新着情報

STAN OCKERS CLASSIC BORSBEEK

5月 22nd, 2018

STAN OCKERS CLASSIC BORSBEEK

5月21日
開催地 ベルギー アントワープ地方
156km

1 JACOBS PIETER (BEL)
2 LAMB ROSS (GBR)
3  DE BOES TIMMY  (BEL)
77 橋本 英也  +1’53”
78 沢田 桂太郎 同上
DNF一丸 尚伍
DNF近谷 涼
DNF 今村 俊介

コースは平坦の12kmのコースを13周。ゴール前は横風の影響を受けるような約1kmの長い直線区間がある。またゴール前3kmほどに100m程度ではあるが石畳区間がある。部分的に道幅の狭い区間はあるが、全体的には集団で流れるコースだった。

スタート直後からアタックが繰り返され日本チームもその動きに反応した。約30kmを過ぎた頃に橋本がアタック。追撃したベルギー人選手に今村が反応し、他の選手は踏むのを止めてしまったが、今村はそのままペースを落とさずに走り続け集団を引き離し独走した。

今村のアタックに集団から3名が加わり4名のエスケープグループが形成され、集団を1分前後リードした。後続の集団ではコントロールするチームが存在せずに常にアタックが繰り返された。追走の動きで近谷が3名で集団を抜け出し、先頭グループの4名に今村、追走の3名に近谷、メイン集団に橋本、沢田、一丸と絶好の体制となった。

50kmを過ぎ集団のペースが上がり近谷のグループを吸収、そして60km過ぎには今村のグループも吸収されレースは振り出しに戻った。

100km過ぎに11名が先行し、1分53秒を先行し逃げ切った。後続の集団は約70名による12位争いのスプリントとなったが、橋本と沢田はリスクを避ける判断からスプリントには参加せずに集団後方でフィニッシュした。

トラックナショナルチームによる欧州ロードレース活動により25日間で10レースを走った。この1ヶ月で選手達は大きな身体的なパフォーマンス及びテクニックの向上が見られ、それはレースの内容、成績となって表れていた。

今年のトラックシーズンの活躍を期待したい。

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ツアー・オブ・ジャパン第3ステージ

5月 22nd, 2018

ツアー・オブ・ジャパン 第3ステージ 127㎞
開催日:5月22日
場 所:三重県いなべ市

レース結果
第3ステージ成績
1グレガ・ボレ(スロベニア/バーレーン・メリダ) 3h11m57s
2マルコ・カノラ(イタリア/NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオ)+0s
3イアン・ビビー(イギリス/JLTコンドール)+0s
4窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)+0s 日本人最高位
…41中川拳+53s、65松田祥位7m48s、82冨尾大地、83草場啓吾+10m51s、88佐藤健+20m36s、89武山晃輔+23m27s

第3ステージ終了後個人総合リーダー
グレガ・ボレ(スロベニア/バーレーン・メリダ) 3h11m57s

コメント
第3ステージは勾配のきつい登り坂を含む周回コース。チームは草場の山岳賞ポイント加算を目標にスタート。序盤に飛び出した2名に対し、チームで集団のペースを作り草場に得点させるよう動いた結果、2つ目の山岳ポイントを3位通過で1点を加算した。山岳リーダーは逃げて2回の1位通過をした小石祐馬(TEAM UKYO)に奪われたが、草場は1点差の2位につけ、第4ステージをスタートする。ジャージは手放したが若いチームには学びのステージであった。

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ツアー・オブ・ジャパン第2ステージ 草場が山岳賞獲得

5月 22nd, 2018

ツアー・オブ・ジャパン 第2ステージ
開催日:5月21日
場 所:京都府

レース結果:
1雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)2h49m29s
2グレガ・ボレ(スロベニア/バーレーンメリダ)+0s
3マルコ・カノラ(イタリア/NIPPO/ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)+0s
…48草場啓吾+50s、73松田祥位+3m37s、77中川拳+4m45s、84冨尾大地+7m52s、88武山晃輔+10m56s、90佐藤健+16m27s

第2ステージ終了後個人総合リーダー
グレガ・ボレ(スロベニア/バーレーンメリダ)2h52m37s

第2ステージ終了後個人総合山岳賞
草場啓吾

コメント:
第2ステージで序盤から逃げた草場が見事に山岳賞を獲得した。レースは1周目から草場ら4人の先行に対し、メイン集団は最終回のペースアップで先頭を吸収。約30名のトップグループが形成される中、ラスト1㎞付近で隙を突いて一気に飛び出した雨澤がステージ優勝の大金星を挙げた。雨澤のステージ優勝は日本人選手へ刺激を与え、草場の山岳賞獲得はナショナルチームの士気を高めている。

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UCI JUNIOR NATIONS CUP TROFEE CENTRE MORBIHAN2018

5月 21st, 2018

Stage2-1

Stage2は途中500mほどの登り区間が2か所ある7kmのアップダウンの個人タイムトライアルでノルウェーのWAERENSKJOLD Sorenがアベレージ49.317km/hで優勝した。日本チームはこの日の朝から体調不良の小野寺の1分7秒差の55位が最高位であった

Stage2-1
1 WAERENSKJOLD Soren(ノルウェー)  8分30秒
2 EVENPOLE Remco(ベルギー) 0.67秒差
3 SYRITSA Gleb(ロシア) 9秒96差
55小野寺慶 1分7秒33差
61中村龍吉 1分28秒11差
66日野凌羽 1分37秒47差
72宇佐美颯基 2分6秒20差

Stage2-2

午後のステージはアップダウンが多くラストは1周7.2kmのアップダウンの周回を5周してゴールする100.7kmで争われた。レースはドイツやブルターニュ選抜の選手が逃げを作るが、集団はベルギーチームが緩やかにコントロールして進む。山岳ポイント争いはあるが、昨日のように大きな動きはない。周回に入る前の山岳ポイントでのペースアップで集団は30名ほどに絞られここに日本チームは中村のみが残る。昨日のステージで粘った小野寺であったが体調不良で周回に入ってそのままリタイアする。80km地点で飛び出したスペインのRODRIGUEZ  CANO Carlosが抜け出し集団スプリントを狙うドイツ、ノルウェーチームの追撃をかわしてそのまま逃げ切り優勝した。中村はスプリントに絡めず集団後方の30位でゴールした。

例年日本ジュニアチームはこの大会を皮切りにネイションズカップに参戦していくが、集団走行技術、集団内での位置取り、風を読む力、そしてTTでの独走力の差、言語の勉強不足、コミュニケーション不足を痛感する。この大会から学べることが多くあるが、自分の目を大きく開いて、レースで勝負するために求められているものは何かを感じなければ選手としての成長はない。

同じメンバーで5月24日から27日までスイスで開催されるネイションズカップ Tour du Pays du Vaudに参戦する。

Stage2-2 結果
1 RODRIGUEZ  CANO Carlos(スペイン)2時間27分29秒
2 WAERENSKJOLD Soren(ノルウェー) 9秒差
3 HEIDUK Kim (ドイツ)同タイム
30中村龍吉 同タイム
71宇佐美颯基  3分27秒
66日野凌羽 12分29秒差
DNF小野寺慶

個人総合成績
1 EVENPOLE Remco(ベルギー)5時間30分6秒
2 PICCOLO Andrea(イタリア) 3分48秒差
3 WAERENSKJOLD Soren(ノルウェー) 4分11秒差
34中村龍吉  5分40秒差
62宇佐美颯基 31分6秒差
63日野凌羽  32分29秒差

JCF強化コーチ柿木孝之

 

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UCI JUNIOR NATIONS CUP TROFEE CENTRE MORBIHAN2018

5月 21st, 2018

Stage1

5月19日から20日までの2日間、タイムトライアルを含めて3ステージで行なわれるジュニアネイションズカップTROFEE CENTRE MORBIHANが始まり、日本からは小野寺慶、香山飛龍、日野凌羽、中村龍吉、道見優太、宇佐美颯基の6選手が出走した。

Stage1はブルターニュ地方のPONTIVYの周辺のアップダウンコースを90kmほど走った後7kmの周回を5周する123.6kmで争われた。長い登りはないがアップダウンが多く、PONTIVYの周回には1.3kmと400mの登り区間があり、またストップandゴーを求められ集団後方では脚を削られるコース設定となっている。例年雨が多いこの大会であるが、今年は快晴の中でのレースとなった。

スタートしてすぐにイタリア、ノルウェー、ベルギー、デンマークの選手らと小野寺が逃げて15秒ほど開く。しかし10km先にスプリントポイントがあるため、集団はスピードを上げスプリントポイントを前に5名を吸収する。30km地点手前の山岳ポイントは登り始めの勾配が15%以上あり、集団はいくつかに分断して日本チームはここで苦しむ。この登りでベルギーのEVENPOLE RemcoとイタリアのPICCOLO Andreaの2名が抜け出し集団とは1分の差を保ちレースは落ち着く。メイン集団には小野寺、中村、日野の3名が残る。70km過ぎの山岳ポイントでも数名の追走が起こるが状況は変わらず、7kmの周回に入る際には2分以上の差となる。周回に入ってからベルギーのEVENPOLEが力をみせつけるように独走を開始するとさらにタイム差が広がっていく。暑さで動きの鈍った集団ではネイションズカップ上位のノルウェー、デンマーク、フランス、ドイツも脚を攣る選手が多発しコントロールできず、ラスト15kmでは先頭のEVENPOLEとメイン集団では4分以上のタイム差となる。ラスト周回の平坦で中村が自らアタックをかけ、追走してきた6名と集団から抜け出すが登り途中で吸収される。メイン集団のゴールでは小野寺がスプリントして12位となった。ジュニアネイションズカップでは過去に記憶にない大逃げで圧倒的な力をみせたEVENPOLE Remcoが途中まで一緒に逃げていた2位のPICCOLO Andrea に3分半、3位以下のメイン集団に4分以上の差をつけて優勝した。EVENPOLEは2週間前のチェコで行なわれたネイションズカップではステージ2勝と個人総合優勝だけではなく山岳、ポイント賞もとり今大会でも優勝候補筆頭であったが、その選手のレース前半での大逃げをどこの国も追うことが出来なかった。

明日は午前に7kmのTT、午後はアップダウンの厳しいロードレースの2部で行なわれる。

Stage1
1 EVENPOLE Remco(ベルギー)  2時間53分57秒
2 PICCOLO Andrea(イタリア)   3分35秒差
3 SYVERSEN Preben(ノルウェー)  4分12秒差
12小野寺慶  同タイム
35中村龍吉  同タイム
66日野凌羽  19分1秒差
71宇佐美颯基 25分42秒
HD道見優太
DNF香山飛龍

JCF強化コーチ柿木孝之

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GROTE PRIJS MARCEL KINT

5月 21st, 2018

5月20日
カテゴリー:UCI1.1
開催地 ベルギー 西フランドル地方

1 BOUHANNI Nacer COFIDIS, SOLUTIONS CREDITS
2 BOL Cees     SEG RACING ACADEMY
3 DE BONDT Dries    VERANDA´S WILLEMS – CRELAN

36 橋本 英也 同タイム
68 大町 健斗 +1’10”
84 花田 聖誠 +2’06”
89 近谷 涼  +3’21”
DNF 沢田 桂太郎
DNF 今村 駿介
DNF 一丸 尚伍

約30kmの大きな周回を4周回った後に、約10kmの小さな周回を4周。合計174.6km。
チームの目標として前半から積極的に動き逃げに加わる事としたが、多くのチームが同じ考えを持っており、速いペースと狭くテクニカルなコース設定により、集団の中で良いポジションをキープする事が出来ずに、有効なアタックをする事はできなかった。

約50kmを過ぎた頃に4名が集団を抜け出し、集団はエーススプリンター ブアニを介するコフィディスがタイムギャップ3分以内でコントロールを行い安定した。

100kmを過ぎた頃から集団のペースが上がり逃げる4名とのタイムギャップを詰めて来る。しかし120km地点でブアニが落車。コフィディスがブアニを待つために集団のコントロールから外れる事で、集団は活性化しアタックが繰り返され、100名以上いた集団は一気に人数を減らした。

更に最終周回に入ってもアタックが繰り返され集団もペースが上がり、100名前後いた集団は分断されここで近谷、花田、大町が遅れた。

約60名まで人数を減らした先頭集団はスプリントの様相を見せ、橋本はラスト1.5kmで20位前後までポジションを上げたが、「後輪がパンクした」と思い込み、スプリントをする事無く36位でフィニッシュした。

30位までがUCIポイント獲得圏内だっただけにスプリントに参加せずに36位でフィニッシュした事は残念ではあるが、36位と言う数字も素晴らしい結果であり、この一ヶ月で大きな成長を感じた。 (橋川 健)

橋本コメント
「最終周回に発生した落車を避ける為に無理やり自転車を抑え込んだ際に、タイヤが捩れる感覚があったのでパンクしたかと思いスプリントでは流してしまった。感覚的にはトップ10には入る事ができたと思う。結果は残念でしたが、明日は気持ちを切り替え、最後のレースなので全力を尽くして頑張ります!」

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ツアー・オブ・ジャパン第1ステージ

5月 21st, 2018

ツアー・オブ・ジャパン 第1ステージ 2.6㎞ 個人タイムトライアル
開催日:5月20日
場 所:大阪府堺市
レース結果:
1イアン・ビビー(イギリス/JLTコンドール)3m12s00
2マルコ・カノラ(イタリア/NIPPO/ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)+1s05
3オリバー・ウッド(イギリス/JLTコンドール)+1s24
…5岡篤志(宇都宮ブリッツェン)日本人最高位 +1s80
…28松田祥位+7s03、54草場啓吾+12s08、61中川拳+12s78、72武山晃輔14s88、75冨尾大地+15s62s

コメント:
日本最大のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」へ日本ナショナルチームは大学生を中心とする若手メンバーで参加。全8ステージ中、初日第1ステージは2.6㎞の個人タイムトライアルが行われナショナルチームは松田祥位の28位が最高位となった。優勝は個人総合成績でも有力なイギリスのビビー、日本人最高位は昨年の本大会でも前半大活躍した岡篤志が5位に食い込んだ。
/浅田 顕

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Fleche du Sudを走る沢田。このときはリタイヤとなったが雪辱を晴らし、自信へと繋げている。

5月 17th, 2018

5月16日
PUIVELDE KOERS  ベルギー 東フランドル地方
172.9km 9.1kmX19Lap
出走156名 完走42名

1  COENEN DENNIS (CIBEL-CEBON)
2  DE WITTE MATHIAS   (VERANDA´S WILLEMS – CRELAN)  同タイム
3  RICKAERT JONAS  (SPORT VLAANDEREN BALOISE) 同タイム
4  VANMARCKE SEP  (EF EDUCATION FIRST DRAPAC CANNONDALE) +15″
14 沢田 桂太郎 +15″
DNF 近谷 涼
DNF 橋本 英也
DNF 今村 俊介
DNF 一丸 尚伍

平坦で道幅の狭い1周9.1kmのコースを19周。レース前はドライだったがレース中から雨が降り出した。
序盤からアタックが繰り返されハイペースな展開が続いた。落車も複数回発生し、2時間後には集団の人数は半数まで絞られ、一丸、今村はリタイヤとなった。

約100km前後で15名が集団から20秒先行した。メンバーはプロツアー、プロコン、ベルギーコンチネンタルチームを中心とし、セップ バンマルケもここに加わっていた。
メイン集団では追走のアタックはあるが決まらない。110kmを過ぎて沢田が単独でアタック。この動きにクイックステップ、コフィディスの選手が反応し8名の追走ができ先頭集団に合流した。

沢田を含む23名の先頭集団から最終周回に3名が抜け出し、最後まで逃げ切った。4位争いの後続集団はスプリントとなりセップ バンマルケが先頭で入り、沢田は14位でフィニッシュした。

橋本と近谷のいた約60名のメイン集団は2つに分断され2名は後続に取り残されラスト2周でリタイヤとなった。

欧州プロツアー、プロコン、コンチネンタルチームに所属するプロを相手に、自ら動いて先頭集団に加わり、素晴らしいレース内容だった。次のレースはUCI1.1カテゴリーのレースとなり更にワンステップ上のクラスへの参戦となるが、思い切ってチャレンジしたい。
(橋川 健)

沢田コメント
「前回のプロケルメスは落車、ステージレースも途中でリタイヤしてしまい不完全燃焼で悔しい思いをしていたので、英也さん(橋本)のように見せ場を作りたい気持ちでレースに臨みました。
120km過ぎに追走に入った時はとてもきつかったが、自ら動いてレース展開に加わることは今まで国内でも経験したことが無かったので、今回のレースはとても良い経験となりました。
次のレースはワンランク上のレベルのレースとなりますが、また良い走りができるよう自信を持って臨みたいと思います。」

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UCI BMX Freestyle Park World Cup 第二戦

5月 16th, 2018

1.大会名:UCI BMX Freestyle Park World Cup Montpellier
2.開催日時:2018年5月9日~ 13日
3.開催地:France・Montpellier

5月9日よりフランスで開催されたW杯は、女子優勝・大池水杜(JFBF)、男子12位(ファイナル)・中村輪夢(京都つくば開成高校) のすばらしい結果で終えることができました。

日本からの応援を本当にありがとうございました!
選手達は更なる結果を求め、7月の第三戦カナダ・エドモントンにチャレンジいたします。
世界の舞台で戦う選手たちに、日頃よりいっぱいの応援をよろしくお願いいたします。

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Fleche du Sud stage5

5月 15th, 2018

Fleche du Sud  ルクセンブルグ
5月13日 第5ステージ   Esch/Alzette > Esch/Alzette 152.1km  (AVS 45.6k/h)

1 WALLS Matthew  GBR  3:20:01
2 PISKUNOV Maksim  RUS
3 VAN DER KOOIJ Bas NED
41 橋本 英也 同タイム
61 近谷 涼  同タイム
106 今村 俊介  同タイム
118 花田 聖誠  +8’29”

個人総合成績
1 .MARCHAND Gianni BEL CIB 15:09:43
2.66 RABITSCH Stephan AUT +10″
3.43 JANSSENS Jimmy BEL 同タイム
79 近谷 涼   +13’37”
80 今村 俊介  +同タイム
107 橋本 英也 +21’28”
119  花田 聖誠 +49’55”

山岳ポイントを2つ含む110kmの大きな周回の後に21kmのローカルサーキットを2周。ローカルサーキット上にも小さな丘があり、トータル152km、獲得標高1715m。
個人総合成績5位~33位までの29人が1分8秒遅れで同タイムとなっており、逆転を賭けた各チームの攻撃が予想された。しかし、29人の中に個人総合リーダーを含むCiebel-Cebonが5名残しており、実力で集団をコントロールしてくる事も想定した。

日本チームはこれまでは完走を目的とした走りに徹していたが、今日は逃げに加わる事を最優先に考え、集団スプリントとなった場合は橋本をエースにチームでまとまり集団スプリントに参加することを目標とした。
予想通り多くのチームがアタックを繰り返すが、追い風で集団にも勢いがあり逃げは容認されなかったが、スタート後約40kmを過ぎて6名のアタックが決まり、集団はCiebel-Cebonのコントロールによって安定した。

逃げる6名とメイン集団とのタイムギャップは最大2分をつけたが、残り40kmからペースを上げた集団により、ラスト15kmで集団に吸収された。
メイン集団は約100名以上によるスプリントとなり、日本チームは橋本、近谷が集団前方まで上がったが集団に飲み込まれてしまった。

5日間を通し、大きな成績を残すことは出来なかったが、ロードレース経験の無いトラック選手達は日々課題と向き合いながらテクニック、戦略を向上させる事ができた。
100戦練磨の欧州プロを相手に成績を残すことは容易ではないが、ここはスタート地点であり、今後の彼らの成長を期待したい。

近谷コメント
「ステージレースは初めての経験であり、欧州のステージレースデビューに不安も大きかったのですが、最後まで走りきることが出来て良かったです。今日は序盤からペースが速く、逃げに加わる動きが出来なかった。ゴールスプリントではラスト400mで集団のトップから10番目くらいまでは上がれたが、その後は何も出来ずに集団に埋もれてしまった。前に英也さんが見えていたのでサポートしたかった。来週またレースが続くので頑張ります」

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