ順位 結果
1 WANDAHL Frederik  (デンマーク)2時間28分2秒
2 WAERENSKJOLD Soren (ノルウェー)1秒差
3 VACEK Karel  (チェコ)2秒差
5日野泰静 同タイム
45山本哲央 6秒差
59馬越裕之  21秒差
105福田圭晃 14分46秒差
106細田悠太 同タイム
107鳥倉必勝 同タイム

JCF強化コーチ 柿木孝之

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2018年UCI BMX世界選手権大会 澤田茉奈が女子8歳クラスで優勝!

6月 7th, 2018

アゼルバイジャン・バクーで開催されている2018年UCI BMX世界選手権大会は大会2日目を迎えチャレンジカテゴリーの男女12歳までのレースが行われました。

女子8歳クラスでは、澤田茉奈(さわだまな/埼玉県/本庄市立旭小学校)が決勝でスタートから2位を走行し、最終ストレートで追い上げ、ゴール前でトップに立ち優勝しました。昨年の大会で5位に入賞した澤田は、世界選手権大会初優勝。チャレンジカテゴリーでの日本人選手の優勝は2015年以来、男女合わせて5人目となります。

 

またチャレンジカテゴリー男子7歳クラスでは、高崎成琉(たかさきなる/愛知県/豊川市立中部小学校)が決勝に進出し7位入賞の成績を挙げました。

 

6月7日はチャレンジカテゴリー13歳以上クラスとマスターズカテゴリーのレースが開催され、日本選手団からは13名の選手が参戦します。
レースの様子は、下記ライブ放送にてご覧いただけます。

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2018年UCI BMX世界選手権大会 クルーザーで藪田寿衣が2位入賞!

6月 6th, 2018

アゼルバイジャンで開幕した2018年UCI BMX世界選手権大会。トップカテゴリーのチャンピオンシップに先駆けて年齢別のチャレンジカテゴリーがスタートしました。チャレンジは、5歳から60歳以上までの選手が出場できるカテゴリーで、ジュニア(17歳)未満は将来のトップ選手への登竜門として、それ以上の年齢では生涯スポーツであるBMXの性格を強く印象づけるものとして認識されています。大会初日は通常の20インチの車輪ではなく、24インチの車輪を使用したクルーザーのレースが行われました。

日本選手団は、女子16歳以下クラスにて藪田寿衣が決勝にて2位入賞しました。来年はチャンピオンシップカテゴリーの女子ジュニアの年齢となる藪田。これまでに何度も世界選手権での入賞を果たしていますが、クルーザーでの出場は今回が初めて。レースを終えて、「2015年以来の決勝進出を果たせてよかった。20インチのレースに向けて弾みをつけることができたと思う。さらに上の順位を目指して走りたい」と語りました。

 

6月6日は12歳以下クラスのレースが開催され、日本選手団からは10名の選手が参戦します。
レースの様子は、下記ライブ放送にてご覧いただけます。

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第87回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース 選手エントリーリスト

6月 5th, 2018
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2018日本パラサイクリング選手権・ロード大会 選手エントリーリスト

6月 5th, 2018
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U23ネイションズカップ チェコ大会 第3ステージ(最終ステージ)

6月 4th, 2018

U23ネイションズカップCOURSE DE LA PAIX U23(チェコ)
6月3日 第3ステージ 158㎞

ステージ結果
1 POGAČAR Tadej(スロベニア) 03h54m31s
2 ERRAZKIN PEREZ Xuban(スペイン)+1m03s
3 MALECKI Kamil(ポーランド)+1m03s
…16石上優大+1m18s、72山本大喜+12m09s、94小山貴大+21m16s、98渡辺歩+21m20s、
中村圭佑と小野康太郎は途中棄権

最終個人総合成績
1 101 POGAČAR Tadej(スロベニア)11h28m51s
2 41 BATTISTELLA Samuele(イタリア)+41s
3 121 HIRSCHI Marc(スイス)+44s
…34石上優大+10m54s、62山本大喜+22m41s、91小山貴大+40m58s、107渡辺歩+1h03m31s

コメント
最終日は大小の山岳ポイントを4つ含む厳しいステージで、疲労から個人総合上位選手でも脱落者が続出する厳しいステージ。チームは山本と石上が終盤の抜け出しを狙いステージ上位を目指した。中盤までの厳しいレースで約40名に絞られた先頭グループから、雨が強く降り出したラスト40㎞地点で山本がアメリカ選手と飛び出すが、集団もペースを落とさず最大40秒のタイム差でやがて吸収されるその後最後の山岳区間でスロベニアのポガチャーが単独で飛び出し逃げ切り優勝。追走集団に残った石上は2位以下の登りゴール争いに挑むが上位には及ばず16位で最終日を終えた。4日間を通じ非常に厳しいステージレースであったが、今年の日本U23チームとしてはプロレベル6名を揃える主力国との大きな差を実感した。
浅田 顕

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