2023-24シーズンのJCFシクロクロスシリーズ第6戦がJCXシリーズ第6戦 「 iRC TIRE Presents 琵琶湖グランプリ」として、滋賀県を象徴する日本最大の湖である琵琶湖に突き出す烏丸半島にて開催された。コースの長さは約2.8km。ほとんどが平坦な芝生だが、このコースの特徴でもオフキャンバーが至る所にあり、マディコンディションになると攻略が難しいコースに変貌するが、レースの行われた11月26日は風も穏やかで泥要素がゼロのドライコンディションであった。前節同様このレースもUCIクラス2として行われ、UCIカテゴリのME、WE、MJにはオランダ、オーストラリアなど外国籍の選手12名が参加し、国際色豊かなレースとなった。
●男子ジュニア(MJ)
序盤、野嵜 然新 (弱虫ペダルサイクリングチーム)と成田 光志 (学校法人石川高等学校)のマッチアップとなってレースが進んだ。それをMCCONNELL Campbell (Australian Development Team)が単独で追う。中盤以降、ペースの上がらない成田が遅れだしは野嵜がリードする形となった。その後方では村上 ヒカル (松山工業高校)がMCCONNELLに追いつき3位争いを繰り広げた。周回が進むごとに野嵜のリードは広がりそのままトップでフィニッシュ。2位に成田。3位にはMCCONNELLを振り切った村上が入った。このレース15名が出走、完走者は14名だった。
男子ジュニアリザルト(MJ) 0.1+3.0km×5Laps
1位: 野嵜 然新 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 39:42
2位: 成田 光志 (学校法人石川高等学校) +0:32
3位: 村上 ヒカル (松山工業高校) +2:23
●女子エリート(WE)
渡部 春雅 (明治大学)と石田 唯 (-)の先頭争いでレースが進むかと思われた矢先、メカニカルトラブルにてピットでバイク交換を余儀なくされた渡部が先頭争いから離脱。代わって2位には小林 あか里 (弱虫ペダルサイクリングチーム)が浮上した。遅れた渡部は大蔵 こころ (早稲田大学)と3位を争う事になったが中盤以降踏み直し単独3位のポジションに。先頭の入れ替わりはなく石田がシリーズ開幕戦以来今季2勝目となった。2位には小林、3位には渡部が入った。このレース18名が出走、完走者は12名だった。
女子エリートリザルト(WE) 0.1+3.0km×5Laps
1位: 石田 唯 (-) 44:04
2位: 小林 あか里 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +0:27
3位: 渡部 春雅 (明治大学) +2:03
●男子エリート(ME)
リードする織田 聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)をU23世代の副島 達海 (大阪産業大学)、柚木 伸元 (日本大学)と横山 航太 (シマノレーシング)が続く、その後ろに1周目の混乱から抜け出てきたVAN DER MEER Gosse (Bombtrack Bicycles p/b Hunt Wheels) が上がってきた。VAN DER MEERは横山を捉え、3周目には柚木、副島らも抜き去り単独2位に浮上した。3位争いが激化し横山が浮上するなどしたが、柚木が抜き返した。盤石なレースを進める織田はシリーズ第2戦以降5戦連続優勝を飾った。2位にはVAN DER MEER、3位には柚木が入った。このレースには74名が出走、完走者は16名だった。
男子エリートリザルト(ME) 0.1+3.0km×8Laps
1位: 織田 聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム 59:56.
2位: VAN DER MEER Gosse (Bombtrack Bicycles p/b Hunt Wheels) +1:01
3位: 柚木 伸元 (日本大学) +1:22
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