新着情報

第41回エリート&第28回ジュニア・アジアトラック選手権 第10回アジアパラトラックサイクリング選手権  大会概要・派遣選手団

6月 1st, 2022

大会情報

大 会 名: 2022 41st Senior & 28th Junior Asian Track Cycling Championships
10th Asian Para Track Cycling Championship
日  程: 2022 年 6 月 18 日(土)〜6 月 22 日(水)
派遣期間: 2022 年 6 月 15 日(水)〜6 月 25 日(土)
場  所: インド・ニューデリー
ウェブサイト:
① 41st Senior & 28th Junior Asian Track Cycling Championships
https://www.uci.org/competition-details/2022/PIS/67662
② 10th Asian Para Track Cycling Championship
https://www.uci.org/competition-details/2022/PAR/68470

※大会公式サイト

https://www.atcc2022.com/

競技場:IG SPORTS COMPLEX, NEW DELHI
住  所:83d, Gulabi Bagh, New Delhi, Delhi 110007

派遣選手団

〔スタッフ〕(13 名)
(短距離ヘッドコーチ)   ジェイソン・ニブレット
(中距離ヘッドコーチ)   クレイグ・グリフィン
(ジュニアヘッドコーチ)   佐藤 一朗
(強化支援スタッフ)    井上 純爾
(強化支援スタッフ)    中山 真臣
(強化支援スタッフ)    斉藤 健吾
(強化支援スタッフ)    神馬 有貴
(強化支援スタッフ)    橋本 直
(強化支援スタッフ)    青山 ゆう
(強化支援スタッフ・パラ) 川畑 太一
(強化支援スタッフ・パラ) 照屋 貴己
(テクニカルディレクター) ブノワ・ベトゥ
(通       訳)     アリス・ボネミ

〔選 手〕(20名)
短距離男子    寺崎 浩平  (チーム楽天Kドリームス/JPCU福井)
         小原 佑太  (ドリームシーカーレーシングチーム/JPCU青森)
         長迫 吉拓  (岡山:ドリームシーカーレーシングチーム)
         太田 海也  (JPCU岡山)
         山﨑 賢人  (チーム楽天Kドリームス/JPCU長崎)
短距離女子    太田 りゆ  (チームブリヂストンサイクリング/JPCU埼玉)
         佐藤 水菜  (チーム楽天Kドリームス/JPCU神奈川)
         小林 優香  (チーム楽天Kドリームス / JPCU福岡)
中距離男子    窪木 一茂  (チームブリヂストンサイクリング/JPCU福島)
         今村 駿介  (福岡:チームブリヂストンサイクリング)
         橋本 英也  (チームブリヂストンサイクリング/JPCU岐阜)
         兒島 直樹  (チームブリヂストンサイクリング/日本大学)
         松田 祥位   (岐阜:チームブリヂストンサイクリング)
中距離女子    古山 稀絵   (東京:チーム楽天Kドリームス)
         内野 艶和  (チーム楽天Kドリームス/JPCU福岡)
ジュニア男子   中石 湊   (北海道:函館大谷高校)
ジュニア女子   池田 瑞紀  (福岡:祐誠高校)
         垣田 真穂  (愛媛:松山学院高校)
パラトラック男子 木村 和平  (北海道:楽天ソシオビジネス株式会社)
         平安山 良希 (沖縄:日本体育大学)

 

JKA補助事業
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2022Jシリーズトライアル静岡大会

5月 31st, 2022

大会名:2022Jシリーズトライアル#01静岡大会
開催日:2022/05/29
開催地:日本サイクルスポーツセンター(静岡県伊豆市大野1826)
主催:JBTA 日本自転車トライアル協会
主管:J静岡大会実行委員会
 
2022年のトライアル国内シリーズは静岡大会で開幕。昨年の東京2020オリンピックでマウンテンバイクの会場となった伊豆MTBコースの一部使用を特別に許可いただき、日本サイクルスポーツセンターで初めてのトライアル競技大会開催となった。
今回の会場は、伊豆MTBコースの中でも大きな岩が高低差のある斜面に配置されたエリア(天城越え、枯山水、浄蓮の滝)であり、ダイナミックなセクションが設定された。
午前は年少者(チャレンジW、プッシン、ベンジャミン)とマスターズが5セクション2ラップ、午後はM-カデットとJ-エリートが5セクション3ラップの設定で、高ポイント獲得を目指して熱戦が繰り広げられた。ちなみに、全ての障害物を一切の足着きも無くクリアすると、午前で500point、午後は750pointになる。
今大会の開催にあたっては主管側チームが事前調整を続け、静岡県や一般財団法人日本サイクルスポーツセンターの協力をいただき、トライアル競技を知らない一般の方々が観戦できるような広報やボランティアスタッフ配置など、特別な配慮をいただいた。関わった多くの方々に感謝するとともに、この一歩が今後に繋がり更なる発展へと続くことを期待したい。
2022年のJシリーズトライアルは、9月18日に倉敷市のLUNAパークで#02岡山大会、10月9日に矢谷渓谷キャンプ場で#03熊本大会と続き、11月27日に亀岡トライアルランドで最終戦となる#04京都大会が行なわれる。
また、6月26日には長野県小諸市の南城(みなみじょう)公園で第11回全日本トライアル選手権大会が開催される。既にエントリー受付も始まっており、同時に大会スタッフの募集も行なっている。
 
大会結果:
 
J-エリート (15歳以上 男子)
1 寺井 一希 (チームハリケーン) 710point
2 横田 宏太郎 (ワンダーエナジー) 650point
3 増田 誠政 (TEAM MITANI) 580point

 
M-カデット (12-29歳 男子 , 13-29歳 女子)
1 森 蒼汰郎 (MYROAD NAKANO)男子 650point
2 内田 遥斗 (IKKEI BIKE WORKS)男子 630point(3×40)
3 柳橋 航(青梅エクストリームスポーツ協会)男子 630point(2×40)

 
マスターズ (30歳以上 男子)
1 石黒 将士 (無所属) 470point
2 柳橋 岳人 (青梅エクストリームスポーツ協会) 440point
3 寺曽 秀明 (TEAM TERASO) 420point

 
ベンジャミン (10-18歳 男子 , 11歳以上 女子)
1 樋口 瞬 (TEAM MITANI)男子 450point
2 板谷 彼香 (SCORPIO Japan)女子 440point
3 岩村 昌幸 (無所属)男子 410point

 
プッシン (8-14歳 男子 , 8歳以上 女子)
1 塚本 和志 (無所属)男子 440point
2 板谷 遥香 (無所属)女子 320point
3 橋本 大陸 (無所属)男子 280point

 
チャレンジW (6-12歳 男子 , 6-16歳 女子)
1 塚本 真志 (無所属)男子 490point
2 松澤 要佑 (無所属)男子 440point
2 岩村 信幸 (無所属)男子 420point

 
競技結果(リザルトPDF)

 
天城越えセクション

 
2022Jシリーズトライアル
http://jbta.jpn.org/event/2022/2022_js.htm
 
第11回全日本トライアル選手権大会(6/26長野県小諸市で開催)
http://jbta.jpn.org/event/2022/2022_jnc.htm
(エントリー期間:5/29~6/9)

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UCI TRIALS WORLD CUP #1 土屋凌我 7位

5月 30th, 2022

スペイン・Vicで開催されたUCI Trials ワールドカップ第1戦で、男子エリート20の土屋凌我は1/4決勝を勝ち上がり準決勝に出場。準決勝はUCI個人ランキングのトップ10ランカーを含む25名で行なわれ、土屋は7位という成績を収めた。決勝は準決勝の上位6名で行なわれるため、惜しくも決勝進出はならなかったが、昨年の世界選手権8位という成績から更に一つ順位を上げた。
UCI個人ランキングは世界選手権や国内選手権の他、ワールドカップ、HCやC1などの国際大会の成績ポイント合計で決まる。昨年の土屋は出場できた国際大会が世界選手権だけのため、現時点でUCI個人ランキングはトップ10に入っていないが、彼らと同等の実力であることを広く印象付けるものとなった。
今年のUCI Trials ワールドカップは8/26-28に第2戦がデンマーク・コペンハーゲンで、世界選手権は11/9-13にUCI URBAN CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS としてBMXフリースタイルパークおよびフラットランドと合わせてアラブ首長国連邦・アブダビで開催されることになっており、更なる活躍に期待したい。

リザルト(男子エリート20, 準決勝)


 
最終大会結果:
女子エリート(参加18名)
1 REICHENBACH Nina (GER)
2 BARON RODRIGUEZ Vera (ESP)
3 ANDERSSON Hilda (SWE)
 
男子エリート20(参加61名)
1 CONEJOS VAZQUEZ Borja (ESP)
2 MONTALVO Alejandro (ESP)
3 PALAU PINYANA Eloi (ESP)
4 OSWALD Dominik (GER)
5 ROLLS Charlie (GBR)
6 PECHHACKER Thomas (AUT)

7 TSUCHIYA Ryoga (JPN)
 
男子エリート26(参加40名)
1 CARTHY Jack (GBR)
2 BARON RODRIGUEZ Danie (ESP)
3 VAYREDA VENDRELL Marti (ESP)
 
UCIライブ配信済映像(決勝のみ)

 
大会情報
https://www.uci.org/competition-hub/2022-uci-trials-world-cup/6hlOWJwfJBjZKA53I6ZGIx?tab=overview

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BMXフリースタイル ワールドカップ パーク男子 中村2連覇,フラットランド男子 早川初優勝

5月 30th, 2022

<大会レポート(パーク)>

BMXフリースタイル・パークはエントリー79名、うち決勝進出は予選・準決勝を勝ち抜いた12名(うち1名DNS)で決勝が行われた。世界的に技のレベルが大きく上がる中、5月28日に行われた準決勝から決勝さながらの白熱した戦いが繰り広げられていた。準決勝で中村は、1ラン目のミスで追い込まれるも、2ラン目でしっかりリカバリーし4位で通過。5月29日の決勝では1本目から今大会初出しの「360テールウィップ to テールウィップ」などビッグトリックを連発。ノーミスで走り切り95.30を叩き出し暫定1位に立った。その後、東京五輪金メダリストのローガン・マーティン(豪)やアンソニー・ジャンジャン(仏)などがそれぞれ圧巻のライディングを披露するもの、最終的には中村が1ラン目のポイントを守り切り優勝に輝いた。中村の優勝は2019年11月の中国ワールドカップ以来2度目で、UCIワールドシリーズ2連覇を果たした。

中村コメント:
「久しぶりに国際大会で優勝できて最高の気分。今大会は、今までの大会で一番レベルが高いと感じた。ローガンも他の選手も良い走りをしていたが、その中で自分が勝てたことで、今までやってきたことが間違っていなかったと感じることができた。「360テールウィップ to テールウィップ」は、以前からできていた技だが、今回準決勝でも評価が高かったので決勝でも出した。久しぶりに全部走り切れてよかった。ワールドカップはまだ始まったばかりなので、今後も良い順位が取れるように頑張ります」

 

<大会レポート(フラットランド)>
早川起生は先月行われたX GAMES CHIBA 2022の金メダリスト。今最も勢いのあるライダーで優勝候補の一人だった。BMXフラットランドはエントリー31名のうち、予選・準決勝をへて勝ち残った8名で決勝を戦った。決勝では、今大会のダークホースと言われた個人参加の荘司ゆうが3番目の出走でいきなり91.83ptをマークし勢いをつけると、その後、伊藤真人が88.83pt、佐々木元が90.00ptと荘司に続く高得点をマーク。早川の出番を前に、1位から3位を日本人が独占する状況に。プレッシャーのかかる早川だったが、持ち前のトリックを惜しみなく出し切り、96.00ptで圧勝した。荘司が2位、ベテラン佐々木は3位で今回も表彰台に上がった。FISE WORLD SERIESで日本人が表彰台を独占するのは史上初。早川、荘司は共に20歳の若手ライダーで、今後の活躍に期待が集まる。

各選手のコメント:

早川「初めてのコンテストで緊張もあり予選では7位と焦りもあったが、挽回し優勝できてよかった」

荘司「初めての表彰台、サイコーです!」

佐々木「(弟子の)荘司が高得点出したとき、必ず表彰台でお前の隣に立つと約束した。路面との相性が悪く苦戦したが、約束を果たせてよかった」

伊藤「FISEで初めて決勝に進み、自己最高順位の4位につけることができてとても嬉しい」

 

写真提供:JFBF

 

 

<大会概要>

大会名称:FISE WORLD SERIES MONTPELLIER 2022(通称FISE Montpellier)
※コンテスト名:UCI BMX FREESTYLE WORLD CUP

大会期間:2022年5月25日(水)~ 5月29日(日)
開催場所:フランス・モンペリエ   公式サイト: https://www.fise.fr/en

<派遣選手団>

UCI BMXフリースタイル ワールドカップ フリースタイル・パーク男子エリート 出場選手
中村輪夢(20)、溝垣丈司(16)、高木聖雄(32)、大和晴彦(19)、石井駿哉(16)

UCI BMXフリースタイル ワールドカップ フリースタイル・パーク女子エリート 出場選手
 内藤寧々(16)、大池水杜(25)
UCI BMXフリースタイル ワールドカップ フラットランド男子エリート 出場選手
 佐々木元(37)、早川起生(20)、伊藤真人(31)

FISE Montpellier BMXフリースタイル・パーク ジュニア男子 出場選手
松本翔海(12)

Staff

出口智嗣(ヘッドコーチ)
中村辰司(メカニック)、網川翼(マッサー)、勅使川原大地(アシスタントコーチ)

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2022年BMXレーシング ワールドカップ第2戦(イギリス)女子U23丹野3位表彰台

5月 30th, 2022

<大会レポート>

前日の第1戦に続き、本日5月29日BMXレーシング種目の2022年ワールドカップシーズン第2戦が、イギリス・グラスゴーにて開催されました。

本日もBMXレース日和な晴天に恵まれ、24カ国から集結した各クラス総勢187名の選手にて激しい戦いが繰り広げられました。

日本チームは女子U23にて丹野夏波と籔田寿衣が決勝へ進出し、丹野が3位表彰台を獲得しました。

 

下記、各クラスの結果レポート

 

Under 23 男子

前日は準々決勝敗退となった中井飛馬は、第2戦でも終始リズムを掴むことができず、1/8決勝にて転倒し47位でレースを終えました。
転倒よる大きな怪我はなく、2週間後に控えたワールドカップ第3戦に準備を進めます。

同カテゴリーに出場した増田優一は、1/8決勝にて上位を走行するも、前方の選手と接触しコースアウト、次のラウンドへ勝ち進むことはできませんでした。

<中井飛馬 コメント>
今週末はヨーロッパ特有のコーススタイルに終始対応できずに、悔しいレースとなりました。
来週から第3−4戦の会場であるオランダに移動するので、しっかりと乗り込んでレースに繋げたいと思っています。

<大会結果 男子Under23
優勝:BEARMAN Rico (ニュージーランド)
2位:GAROYAN Leo (フランス)
3位:LUI HIN TSAN Tatyan (フランス)
47位:中井飛馬(日本体育大学)
52位:増田優一(大阪体育大学)

 

Under 23 女子

予選1本で通過を逃した丹野夏波(502)は、敗者復活戦であるLast Chance Qualifyへとまわったものの、その後は順調に勝ち上がり、籔田寿衣(501)と共に決勝へ進出。
決勝では、2位で第1コーナーを立ち上がり先頭の選手を追いかけるものの、フィニッシュ直前最後のジャンプにて失速。僅差ではあったものの、0.035秒交わされ3位でフィニッシュ。

前日5位に入っている籔田は、第1コーナーにてラインを塞がれ、後方から追いかける形となったが、順位を上げることができず7位で終えた。

<丹野夏波 コメント>
前日は準決勝敗退、今日も1日苦しいレースが続いていましたが、最後はなんとか表彰台に上がれてホッとしています。
フィジカル面が問われる苦手なコースで、最後も1人抜かされてしまいましたが、改善してきた点も結果に現れてきて嬉しかったです。
次回の第3−4戦オランダ大会でも、継続的に表彰台に登れるよう調整していきます。
日本からの応援、ありがとうございました。

<大会結果 女子Under23
優勝:BURFORD Thalya (スイス)
2位:GOMMERS Aiko (ベルギー)
3位:丹野夏波(早稲田大学)
7位:籔田寿衣(大阪体育大学)

 

エリート 女子

前日の第1戦は準決勝に敗退となった畠山紗英は、準決勝を東京オリンピック金メダリストで地元のSHRIEVER Bethanyと、前日準優勝で日々のトレーニングパートナーでもあるCLAESSENS Zoe に続いて3位にて通過し、決勝へ進出。
アウトコースからのスタートとなった畠山は、最初のジャンプにてバランスを崩し着地にてクラッシュ。結果は8位となった。

<畠山紗英 コメント>
前日は悔しい結果だったので、決勝に進めたことは良かったですが、決勝でのパフォーマンス発揮に課題が残りもどかしい気持ちです。
転んだ際に足首を痛めてしまったので、メディカルチェックをし状況が良ければ、2週間後の第3−4戦大会に調整していきたいと思います。次の開催地オランダは好きなコースなので、楽しみにしています。
たくさんの応援、ありがとうございました。

 

<大会結果 女子エリート>
優勝:SMULDERS Laura (オランダ)
2位:SHRIEVER Bethany (イギリス)
3位:SAKAKIBARA Saya(榊原 爽 オーストラリア)
8位:畠山紗英

 

Text : 三瓶将廣(ヘッドコーチ)

 

<大会決勝映像 ライブ録画>

 

派遣選手団情報

派遣大会:2022年UCI BMXレーシングワールドカップ第1−2戦 イギリス・グラスゴー大会
大会期間:2022年5月27日(金)~ 5月29日(日)
開催場所:イギリス・スコットランド・グラスゴーBMXセンター

<選手>
男子U23
中井 飛馬 (新潟 日本体育大学)
増田 優一(大阪 大阪体育大学)

女子エリート
畠山 紗英(神奈川)

女子U23
丹野 夏波(神奈川 早稲田大学)
籔田 寿衣(大阪 大阪体育大学
西村 寧々花(大阪 Gan Trigger)

<スタッフ>
三瓶 将廣(ヘッドコーチ)
吉村 樹希敢(コーチ)
三瓶 貴公(メカニック)
宮﨑 大地(情報科学スタッフ)

 

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2022年BMXレーシング ワールドカップ第1戦(イギリス)女子U23籔田寿衣5位

5月 29th, 2022

<大会レポート>

BMXレーシング種目の2022年ワールドカップシーズンが、イギリス・グラスゴーにて開幕致しました。
シリーズは全8戦にて争われ、初戦となる本大会はワールドカップ初開催となるグラスゴーBMXトラックにて開催されます。
本大会会場は自転車競技全種目を同時開催する、2023年UCI自転車競技世界選手権大会の開催会場でもあることから、各国本大会のみならず来年の大会へ向けた重要な一戦に位置づけています。

昨年のワールドカップシーズンは、新設されたUnder23カテゴリーにおいて日本チームは男女ともに活躍し、男子は中井飛馬が8戦中3勝を収めてシリーズチャンピオンを獲得。女子も籔田寿衣がシリーズ3位に入りました。

今シーズンもU23カテゴリーを中心としたメンバー構成とし、日本チームはU23男子2名、女子3名に、東京オリンピック代表であるエリート女子の畠山紗英を加えた計6名での参戦となります。

2022年7月に開催される世界選手権フランス大会ではU23カテゴリーが新設されるため、ワールドカップシーズン前半にてリズムを掴み、悲願のタイトル獲得を狙います。

下記、各クラスの結果レポート

 

Under 23 男子

昨年より新設されたU23カテゴリーだが、昨シーズンを上回る、23カ国より82名の選手が参加。2021年シーズンにて初代シリーズチャンピオンを獲得した中井飛馬は、年齢の関係から今年がU23カテゴリー最終年となる。

今大会でも好成績が期待され、予選、1/8決勝と順調に通過するも、準々決勝ではスタートにて失敗。後方からの追い上げる展開となったが、通過圏内の4位までは届かず準々決勝敗退。総合24位にて初戦を終えた。
決勝は1−5位までをフランス勢が独占し、選手層の厚さとレベルの高さを見せつけるレースとなった。

<中井飛馬 コメント>

昨シーズンの結果からはもちろん、本大会直前に参戦したアメリカでの大会でもエリートクラスで表彰台を獲得していたので、オフシーズンでのトレーニング成果と好調を感じながら本大会へ臨むことができました。
準々決勝でのスタートミスや、終始落ち着かない展開が続き、レースをまとめられなかったことに悔しさが残る初戦となりました。
これから長いシーズンが続くので、明日の第2戦でも修正し、良いリズムを掴みたいと思います。

 

<大会結果 男子Under23

優勝:GOBERT Dylan (フランス)
2位:GAROYAN Leo (フランス)
3位:MARSZALEK Hugo (フランス)
24位:中井飛馬(日本体育大学)
43位:増田優一(大阪体育大学)

 

Under 23 女子

昨シーズンにおいて1戦ずつ優勝を収めている丹野夏波と、籔田寿衣に加え、国内ジュニア全日本チャンピオンの西村寧々花が参戦予定であったが、西村は前日の公式練習にて負傷し今大会は欠場となった。
レースは男子同様にエリートカテゴリーを上回る29名の選手が集まった。

丹野、籔田共に予選、準々決勝を勝ち上がり準決勝へ進出。
準決勝では丹野がスタートを決め先頭でレースをリードしていたが、コース終盤の第3ストレートにてジャンプの着地でバランスを崩しクラッシュ。3位を走行していた籔田は、丹野のクラッシュを交わし、2位で決勝へ駒を進めた。 籔田は昨年から5大会連続での決勝進出となる。
決勝ではアウトコースからのスタートとなり、第1コーナーを6位で通過。最終コーナーにて1名を抜き、5位でレースを終えた。 

<籔田寿衣 コメント>

久しぶりのヨーロッパでのレースだったため、テクニカルなコースとハイレベルな戦いになると予想していましたが、第一目標としていた決勝まで勝ち進めることができホッとしています。
予選から細かいミスでラップタイムなどに影響が出ていた場面があったため、明日の第2戦ではキレイな1周ができるように修正していきたと考えています。

 

<大会結果 女子Under23

優勝:SØRENSEN Malene (デンマーク)
2位:SIMPSON Molly(カナダ)
3位:BURFORD Thalya(スイス)
5位:籔田寿衣(大阪体育大学)
16位:丹野夏波(早稲田大学)

 

 

エリート 女子

東京オリンピック金メダリストをはじめ、強豪勢が集ったエリート女子。
日本からは畠山紗英が出場し、全体7位で予選を通過。
決勝進出をかけた準決勝では、スタートにて両脇の選手に先行され、集団後方からの展開に。
通過圏内の4位を狙うも1名届かず準決勝敗退、最終リザルトは全体10位となった。

<畠山紗英 コメント>

今年の前半では、アメリカやヨーロッパでのレース参戦してきたので、レース感覚も十分に準備ができており、長年の課題であったスタートも、直前で自己ベストタイムを更新したため自信を持って現地入りできました。
結果としては決勝まで勝ち上がれず、最後の勝負をできなかったので不完全燃焼でしたが、明日も良いスタートを決めて再トライしたいと思います。

 

<大会結果 女子エリート>

優勝:SMULDERS Laura (オランダ)
2位:CLAESSENS Zoe (スイス)
3位:BAAUW Judy(オランダ)
10位:畠山紗英

Text : 三瓶将廣(ヘッドコーチ)

 

<大会決勝映像 ライブ録画>

 

 

派遣選手団情報

派遣大会:2022年UCI BMXレーシングワールドカップ第1−2戦 イギリス・グラスゴー大会
大会期間:2022年5月27日(金)~ 5月29日(日)
開催場所:イギリス・スコットランド・グラスゴーBMXセンター

<選手>
男子U23
中井 飛馬 (新潟 日本体育大学)
増田 優一(大阪 大阪体育大学)

女子エリート
畠山 紗英(神奈川)

女子U23
丹野 夏波(神奈川 早稲田大学)
籔田 寿衣(大阪 大阪体育大学
西村 寧々花(大阪 Gan Trigger)

<スタッフ>
三瓶 将廣(ヘッドコーチ)
吉村 樹希敢(コーチ)
三瓶 貴公(メカニック)
宮﨑 大地(情報科学スタッフ)

 

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UCI TRIALS WORLD CUP #1 Vic 1/4finals

5月 28th, 2022

大会名:2022 UCI TRIALS WORLD CUP(第1戦)
開催日:2022/05/27-29
開催地:Vic(スペイン)


スペイン・Vicで開催のUCI Trials ワールドカップ第1戦に男子エリート20の土屋凌我が出場。5/27はUCI個人ランキングのトップ10ランカーを除く51名により、A,B,C,Dの4グループに分かれて1/4決勝が行われた。
土屋は次々と高ポイントを重ね5位通過となり、5/29(日)に行なわれる1/2決勝への進出を決めた。
(写真:UCI Trials)
 
リザルト(男子エリート20, 1/4決勝)

以降の大会スケジュール(日本時間)
5/28(土)
16:00-20:30 男子エリート26, 1/4決勝
22:00-00:30 女子エリート, 1/2決勝
 
5/29(日)
16:00-18:00 男子エリート20, 1/2決勝(土屋凌我JPN出場)
18:00-20:00 男子エリート26, 1/2決勝
 
(最後に1/2決勝の上位6名による決勝)
22:15-23:30 女子エリート, 決勝
23:45-01:00 男子エリート20, 決勝
01:15-02:30 男子エリート26, 決勝
 
UCIライブ配信(決勝のみ)
https://youtu.be/2pgD2sPGntM
 
大会情報(ライブリザルトを含む)
https://www.uci.org/competition-hub/2022-uci-trials-world-cup/6hlOWJwfJBjZKA53I6ZGIx?tab=overview

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ロードU23男子チェコネイションズカップ遠征派遣

5月 27th, 2022

派遣期間:
2022年5月29日(日)~6月9日(木)

派遣先:
チェコ

派遣メンバー:
<選手>
川崎 三織 (埼玉 EQADS)
津田 悠義 (愛知 EF EDUCATION – NIPPO DEVELOPMENT TEAM)
寺田 吉騎 (静岡 USSA Pavilly Barentin / 湘南ベルマーレ)
福田 圭晃 (神奈川 Velo Club Corbas Metropole)
山田 拓海 (長野 早稲田大学)
山本 哲央 (山梨 TEAM BRIDGESTONE CYCLING)

<スタッフ>
浅田 顕  (JCF強化コーチ)
市川 貴大 (JCF強化支援スタッフ)
西幹 祐太 (JCF強化支援スタッフ)

<参加予定大会>
6月2日(火)~6月5日(日)Course de la Paix Grand Prix Jeseníky(チェコ/UCI U23 Nations Cup)

 

       競技力向上事業

 

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FISE Montpellier BMXフリースタイル 松本翔海 ジュニア男子 初優勝

5月 27th, 2022

5 月 25 日(水)よりフランス・モンペリエにて開幕したアクションスポーツフェスティバル「FISE Montpellier」にて、26日に行われた BMX フリースタイル・パーク ジュニア男子カテゴリに おいて、松本翔海(福岡県八女市 / 12 歳)が優勝しました。
FISE Montpellier ジュニア男子カテゴリは 17 歳以下クラスとして開催され、41 名のライダーがエントリー。
前日の予選を勝ち抜いた12 名が決勝進出となる中、予選 1 位通過で決勝に進んだ松本。初の国際大会出場で巨大なパークに苦戦しながらも、トリプルトラックドライバーやステップダウンでの 360 テールウィップなど、持ち前の高難度トリックを出し切りました。
なお、FISE Montpellier には UCI BMX フリースタイルワールドカップシリーズが組み込まれており、今回が 2022 年の開幕戦。
ワールドカップシリーズは約 2 年半ぶりの開催となります。日本から、東京オリンピック代 表であった男子・中村輪夢に加え、強化を進めてきた若手有望選手が参戦しています。


<遠征情報>
派遣大会:2022年UCI BMXフリースタイルワールドカップ第1戦 フランス・モンペリエ大会
2022 FISE Montpellier BMXフリースタイル・パーク ジュニアクラス
大会期間:2022年5月25日(水)~ 5月29日(日)
開催場所:フランス・モンペリエ

<選手>
男子エリート
中村輪夢(20)
溝垣丈司(16)
高木聖雄(32)
大和晴彦(19)
石井駿哉(16)

女子エリート
内藤寧々(16)
大池水杜(25)

男子ジュニア
松本翔海(12)

<スタッフ>
出口智嗣(ヘッドコーチ)
中村辰司(メカニック)
網川翼(マッサー)
勅使川原大地(アシスタントコーチ)

<大会情報>
大会公式サイト FISEワールドシリーズ
https://www.fise.fr/en

ライブ配信
日本時間 5月27日(金) 20:15〜(予定)
WOWOWオンデマンド「FISE World Series モンペリエ」
https://wod.wowow.co.jp/series/50560

 

写真提供:Hurricane – FISE

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2022年 UCI BMXフリースタイル ワールドカップ第1戦 派遣選手団

5月 26th, 2022

BMXフリースタイル種目ワールドカップ2022年シリーズが、今週末5月25日(水)よりフランス・モンペリエにて開幕します。
UCI BMXフリースタイルワールドカップシリーズは、アクションスポーツフェスティバルFISEワールドシリーズのBMX種目としてプログラムに組み込まれ、2016年に同会場モンペリエにて初開催となってから早くも7シーズン目を迎えました。

日本チームは、東京オリンピック代表であった男子中村輪夢、女子大池水杜に加え、次世代ターゲット選手として強化を進めてきた若手有望選手とともに参戦となります。

また今大会はWOWOWオンデマンドにて配信が予定されていますので、日本からの応援をお願い致します。


派遣大会:2022年UCI BMXフリースタイルワールドカップ第1戦 フランス・モンペリエ大会
大会期間:2022年5月25日(水)~ 5月29日(日)
開催場所:フランス・モンペリエ

<選手>
男子エリート
中村輪夢(20)
溝垣丈司(16)
高木聖雄(32)
大和晴彦(19)
石井駿哉(16)

女子エリート
内藤寧々(16)
大池水杜(25)

男子ジュニア
松本翔海(12)

<スタッフ>
出口智嗣(ヘッドコーチ)
中村辰司(メカニック)
網川翼(マッサー)
勅使川原大地(アシスタントコーチ)

<大会情報>
大会公式サイト FISEワールドシリーズ
https://www.fise.fr/en

ライブ配信
日本時間 5月27日(金) 20:15〜(予定)
WOWOWオンデマンド「FISE World Series モンペリエ」
https://wod.wowow.co.jp/series/50560

Photo : UCI BMX World Cup

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